・一斉参拝
本校には「一斉参拝」というのがある。毎月1日か、月の最初の登校日に全校生徒が学院神社の前に参列して校長の礼拝に合わせて二拝二拍一拝の正式参拝をする。神社神道の精神をもつ学校だから、いわゆる神社が通常行う「月次祭」に相当するものである。学院神社に顔を向けるとそのまま真東にある伊勢神宮を遙拝することにもなる。八百万の神々に感謝し、決意を新たに勉学に、日常生活に、部活動に励む気持ちを新たにする為のものである。この後校長の講話が10分程度ある。通常校長の話というのは始終業式くらいしかないが、この機会はなかなか良いもので生徒もお詣りしたあとからか、静かに言うことを聞いてくれる。市内の有名な某私学では校長が毎日講話をするということであるが、本校はこの一斉参拝と月度中間に「朝礼」というのもある。これは部活動成績の披露や校長訓辞などが主体で似たようなものである。かかるものは公立には無く、私学特有のものであろう。建学の精神を守る基盤ともなっている。私はこれらの行事を大切にしている。今日の一斉参拝では・授業の大切さ・通学、下校時の態度について生徒に訴えたところである。
・ 月曜日は特に忙しい。終日落ち着く暇もないが極力ちょっとした合間をみて打ち合わせ、報告受け、指示、調整が入る。この間寸時を見計らって資料作りやメールをする。
今日は校務運営委員会もあった。特段大きな議題はないがクールビズの方針を伝えた。驚くくらい本校の教職員の服装は立派であり、おしゃれの人も多いが9月まではノーネクタイでも良いと言うことだ。当然生徒にもネクタイは自由とした。
・来客 PTA副会長3名、某コンサルティング会社の主任研究員。
着任以来丁度6ヶ月が経過し7ヶ月目に入った。過ぎし半年を憶うと些かの「心地よい疲労感」を感じる。消耗した疲労感ではない。戦場に乗り込み動き回った上、今ようやく手にした安寧の場所と時間を手にしたが故に感じる心地よい倦怠感に近い。