・ 建設中の堺市の「校外多目的グラウンド」の名称は「堺多目的総合球技場」を副にして主名称は「浪速ふくろうスタジアム」とすることは既に書いた。我ながら「良いネーミング」だと思うのである。
・ 「学校校地認定」のために本日大阪府の私学課のご視察を受けた。「私立高校就学支援制度」で大変お忙しい中をご視察頂いて有難いかぎりである。これで又一つの節目を通過した。加速して完成に向かわねばならない。
・ 今は最終完成に向けて「細々(こまごま)」としたことを決めている段階である。例えば「観覧席のシート」について、これを説明するための小さなプレート(看板)を製作中である。1塁側、3塁側双方には30席のスタンドが出来るがそのシートである。
・ シートの色はホーム側が「安全を意味する緑」で相手側の3塁のシートは「注意危険信号の黄色」とすることは既に書いた。ちょっとした「遊び心」である。三段になっており結構「見栄え」が良いものになるだろう。
・ 練習試合や将来公式戦球場となる可能性もあり、又「保護者の応援席」も必要と考え用意したものである。コンクリートの階段にプラスチック製の椅子を置くだけなのであるがこのシートを「大引シート」と名づけることとしたのである。
・ 大引とは「現プロ野球オリックス・バッファローズの大引啓次選手」のことである。彼は2000年4月本校に入学し「2001年の春の選抜で甲子園に出場」しベスト8に躍進した時の立役者で3年生では主将としてチームを引っ張り大阪大会では5本塁打を放っている。
・ 2003年「法政大学に入学」し、4年次には主将で首位打者2回、打点王と盗塁王を一度づつ取得。「ベストナインには5度も選ばれ六大学リーグ歴代4位となる通算121安打を記録」したスラッガーである。
・ 世界大学野球選手権チームの主将にも選ばれるなどその技と指導力、人徳は高く、2007年オリックス・バッファローズにドラフトで入団し開幕戦には8番遊撃手としてスタメンで出場するなど「輝かしい球歴の持ち主」である。
・ 私は何回もお会いしているが会うたびにその「人柄に感心」する。さわやかで礼儀正しくこのような卒業生を有していることに幸せを感じるのである。一言で言えば「若いのに出来物」ということである。彼はたとえ将来現役を引退しても立派な野球の指導者になれると私は確信している。
・ 大引選手は住吉区の由緒ある「神須牟地神社」という神社の子息として生まれ、神社神道の本校に当然のように進学し、「在学中は成績も良く誠実な人柄で多くの仲間に慕われていた」という。勿論私は在学中の彼を知らない。
・ 大引選手を知ったのは3年前私が理事長に就任した時であった。ご両親が学校に見えられ、何とオリックスとの契約金の中から100万円を母校のためにと「ポンッ」と寄付してくれたのである。
・ まさか卒業生の中にプロ野球の選手が居て契約金の中から母校に寄付をするなど「世の中の話にはある」とは聞いてはいたがまさか自分がその当事者になるとは夢にも思っていなかっただけに、このような初めての経験は驚きと共に、すがすがしい感動に心が満ち溢れたことを覚えている。
・ その後大引選手は毎年オフには校長室に顔を出してくれ「オリックスのカレンダーを持参」してくれるのが年中行事となっている。そして昨年の冬に来られた時に堺のグランドのことを話したら「目を輝かせて」喜んでくれたのである。
・ その後ほどなくして父君が「息子から100万円預かって来ました。新球場建設の足しにして下さいということでした」と申し出を受けたのである。私は感激感動で体が震えたのである。金額ではない。彼の気持ちが嬉しかったのである。
・ 私はこの時に決めた。この100万円は新球場のどこかで有効に活用し「大引の名前を入れて顕彰」したいと考えたのである。そしてグラウンド担当の教諭が大引選手と連絡を取り合い、複数の案から彼の希望も取り入れて「シート」としたのである。
