1.教室の照明増強
・ 学校にとって「ホームルーム教室は最も大切な場所」である。中でも「教室内の照明」は重要で、適切な照度が無ければ生徒にも先生にも「集中した授業」の観点から大きな迷惑をかける。かねてから「どうも暗い」と言う声があり、一部の教室では対応を取ってきたのだが日の入りが早くなる冬場になるにつれ、「暗い」と言う声が多く届く。蛍光灯の劣化だけではなさそうだ。今までも冬になれば暗かったはずなのに何ゆえ今年になってそのような声が出るのかと聞いたら「今までと違ってすぐ声が届くからだ。」と。
・ 「決めた!」そこまで言われたらせざるを得まい。全ての教室と社会科教室の照度を上げる工事を年内に済ませるべき手配をかけた。「照度で倍増」だ。平均242lxが451lxだ。これで夕方でも明るくなるぞ。先生も生徒も喜んでくれるだろう。お金はかかるがこれは仕方がない。
2.大阪府、大阪市ボーナス支給額の発表
・ 冬季のボーナス支給額が発表されて10日(月)に支給されるという。本校では一足早く5日に済ませた。何時も私は「府、市との比較」をする。府・市の職員は公務員としてのサービス業務であり、中には教育公務員のボーナスも含まれている。私立学校の教職員は言ってみれば「教育営為のサービス」を生業としており、これらを比較することで本校教職員の待遇問題を何時も自らチェックしているのだ。
・ 大阪市一般職(42.5才平均)で93.5万円、大阪府一般行政部門(44.7才)で90.3万円。特に府の管理職、教員、警察官らを含めた全職員への支給総額は前年対比で2.8%の減で854億円(9万200人)という。
・ これに比べ単純比較は出来ないが本校平均年令が48.2才で府の教員、警察官含む計算上の総平均94.6万円に比べ、年令差を考えても「かなり、かなり高い数値となっている」。数値は書かないが本校教員なら各人分かる筈であり、「誇り」を持って頑張ってくれるだろう。最も、「もっと高い私学は他にあるではないか」と突っ込む向きもあろうが、それは当面我慢して欲しい。一度に全てはいかない。
・ 例えば上記の照明増強工事代は350万円かかり、これをしなければ66名の専任教職員で一人当たり5万円は上乗せ出来たかもしれないが「それは出来ない」。付けを後に回すだけの話だ。「この照明工事で我々の給料を稼いでいるとの感覚を持てる人は素晴らしいが、分かるかなー。」
3.第3回高校入試説明会
・ 遂に高校最後の説明会となった。今日で「旅回り一座:木村劇団高校の部の座長挨拶」は一区切りです。何か感無量なものがありました。特別今日は気合が入っていました。例によって入試広報室が公式サイト「理事長・校長メッセージ」に今日お話したことを掲載するでしょう。
・ それにしても今日は多くのお方にお集まり頂いた。「多かったなー」。今までで最も多かった。驚いたことには最後に保護者から「拍手」をいただくことだ。「こんなのあり?」嬉しい限りだ。理事長室の横に学院神社があるのだが、終わって神社にお参りする中学生とその保護者のお姿を拝見する。「合格祈願」であろうか。
4.土曜日
・ しかし私学は大変だ。土曜日に休んだことがない。入試広報室の面々の苦労がよく分かった。土曜日は出勤日だからそれは仕方がないのだが、なんやかやと行事や予定があって夕刻まで学校に拘束されるということです。来週も土曜日に行事があります。夕方5時過ぎ学校から我孫子駅に歩いて帰る途中が特別な時間です。「1週間を振り返りながら色々と考えます」。「良い仕事をしたかどうか」です。そして明日は何をしようとかと徐々にモードを切り替えていきます。
・ 日曜日がこれほど有り難いとは今まで思いもしなかったー。とにかく「日曜日が楽しみ」です。リフレッシュ方法はとにかく買い物と外で食べる昼食ですね。「良いネクタイを探す」、これが私のストレス解消法です。「昼食はバイキング料理」が多い。天王寺とミナミのバイキング料理店は大体荒らしています。腹いっぱいお昼に食べます。で夜は家でビールを飲みながらテレビです。至福の時です。夕食はお昼の分がまだお腹にあるので食べません。そうすると翌朝の胃の調子が良いのです。「膨らまして消化する。」。頭も心も勉強もスポーツもそんな気がします。