1.高校入試説明会
・ 遂に「入試シーズン」が始まる。今日が初日で今後順次開催されていく。11月17日(土)、12月8日(土)だ。今日の初日に何名お越しになってくれるか、私を含めて「私学の教職員の心配の種」はこれだ。今日から学校は中間考査であり、試験後生徒は完全下校とし全教職員が手分けして対応する。
・ 二つの駅に立っての道案内も仕事だ。看板や腕章をしたりしてご案内する。そのようにして今年はというと、「例年よりは大幅に増えた」生徒・保護者が体育館に集まり14時説明会はスタート。「ほっと、一安心」入試広報室の面々も安堵の顔を見せている。
・ 今回からプログラムの最後に「校長の挨拶」というより「校長のプレゼンテーション」を入れた。大体、何時ものスタイルは冒頭「皆様、大変お忙しい中を、お越し頂き、有難うございました。・・・。」で当たり障りのない話になるのであろうが、そのような形にせず、「紅白歌合戦のトリ」に校長を立てようと入試広報室は考えたらしい。大分考えが変わってきた。
・ 時間は10分しかくれなかったが校長としての責任は無事に果たした。このあと学校案内と個人相談が続く。広報室の教員が沈んで校長室に入る、「すいません、襟マイク、4秒しか録音が出来ていませんでした。」「えー!?」
・ 前にも入試担当教頭に言っているのだが、広報室の説明が何時も55才を過ぎた男の教師であり、「何とか新しいプレゼンターを考えて、変えるように!」言うのだが、今日も教頭とベテラン教諭の二人のおじさん教師が対応していた。もっとも安定感と安心感はあるが。
・ 来週の土曜日は遂に「中学校入試のプレテスト」が始まる。何名の小学校6年生が浪速中学校のテストを受けてくれるか、これまた心配の種であるが、出足は昨年をすでに超えている。中学校の職員室には黒板に「後なん日ではなくて、今日現在、XXX名」と書いてある。この感じで「私学が抱える本質的な苦労」が分かるというものだ。少なくとも同じ教員でも公立の教員には分からない感情だ。こういうのも見ると教職員が切なく、いとおしくなってくる。言葉は悪いが、「飯の種だ。頑張っていこう!」
2.老人ホーム受念館慰問
・中学生の総合的な学習の一つとして単元「共に生きよう」をテーマとして本校中学生が、先ほど収穫した「浪速農園のお芋」を持参して住吉区にある老人ホームを慰問する日程が本日固まった。10月23日(火)である。
・ 高齢者や障害のある人と交流し、触れ合う活動を通して生きることの大切さと自分に出来ることを考えてもらうことが目的だ。「良い教育を実践している。」と浪速中学校を我が学校ながら「誇り」としている。
3.雑誌に浪速中学校が・・・・!
・権威ある雑誌、プレジデント社「ファミリー」の12月号の特集記事「全国お買い得私立中学200校」に「浪速中学校」が登場している。「バリュー校」としてである。
・「数字はあくまで手がかり、学校の流す「汗」に注目せよ、大阪の浪速は「お買い得」」と書いてくれている。素直に喜ぼう。少し、元気になった。世間は見ていてくれる。先生方、頑張ろう!