2007年9月9日日曜日

9月9日(日)結婚式出席

結婚披露宴
1. 私も少し年老いたかな。今日は本校教諭のおめでたい結婚式。依頼を受けた主賓の挨拶、自己評価で今一つ。「あがった。」のだ。まさかこの僕があがるとは!?しかし本当に久し振りの結婚式であった。企業勤めのときは、それは多くの機会があり、職位があがるにつれ増えていったものだが、まさか学校勤務の今、結婚式に参加できるとは思いもしなかった。それにしても「学校の先生の結婚式」とはこのようなものか。感動的でした。I 先生有難う、招待してくれて
2.場所はなかもず駅から泉北高速に乗り換え、深井駅近くの総合結婚式場。アメリカ地方都市の郊外を思い起こさせるような乾いた感じの町で高架の高速道路に沿って歩くとローソンの勤務員が僕に教えてくれた「お城があります。すぐ分かります。」と言うのは間違いなく、タワーのあるヨーロッパ中世の古城を思わせる建物が日本的なラーメン店やうどん店などの並びに突然現れてくる。
3.内部はベルギーのノートルダム寺院を模したもので、大聖堂はまことに立派であった。僕は讃美歌に感傷する。特に「312番」:
    「いつくしみ ふかき ともなる イエスは 
     つみ とが なげきを とりさりたもう

    こころのうれいを つがなくのべて・・・・アーメン」(違っているかもしれない
  ともう一つは「アベマリア」だ。「神道も仏教もキリスト経も有難きかな。」
4.結婚式は新郎新婦だけではなくてご招待を受けた全員がやはり「過ぎし人生の回顧の機会」、若人には「今後、来たるものへの期待」などご両家、ご親戚を含めた複雑な感情が織り交ざって、披露宴会場に漂うのだ。僕はこの雰囲気が好きなのである。
5.まことに美男美女の素晴らしいカップルが誕生した。本校の卒業生で本校の将来有望な新進気鋭のイケメン教諭、全日本の元チャンピオンで指導者としても全国的に有名な教諭、人柄がにじみ出ている、けれんみのないさわやかな式であり、披露宴であった。花嫁は愛媛から。知性を感じる美しい近代女性。どこかしこに本校の卒業生、大学の先輩後輩、本校教諭も多く招待されており、服装も決まっていた。ただ、一人の先生は黒服に茶色の靴を履いており、ある先生は上から下まで黒ずくめなのに靴下のみが白く輝いていたが・・・。
6.圧巻は3年生の部活の教え子が勢ぞろいし、演技とコミカルに歌など歌って祝福に来ている。嬉しかったのはパーフォーマンスが終わった後、新郎新婦を入れた記念写真に「校長先生、校長先生」と僕を呼び入れてくれたことだ。恥ずかしかったが嬉しかったなー。
6.16時30分に始まり、お開きは20時、外に出ると蒸し暑い。タクシーを急がせ、21時からのテレビ番組:黒澤明監督作品のリメーク版「生きる」を楽しみに天王寺へ一路。今日は体調もあり一滴も飲まなかったが、やろうと思えば出来るのだな。これまた生まれて初めて。まだ本校には独身の先生が多くおられる。出来ればその時がくれば「ご招待」してください。