2007年7月31日火曜日

7月31日(火)新人事制度

1. 海外組が帰国。アメフト部と顧問先生ががアメリカから、カナダホームステイ一団も元気に戻ってきてくれた。海外はとにかく「テロとの遭遇」が怖い。校長として一安心、これで夏休みに入れる。
2.新人事制度
 ・日本総研の主任研究員と「新人事制度構築」でディスカッション。教員ヒヤリングの結果について詳細報告あり。管理職2名、ベテラン4名、中堅5名、若手4名、女性2名の計17名は私が指定し、層的にバランスをとったヒヤリングであったが、「評価制度」について総じて否定的な意見を述べる者はいなく、今後の詳細検討で有効な多くの観点を得たとシンクタンクの研究員は言う。本校教員の見識を示している。嬉しい限りだ。あるベテラン女性職員が「私にヒヤリングしないのはけしからん」と言って本日自ら意見を述べてくれるそうだ。従って最終的には18名になる。この職員は立派である。新人事制度は教職員が元気を出し「生徒のため、学校のため」に一生懸命働くことが、学校の存続と経営の安定に繋がり、そのことが結果として教職員の生活の安心・安定になることが目的である。心して進めて参りたい。
・ 現在進めている「短期経営安定計画」は3年間、即ち19年度から21年度までとしており、その次の経営計画は「中期経営計画」となろう。中身の中軸は先行して20年度から助走して導入したいと考えている「新人事制度の導入」である。計画期間は22年から平成25年までの4年間、この年は創立90周年となり大きな節目となる。今、私の頭の中には「新校舎建設」が徐々に膨れあがって来ている。近隣諸学校に比べて遅れた分、良い新校舎を早く具体化したいと思うばかりだ。夜中、目が覚めて頭が冴え渡る時もある。地下1階、地上6階くらいのIT武装化した「シティ・スクール」を謳い、屋上からは市内、泉州地域が一望でき、6階には生徒の食堂やカフェテラスを設け、教職員と生徒との懇談室なども設けたい。職員室の机も今のような小さいものではなく、少し大きいものを用意し、左・右・前の机との間には間仕切りの衝立を付けてやりたい。夢は広がるばかりだ。果たしてここまで自分の体力・気力が持つか?しかしここまでは自分の仕事という気もする!本校にとって最大・最重要なプロジェクトになることは間違いない。全教職員の理解と協力を得て推進すべきテーマでもある。
4. 明日から2日間の予定で京都出張。理数科、特進文科Ⅰ類を主体の4泊5日のサマースクールの開校式に出席し激を飛ばす予定。終業式から31日まで学校で70分3こまの特別講習を本日で終え、引き続いて場所を府外に移し、環境、雰囲気を変えて行う宿泊の学習合宿だ。本校の教員は「よーやる。」高く評価したい。この目で実践を観察するつもりだ。