・ 昨日のブログの反響が早速あった。国語科の教員が部屋に入って来て「四訪」というのは深い意味はなくまず「再訪」「三訪」「四訪」とあり、「五訪」だってあっておかしくないというのである。「なるほど」とすっきりとクリアできた。有り難い。
・ 合わせてこの先生、「墨跡淋漓」ではなくて「墨痕淋漓」と使わねばならないと僕の間違いを指摘してくれたのである。意味は筆で書いた文字が黒々と生き生きとして勢いの有る様をいうのですと教えてくれた。「有り難う」また一つ賢くなった。嬉しい。
・ 今朝の新聞で気になった記事は扱いは小さいが各紙とも取り上げている「勤務時間内の組合活動・・・厳格化で9割減少・・大阪市」である。勤務時間内に不適法な組合活動を有給で行う「ヤミ専従問題」である。
・ 国から「余りにも酷い」と見直しを求められていた大阪市では今年4月から9月までの半期で時間内組合活動の許可件数が992件で前年の90.1%減になったという。許可時間も1439時間で94.5%の減少という。
・ 市は「勤務時間内に開いていた会議を時間外に開いたのではないか。組合活動に支障が出ているとは考えていない」とコメントしている。しかしそれにしても大きな組織だから減ったといってもまだ「1000件、1500時間の勤務時間内組合活動に給料が支払われている」のだ。驚くばかりである。
・ 組合活動に支障を来たしたり、弊害をもたらすような施策や干渉は許されないが「このご時勢」に給料を貰いながら組合活動をせざるを得ない大阪市の職員団体と行政当局の複雑な思いは想像できる。
・ とにかく大阪市は長い間「ながら条例」というものがあり、これを廃止するにも時間を要したが今回の「職務専念義務免除」の対象の見直しが大きな効果を生んでいると言うことは言えそうだ。「正常化」しつつあるということか。
・ 本校では勤務時間内の組合活動は「認めていない」。小さな所帯であるし、全員が走り回って頑張っており、そのような暇がないというのと組合員が揃う時間帯は放課後遅くなるということだろう。
・ 勿論機関決定のために外部会議に出席せざるを得ない役員が「職免許可申請」が出てくれば一件審議で判断することになる。
・ 今日は「公認会計士」が来校されて監査の日である。始まる前にしばらく懇談するが話題は当然「厳しい経済状態」で、ここでも担当している決算見通しや企業の状態について話題が集まる。「本当に大変」らしい。特に銀行の貸し渋りなどは不動産業などに酷いものがあるらしい。
・ そういう中で兼ねて依頼していた事務室勤務の人材について、一人の候補がいてその方の履歴書を見せられた。今企業は人員整理に入っており、「買い手市場」だという。何とか良い人材を得たいので今後とも宜しく頼みますとお願いした。
・ 昼休み「ボクシング部と弓道部」が入室。近畿大会や全国大会への出場祝い金と激励金の手渡しだ。当然のことながら部員は喜んで顔がはち切れんばかりだが、事務長は財布の中身を知っているから複雑だ。しかし弓道部には何時も出している感じがするなー。
・ ボクシング部は伝統あるクラブで支援を惜しまないが今居る選手の後輩を養成していかないと先行き苦労する。余程の根性がないとこのクラブはつとまらない。亀田親子でイメージを損なったが本質は「美しいスポーツ」だ。
・ 昼休み、理数科の科長がY常勤講師を連れて入室。先の1年生の「実力テストのクラス別得点分布」を整理して説明してくれた。中々分かり易い資料であった。この若い先生、「ITの達人」と聞いていたが今日は「その片鱗」を見せて貰って嬉しかった。
・ 聞けば枚方から90分かけて通っているとのこと。「自分は長男で親の面倒をみなければ成らないから自宅から通勤します」ときっぱり。立派である。親孝行ができないような人間は先生の資格はないと思っているから「感じ入った」。
・ 風邪の直りが遅い。午前中はまだ調子が良いが午後近くになると少ししんどい。昨日来校してくれた卒業生がお土産に持参してくれたお菓子が殊の外旨い。「福井県勝山市の銘菓」という。
・ 金花堂「はや川」の「羽二重くるみ」というもので本当に品のある味でくるみと餅のコンビが何ともいえない。事務室やら理事長室に入ってきた人には一個づつ差し上げている。
・ 今日は「浪速中学校の授業参観日」である。保護者の出席率は75%だからこれは異常に高い数値なのか他の私学はどうなのか分からないが大変結構なことだ。午後1時30分から50分授業が始まった。
・ 初めて全ホームルームを回って様子を見てきた。1年生は2クラスが国語で後一クラスが社会、2年生は技術と理科で3年生は英語だ。突然教室に入って行ったので先生も生徒も驚いていた。「良い授業」であった。
・ その後学年集会と学級懇談会があり、特に2年生と3年生は高校進学の話があるから副校長が担当してご説明することになる。概して高校に比べ中学の保護者はお子さんが小さいこともあり「学校教育にご熱心」である。
・ 今週21日(金)「広島県私立中学校高等学校教頭会」の先生方が30名近く「浪速改革」についてお聞きしたいと訪問される。私は本校ホームページを読んで頂ければそこに全て書いてありますというのだが受け入れセンターの高校副校長との調整でやはり現場を見たいということになった。
・ 初めての「大型の訪問団」である。誠意をもってお迎えしなければならない。私の話がメインだと要望されており、それならばとまだホームページにアップしていない新しいテーマでもお話ししようかと資料準備に入っている。