教職員とのノミニュケーション
・ 教職員と飲むことほど愉しいことはない。もともとお酒は好きで気心の知れた連中や部下と飲むのは住金時代から好きだった。学校においてもこれだけは間違いなく実践できている。公立の校長時代とはくらべものにならないくらい回数は多い。それだけ私立の教員は面白いということか。教職員からすれば「理事長からのお誘いは迷惑行為」かも知れないが、単身赴任が長く、一人で晩飯を食べることには慣れてはいるが、時には大勢でわいわい言いながら「人のうわさ話」を肴に教職員と飲食することほど楽しいことはない。誘いを受けてくれるのは本当に有り難いし、嬉しい。
・ 言い換えればポケットマネーで自らキップを買い、それを配りまくって人を集める木村寄席の席亭としての観客集めかも知れない。理事長の人間性などを理解してもらう効果などは一切期待はしていない。自分の評価はあくまでその仕事ぶりでしかないと考えている。しかし私が持っている一人一人の人物観が酒席の人々の情報で変化していくのが面白い。あの先生はブランドの腕時計にはうるさいとか多くの情報に触れるということだ。しかしそれらは単なる情報に過ぎないということであり、これらの話は酒席だけの話に限定し翌日以降は話題にもならない。僕の口癖「ここだけの話だ。」はもう有名になっているらしい。
・ 僕のスタイルはこうだ。とにかく、腹一杯飲み、食べる。それも相当の早いスピードでいく。どの教員もついてくるのが精一杯という感じだ。飲み食いに時間をかける奴は大体仕事ができないと昔から相場は決まっていると信じ込んでいるので、それだけ始末が悪いのだろうが、これだけは直さない。大体1時間30分くらいで終わる。それに決して2次会などには絶対行かない。レストランの入り口でバイバイする。後は家で寝るのが趣味ときている。
・ 昨日も6名の教諭と楽しい一時を過ごした。内2名は初めてのメンバーであった。中でもう数回飲んでいる若い一人は何時も楽しい酒で、同じことを何時も言う。理事長の改革で良かったのは理事長・校長室の横に特別会議室を作ってくれたこと、それに校務運営委員会を水曜日から月曜日にしたことだそうだ。来客の部屋がなくて恥ずかしかったとか、運営委員会のメンバーは水曜日の放課後講習に入れられなくて困っていたことなどしみじみ語るのが面白い。様々な評価があるのだなと思う。しかし理事長はこの半年、他にも良いことは一杯しただろうが・・・。