門塀更新工事
・ 出勤時に見る門塀が日々変貌する様は今や私の楽しみである。工事は極めて順調。特に正門は徐々に完成形に近づきつつあり、その「威容」がはっきりと確認出来る。威容としか表現するしかないように存在感を示しつつあるが、ちょっと大き過ぎないか?表札も設置されたが、何か小さく見える。拙筆を覚悟で、それでも一生懸命に下書きを書いている時には字が大き過ぎると思ったものだが、ここまで門柱が太いと表札の字が小さく見えて仕方がない。塀の色彩バランスも自信がないが、もう仕方がない。28日に理事会で内覧会、31日の2学期の始業式で完成修祓式、この日、生徒には記念品を配る手筈となっている。
・ 前任校では同じように4月着任で、盆明け8月20日には3年生の教室にクーラー設置を完了した。生徒・保護者には感謝されたし、組合にもこの点は評価された。費用は同窓会の支援であったが、今回も8月末には「浪速改革のシンボル的設備」がご関係の皆様のご支援で完成する。まったく同じような道を辿っている。木村改革の一つの手法と意識しているわけではないが、得意とする「早業」を誇りたい。たった一人で誰も知らず、赴任してたった半年ですよ。理解し、協力してくれた教職員の成果でもある。生徒も教職員も9月以降胸を張ってこの門をくぐってくれるだろうと思うと正直嬉しい。改めてご援助頂いた保護者、PTA、神社庁、お取引き会社等に御礼申し上げたい。
・ 設備担当がご寄付頂いた方々のお名前を銘板に刻むべく「前書き文」を作れと来室。以下の文章とした。
「平成19年1月、学校法人大阪国学院理事長として着任、同年4月には浪速中学校・高等学校の校長を兼務した。大正年間に創立され、幾多の人材を世に送り出して来たこの伝統ある名門校を未来永劫にわたって存続発展させるために「不易と流行」を根底に据え、ダイナミックにかつスピーディに「浪速改革」を進めた。「新しい風」は間違いなく起こり、新浪速丸は着実に安定航海に入った。改革・革新の範囲は教育課程は言うに及ばず、教職員の意識改革を含め、聖域無く全ての分野に及ぶ。学校改革の目的はここで働く「教職員と本校を選択してくれた生徒の為」である。ここに「浪速改革のシンボルゲート」として正門・塀を大正年間創立当初のイメージに合わせて全面更新し、改革の着手と船出を確認し、今後とも弛まぬ進化の努力を誓う。これらは本校に関係する多くの皆様の浄財を得て完成されたものであり、ここにお名前を刻み、心から感謝申し上げたい。」