2010年6月1日火曜日

6月1日(火)一斉参拝と衣替えの日






















・ 6月1日、「一斉参拝の日」であった。「衣替えの日」でもあり、生徒の集合する隊列では「男子生徒の白いシャツ」が目立つようになっている。見た目、「さわやか」で感じが良い。学校の教職員も今日から「クールビズ」である。
・ 校内の「武道館」の建設現場では「基礎の掘り方」が始まっており漸く本格的工事が始まっている。ゼネコンの南海辰村建設さんには昨日31日に契約金額の1/3を振り込んだ。夕方には先方から電話があり「確認」があったという。
・ 次の振込みは恐らく10月頃か、いわゆる「棟上」がなされた時に1/3を振り込む予定である。残りは来年1月全ての工事が終わった段階となる。「資金計画」は万全であり、全く問題は無い。
・ 一方堺のグランドの「土地代」についても全ての事務処理が終わったのでこの6月8日に支払うように「決裁処理」を行った。大金が出て行くが3年でここまで「財務内容が健全化」されたので全く不安は無い。
・ とにかく堺の方はこの「19日に竣工式」だから工事に手抜かり無く進めないといけない。今日も寸時を惜しんで視察に出かけた。これからは毎日現地に行くことになろう。「目が離せない」のである。
・ 見えにくかった「浪速ふくろうスタジアム」の文字部分に白色のテープを張ったらしく大変良く見えていた。これで取り替えなくて済む。しばらくはこれで行きたい。無駄なお金を使わなくて済んだと喜んでいる。

・ ところで初めてグランドに来られる人には道が分かりにくいかも知れないので、「分岐となる要所」の2ヶ所に「案内板」を設置しようと考え、見積もりを頼んだら何と月額6万円もかかると聞いて私は完全に「ドン引いた。」
・ 当初は年額かと思ったら月額だと言う。年間72万円も出してまで外部に案内板を出す必要はないので取りやめた。しかし今回学習したのはこのような「PR看板」は今や大きなビジネスだと言うことである。
・ パソコンで道順を書いた案内文が簡単に作れるし、元々本校生徒のためのものであるから外部の方には必要はないのだ。それに大きな試合の日には分岐点にプラカードを持って本校の生徒が立って案内すれば「事は足りる」。

・ 良い話しがあった。ブログを読んだPTAのあるお方から「エアコンを寄付したい」と昨日申し入れがあったのだ。このお方「電設資材会社の社長」さんで、バックネット裏の「ロイヤルハウス」に設置するクーラーを一式寄付したいという申し出であった。感謝申し上げて有り難く頂くこととした。助かったのである。
・ 先にはPTAからグラウンド周囲にグルリと「桜の植樹の寄贈」が決まりここは「桜の名所」となる。見積書が出てきた。遠く九州から運んでくるそうである。根回しをしてある程度の大きさで36本もまとまったものになるとそう簡単には手に入らないらしい。PTAと教育後援会からの寄贈でこれは賄って貰えるから助かった。
・ 又今朝ほどは硬式野球部、軟式野球部、サッカー部、ラグビー部、アメリカンフットボール部の保護者会・OB会合同で「備品」の寄贈の話が持ち上がっている。クラブハウスで使う「冷蔵庫」「アイス製氷器」「モニター」である。
・ 又食器などを入れる食器棚やヤカン、コップなども必要だろうと思う。上記のクラブが合同で寄贈してくれれば大きな負担にはなるまい。まとまったら嬉しい話である。極力ご迷惑はかけられないから自力でやるというのが私の考えである。
・ 「大引シート」が設置されていた。黄色と緑色のコンビネーションが格好良い。OBで現オリックスの大引選手からは100万円の寄付があり、これは大引シートと名づけ大きく顕彰することにしたものである。
・ 「自動販売機」も必要である。選手や保護者などが飲み物など適宜買えるようにしなければならない。この周辺にはお店など全くない不便な地なのである。選手もおなかがすくだろうから今学校のカフェテラスにあるカップ麺やパンなどの自販機も必要だと思う。
・ 早速事務の担当に検討に入るよう指示を出した。勿論売り上げのいくばくかは「施設使用料の名目」で頂かなくてはならない。電気代もかかるからである。自販機については特に「ごみの処理」が大切で今日も大きな「ゴミ箱」の設置場所を決めてきたのである。
・ 今日の視察で私は「大きな時計を設置する」必要を感じた。「ソーラー時計」でグランドからと駐車場からの両サイドから見える大きな時計である。表裏に時刻版があるもので、これはこのグランドを一際存在感溢れるものにするだろう。
・ これは「同窓会からご寄付」頂けるように同窓会長にお願いした。本日快く了承していただいたのである。このようにして「多くの皆さんのお気持ちが入った総合球技場」というのが良い。椅子とか机とかも必要である。ばたばたと決めていかねば成るまい。
・ しかし「請負会社の責任者のU氏と現場責任者のK氏」は信頼に足る素晴しい人物である。まず仕事熱心、誠実である。要らぬことは決して言わない。施主の思いを慮って黙々と良い仕事をしてくれている。
・ 私はこの二人を「大いに評価し、頼り」にしているのである。会社は決して大きくはないし有名な会社ではないが、「人物やその人の仕事ぶり」とは決して会社の規模では図れないということだ。「浪速ふくろうスタジアムはこの二人を得た幸運を喜ぶべき」である。

・ さて特にこの「浪速ふくろうスタジアウム」で主体的に使う運動クラブの監督やヘッドコーチの人事であるが、これはまったく「白紙状態」である。まだ一切考えていないし今まで「誰にするか口にしたこともない」。
・ これだけの設備を使って行う高校の教育である。幾ら「スポーツと言っても教育活動の一環」であることは間違いない。誰に託すか現在深く静かに検討が進行中である。慎重に決めて行きたい。こういう人事は「噂が出たらお終い」である。間違いなくその人事は「パー」となる。
・ 企業でも何でも「人事は秘匿を旨とし、結果が全て」であることは間違いない。今年の春の校務分掌の人事でも私は誰とも相談せずに一部の人事を決めた。高校2年生の学年主任と生徒生活部長、進路指導部長、そして高校教頭、入試広報担当教頭である。
・ 又中学の関大コース長もそうだった。初の女性分掌部長の保健体育部長も私が決めた。又先には筆頭副校長の退職人事も半年間極秘で誰にも洩れていなかった。勿論どの先生に本校の「専任教諭」になっていただくかは特に私の専決事項である。
・ このように人事というものは結局一人の人間が「その組織をどのようにしたいか」で決まってくるもので「相談して決まる」ものではない。副校長先生や教頭先生には「意見具申権」はあるが「最終意思決定」は私なのである。クラブの顧問指導者についても然りである。「外部からの人材登用」も当然あり得る。特に「運動競技は指導者」にかかっている。駄目な指導者にかかっていては100年経っても強くはならないだろう。