・ それが「大引シート」の由来である。大引啓次選手とはそういう人物である。ますます私はファンの一人として応援しているのである。「6月19日の竣工式には生徒の安全祈願祭を行うがその斎行を父君の大引宮司にお願いした」ことは言うまでもない。
・ 「浪速ふくろうスタジアム」に「神木である楠木」を一本寄贈することとした。ここは出来るだけスペースを確保したいから「学院神社の分社」を設置することは考えていない。だから神社に関係の深い「クスノキ」で行くことを考えたのである。
・ 未来永劫ここで汗を流す本校の生徒諸君を見守ってくれるだろう。そこでこの前から近隣の植木屋さんを当たって適当な楠木を探し、ようやく見つけたのである。この樹を植樹することと決定した。
・ 「費用負担は名誉理事長、理事長職務代理、それと理事長の個人負担」とすることとした。3人で割れば高くはない。楠木は成長も早く「スタジアムを彩る銘木」に育ってくれることを祈るばかりである。
・ スタジアム入り口「正門の表札の位置」を決めてきた。右には立て看板でこれは住吉本校の正門に掲げてあったものを流用して予算を助ける。「関西大学連携浪速中学校」に校名が変わった時に取り外したものをここのために残しておいたものである。
・ 左側には「浪速ふくろうスタジアム」の横配列の表札が来る。現在字体等業者さんに検討をお願いしているところである。又「国旗や校旗の掲揚するポール台の位置」も決めてきた。校地であり、スポーツ施設であるからこれらは絶対に必要なものである。
・ 「移動式ダッグアウト」が完成して持ち込まれた。大変立派なもので嬉しい。元々「固定式」を考えていたがサッカーやラグビーでも試用できるように「軽量の可般式」である。来週からは「照明設備工事」が始まると聞く。
・ 行く度に光景が変わっていっており、間違いなく素晴らしい「多目的総合球技場」が完成する手ごたえを感じている。堺市の建築確認が降りれば「クラブハウスの設置工事」に入り、何とか6月19日には竣工式を迎えたいと頑張っているのである。
・ 「学校校地認定」のために本日大阪府の私学課のご視察を受けた。「私立高校就学支援制度」で大変お忙しい中をご視察頂いて有難いかぎりである。これで又一つの節目を通過した。加速して完成に向かわねばならない。
・ 今は最終完成に向けて「細々(こまごま)」としたことを決めている段階である。例えば「観覧席のシート」について、これを説明するための小さなプレート(看板)を製作中である。1塁側、3塁側双方には30席のスタンドが出来るがそのシートである。
・ シートの色はホーム側が「安全を意味する緑」で相手側の3塁のシートは「注意危険信号の黄色」とすることは既に書いた。ちょっとした「遊び心」である。三段になっており結構「見栄え」が良いものになるだろう。
・ 練習試合や将来公式戦球場となる可能性もあり、又「保護者の応援席」も必要と考え用意したものである。コンクリートの階段にプラスチック製の椅子を置くだけなのであるがこのシートを「大引シート」と名づけることとしたのである。
・ 大引とは「現プロ野球オリックス・バッファローズの大引啓次選手」のことである。彼は2000年4月本校に入学し「2001年の春の選抜で甲子園に出場」しベスト8に躍進した時の立役者で3年生では主将としてチームを引っ張り大阪大会では5本塁打を放っている。
・ 2003年「法政大学に入学」し、4年次には主将で首位打者2回、打点王と盗塁王を一度づつ取得。「ベストナインには5度も選ばれ六大学リーグ歴代4位となる通算121安打を記録」したスラッガーである。
・ 世界大学野球選手権チームの主将にも選ばれるなどその技と指導力、人徳は高く、2007年オリックス・バッファローズにドラフトで入団し開幕戦には8番遊撃手としてスタメンで出場するなど「輝かしい球歴の持ち主」である。
