2010年1月30日土曜日

1月30日(土)ボーイスカウト大阪第165団











・ 本校は正式に「日本ボーススカウト連盟」から加入を認められて大阪連盟阪南地区に所属し活動することとなった。「名誉」なことである。昨日、「東京本部から取材」の為大阪連盟の役員の方と学校に見えられ、ご挨拶する機会があった。
・ 時間のあった先生方にも同席していただいて「夢を語る懇談会」となった。「学校にクラブ活動としてボーイスカウト活動が誕生」したことは「日本ボーイスカウト連盟本部」でも話題となっているそうであり、そのための取材だと言われる。
・ 機関紙「はんなん」には私の「発団にあたってのあいさつ文」が掲載された。「公式メッセージにアップ」されているのでお目を通して頂ければと思う。今日の取材で全国版公式機関誌の「Scouting」に掲載されることになるのか。
・ 我々は今スタートしたばかりで具体的な活動はこれからであるから、中身はまだない。「注目されるのが恥ずかしい」が「生徒の為になること」であり、一挙に立ち上がっては行かないが「徐々に力をつけていきたい」と私は述べたのである。
・ 団番号は「大阪第165団」である。クラブ活動の一環としたのはその方が「支援をし易い」からである。学校がクラブを支援するのは当然である。元々の発想は本校「教育の目的」に「奉仕の精神を養」ことを入れたことが起点である。
・ その前にまず「浪速生活の綱領」をまとめ、その中に「世のため、人の為に尽くす」を入れている。「人様から感謝される行いをする人間になろう」ということである。まさしく「神社神道の精神を有する本校の真髄部分」である。
・ 「豊かな心、すがすがしい心、人から感謝される喜び」を生徒に感じてもらい、心と体と頭を鍛える、一言で言えば「頼もしい人間」に育って欲しいと念願しているということである。この「頼もしいの言葉」に思いの全てが含まれている。
・ 全く新しい形のもので「地域とは別個に学校内にボーイスカウト団」があるというのは日本全国広しと言えども大学は別にすれば浪速だけではないのか。それだけ「我々には責任」がある。「試行錯誤」となるが「坂の上の雲」であり、勇気を持って取りに行かねばならない。
・ 今年は「第15回日本ジャンボリー」が静岡県の朝霧高原で行われる。「テーマ」は「世界に向かってでっかく羽ばたけ」である。私は本校の生徒に地域への貢献やキャンプなどを通じ「優しいそして勇気のある青少年を育成」するために頑張って行きたいと考えている。
・ 金剛山の麓には「多聞尚学館」があり、この度「堺市に校外グラウンド」を保有することとなった。私は大阪連盟の役員の方々にこれらの施設を「どうそご自由にお使いください」と申し上げたのである。
・ この浪速ボーイスカウト第165団が「地域への貢献」「各種社会的行事やイベントへの応援」などで活躍してくれれば有り難い。昔あった「林間学校」なども生徒の希望者を募って「キャンプ」を張ったらどうかという考えもある。
・ 地区の子どもたちを本校のボーイスカウトメンバーが多聞尚学館に招待して金剛山の「クリーンアップ作戦」とう考えもある。アイデアは色々と浮かび上がってくるのではないか。

・ 又昨日は時間があったので「堺のグラウンドの工事進捗状況」を視察に訪れた。着々と進んでおり周囲の「潅木」や草木の伸びたものを伐採していた。何しろ広いものだから大変であるが「散髪屋」に行ったみたいで「さっぱり」した風景に変わりつつある。
・ 周辺では最も高い位置にあるからとにかく「見晴らし」が素晴らしい。これでバックネット裏に「観覧席」でも完成すれば「眺望は一幅の絵画」になるだろう。生駒山脈、葛城、金剛山と「パノラマ」みたいに広がる。
・ 私は「防球ネット」が完成すれば周辺に「桜の樹木」を植えたいと思った。これが満開になったらさぞ「美しい」と夢想するのである。本当に「良い買い物」をしたと思う。とにかく35分で十分行ける距離にあるから機動的で、今後多聞尚学館とこのグラウンドは頻繁に行く場所になる。楽しみである。
・ 昨日は「グラウンドの正門」になるところの工事をされていた。高台の最も良い位置に門が出来る。右は「堺カントリークラブ」の正門である。ここの名盤(表札)は御影石に彫られた素晴らしいものであるが本校はこのような「贅沢なもの」は出来ない。
・ 今の考えは本校の正門の表札が「関西大学連携浪速中学校」に代わるのにあわせて取り替えるから今のものを「流用」してグラウンドの正門の表札にしたらどうかと担当には言っているのである。

・ 「願書受付もトラブルなく順調に山場を過ぎた」。受付件数は昨日16時で2531件である。今日は土曜日なので休みであるが後残り2月1日と2日でまだ数十件出るだろう。郵便局からの連絡では「検定料を振り込んでくれた保護者は2591件」である。計算では後最大60件は出る筈である。
・ 昨年の2466件は既に大幅に超えている。又「専願受験者が昨年対比で大幅に増えており」、これに浪速中学校からの進学者が付け加えることになるから専願数は「新記録」となるだろう。「嬉しい限り」である。しかしまだ「蓋を開けるまでは分からない」。問題は勿論「戻り」である。私は「心配性」なのである。
・ 受付会場は縮小して後残った2日間は事務で行う。「教室の清掃、レンタル椅子の手配、会場段取り、臨時のトイレ増設」などやることが山ほどある。2500名超えて、中学3年生が2月10日に本校に来る。これだけの大人数は初めてのことである。
・ 採点作業も量が多いが、慎重が上にも慎重に進めなければならない。そのため今年から教務部は新たな方策を考えてくれている。2月11日の「生徒面接試験」とあわせて年度末の大きな山場である「高校入試の足音」が確実に聞こえてきた。