1. 「神社奉仕」
・ 最初この言葉「神社奉仕」というのを聞いたとき、一体何のことかと思った。要は7月になると府内各神社は「夏祭り」シーズンとなり、今日の少子化時代、担ぎ手というか地元の氏子も少なくなり、神輿、山車、山鉾巡行、船渡御など「人手」が完全に不足状態で、やむを得ず「本校の生徒に手伝って欲しいという役務の依頼」を受け、学校側は「神社奉仕」という言葉を使って生徒の募集をするのである。
・ 正直最初は「何?ムムツ・・・」と来るものがあったが、考えてみれば夏休み、それも短期間で済む話であり、神社庁の支援を受けている本校としたら「直接的に神様にお仕えする良い機会」と考えるのが妥当と考えた。肝心の生徒の希望者が多い。昼食付きで(場合によっては夕食も)一日8000円くらいの奉仕料が神社から出される。
・ 校長としては願うのは「生徒の安全な帰還」だけであり、保護者の同意書を頂くことと、今年から法人で災害保険に加入することとした。かくして今年も6神社に述べ180人以上の生徒を送り出すことになる。
・ 担当の教諭ももちろん当て嵌めているが、しんどい仕事だと思う。生徒を集め、点呼し、白装束に着替えさせ、行動を見張り、弁当を渡し、又点呼し、最後に手当を渡し、帰らせるまでは緊張の連続らしい。理事長として何らかの配慮してやらねばなるまい。又神社側からの感謝状も考えて頂くか。
2.11時 大阪私立松虫中学校訪問
3.15時 TOEIC社 U氏他来校 打ち合わせ 同席 I教諭、Y教諭、K教諭
・ 要は英検はもう時代遅れだ、時代の風はTOEICだということを最近とみに耳にして本日直接お話を聞く機会を作った。
・ 高校英語教育におけるToeicの果たす役割について再度校内の英語教師と議論を深めていく必要がある。一つの抱えていた課題についてこのように自分の目で耳で直接確認して行くことで次のステップに進める。このやり方は理系の人間の習性であろうか。
今日は一つのテーマで本校英語教員の考え方も聞けて大変良かった。