・ 私は何回もお会いしているが会うたびにその「人柄に感心」する。さわやかで礼儀正しくこのような卒業生を有していることに幸せを感じるのである。一言で言えば「若いのに出来物」ということである。彼はたとえ将来現役を引退しても立派な野球の指導者になれると私は確信している。
・ 大引選手は住吉区の由緒ある「神須牟地神社」という神社の子息として生まれ、神社神道の本校に当然のように進学し、「在学中は成績も良く誠実な人柄で多くの仲間に慕われていた」という。勿論私は在学中の彼を知らない。
・ 大引選手を知ったのは3年前私が理事長に就任した時であった。ご両親が学校に見えられ、何とオリックスとの契約金の中から100万円を母校のためにと「ポンッ」と寄付してくれたのである。
・ まさか卒業生の中にプロ野球の選手が居て契約金の中から母校に寄付をするなど「世の中の話にはある」とは聞いてはいたがまさか自分がその当事者になるとは夢にも思っていなかっただけに、このような初めての経験は驚きと共に、すがすがしい感動に心が満ち溢れたことを覚えている。
・ その後大引選手は毎年オフには校長室に顔を出してくれ「オリックスのカレンダーを持参」してくれるのが年中行事となっている。そして昨年の冬に来られた時に堺のグランドのことを話したら「目を輝かせて」喜んでくれたのである。
・ その後ほどなくして父君が「息子から100万円預かって来ました。新球場建設の足しにして下さいということでした」と申し出を受けたのである。私は感激感動で体が震えたのである。金額ではない。彼の気持ちが嬉しかったのである。
・ 私はこの時に決めた。この100万円は新球場のどこかで有効に活用し「大引の名前を入れて顕彰」したいと考えたのである。そしてグラウンド担当の教諭が大引選手と連絡を取り合い、複数の案から彼の希望も取り入れて「シート」としたのである。
・ それが「大引シート」の由来である。大引啓次選手とはそういう人物である。ますます私はファンの一人として応援しているのである。「6月19日の竣工式には生徒の安全祈願祭を行うがその斎行を父君の大引宮司にお願いした」ことは言うまでもない。
・ 「浪速ふくろうスタジアム」に「神木である楠木」を一本寄贈することとした。ここは出来るだけスペースを確保したいから「学院神社の分社」を設置することは考えていない。だから神社に関係の深い「クスノキ」で行くことを考えたのである。
・ 未来永劫ここで汗を流す本校の生徒諸君を見守ってくれるだろう。そこでこの前から近隣の植木屋さんを当たって適当な楠木を探し、ようやく見つけたのである。この樹を植樹することと決定した。
・ 「費用負担は名誉理事長、理事長職務代理、それと理事長の個人負担」とすることとした。3人で割れば高くはない。楠木は成長も早く「スタジアムを彩る銘木」に育ってくれることを祈るばかりである。
・ スタジアム入り口「正門の表札の位置」を決めてきた。右には立て看板でこれは住吉本校の正門に掲げてあったものを流用して予算を助ける。「関西大学連携浪速中学校」に校名が変わった時に取り外したものをここのために残しておいたものである。
・ 左側には「浪速ふくろうスタジアム」の横配列の表札が来る。現在字体等業者さんに検討をお願いしているところである。又「国旗や校旗の掲揚するポール台の位置」も決めてきた。校地であり、スポーツ施設であるからこれらは絶対に必要なものである。
・ 「移動式ダッグアウト」が完成して持ち込まれた。大変立派なもので嬉しい。元々「固定式」を考えていたがサッカーやラグビーでも試用できるように「軽量の可般式」である。来週からは「照明設備工事」が始まると聞く。
・ 行く度に光景が変わっていっており、間違いなく素晴らしい「多目的総合球技場」が完成する手ごたえを感じている。堺市の建築確認が降りれば「クラブハウスの設置工事」に入り、何とか6月19日には竣工式を迎えたいと頑張っているのである。