1.校長の朝
・大体7時30分頃には正門に入る。まず学院神社と祖霊社にお参りして生徒、教職員、学校の一日の無事を祈る。その後執務室に自ら鍵を開けて入る。(私の留守中、部屋に入れる人間は限定している。)パソコンのスイッチを入れ、昨日夕刻に来ている決済書類を処理。その後当日の段取りを頭で整理。然る後新聞数紙に目を通す。教育覧で必要な部分は赤枠を入れ後刻コピー。そのうちに教員がそれぞれ部屋に入って個別の相談や決済。
・8時30分事務長、事務長補佐との法人業務、学校事務の朝会、理事長としての職務が大体ここで意志決定される。資金収支、消費収支、手当類他チェック。事務職員に問われるのは論理性と確実性、それに文書作成能力。当然スピードも求めている。実に良くやってくれている。高く評価。
・9時00分学校管理職との朝会、高校教頭、中学教頭、入試広報担当の教頭、それに前述の事務長との5名協議会、学校で起きていること、やらねばならないこと、対保護者、PTA、部活、生徒指導、対塾・中学校他矢継ぎ早に情報を共有し、ベクトルを合わせる。この朝会では特に校長として管理職としてのビヘイビア「あるべきマネージメント」を指導する場面が多い。「業務を右から左へ回すだけでは管理職の仕事ではない。変える!、価値あるものを新たに創り出すことが管理職の仕事」などと指示や指導を繰り出す。教員という職務経験だけではマネージメントの本質は余程の努力がなければ身にはつかない。だから学校は変わらない。4月以降一新された本校の管理職は現在極めて良い経験を積んでおられると私は思うが・・・・。それに情報を得る場としても本会議は重要。情報、情報と言い続けているが時に校長の方が情報入手が早い局面もある。長くても30分で終了、長いのは嫌いである。
・10時になってやっと一人に解放される。これからが自分の時間である。しかしその後も授業の空き時間の先生や分掌の主事先生クラスが入れ替わり立ち替わり部屋に入ってくる。自分の仕事の方法は「教員を待たせない」ということ。教員は授業もあり時間に追われているので、出来るだけ早く校長の意志決定をすることが彼らの為になると信じて早い決済を心がけている。
2.大阪市立住吉中学校訪問
長い歴史を有する名門中学校、3500人の生徒数を擁する時代もあったとか、それが今300人強。隔世の感あり。 住吉小学校、住吉中学校、住吉高校、大阪大学のキャリアを誇った中学校である。
3.14時から上六 シェラトン都ホテル
財団法人「大阪國學院」(寺井種伯理事長・大阪天満宮宮司)設立30周年パーティの来賓として出席のため出張、大阪中の神職の方々が400名近く、今日はお集まりになるそうだ。これは学校法人「大阪国学院」の理事長としての仕事。