2007年12月22日土曜日

12月22日(土)終業式

1.終業式
 ・ 朝から雨で結局体育館での終業式は「大当たり」、今までは雨が降った場合、各教室に生徒は散らばり、「顔の見えない状態」で校長はマイクに向かってしゃべっていたが、この方が何倍も良い。
 ・ 神社の代わりに舞台中央に国旗を掲げ、これを介してお参りすることを「遥拝」するとM教諭は説明していたが生徒には難しいかったかもしれない。しかし全校生徒が閉じられた空間の体育館で「拍手」を打つ音は、それが「こだま」して良いものだ。トライして良かった。しかし課題も多そうだ。
 ・ 「体育館で行う初めての終業式」であったが、見事なくらい段取りが良かった。少し集合に時間がかかったが入口が一つにつき徐々に入れないと混雑し、又靴などもビニールに入れる時間を考えるとこのようなものか。慣れれば時間も縮まる。
 ・ 「校長式辞」ではフロア床に座ってもらったが、それでもまだスペースがある。後4クラスはいけると観察していた教頭は言う。いずれにしても担当のM教諭、S教諭の事前設計が良かった。「これで雨が降ろうが風が吹こうが何時でも体育館で全校生徒を集められることが分かった。」やってみないと分からないものだ。どうして今までこのような発想を誰も持たなかったのだろう。本当に不思議だ。誰も本気で学校や生徒のことを考えていたのか、という声も聞こえる。
 ・1500名は入らないという者も居たが、それ見ろ、十分入ったではないか。熱中症の事件以来、私は「体育館の活用」を何時も考えていた。例えば2月の寒風の中で外で生徒を立たせたまま、朝礼などすることが本当に良い事なのか、考えていたのである。
 ・ 生徒には「校長の思い」を伝えた。静かに聴いていてくれた。その後ホームルームがあり三々五々生徒は自宅に向かっているが、この雨の中部活動着に着替えて練習をし始める者もいる。「生徒はどの顔も良い顔だ。休みに入って本当に嬉しいのだろうな。」
2.本年最後の職員会議
 ・ 全教職員に「慰労とお礼」の言葉だ。それ以外に言うことはない。本当に本年1年の成果はすべてこれらの教職員の理解と協力の賜物であり、結局、利を得たものは先生方と私は述べた。
 ・ 来年も全員が一致協力して頑張って行こう、久しぶりの休みである。この年末年始ゆっくりと英気を養って欲しいとも述べた。
・ 人事発表  来年1月1日付けで英語科T常勤講師を専任教諭として採用
3.成績会議
 ・ 職員会議後成績会議を持ち来年度の「転科転コースと中学校からの高校進学科・コース分け」について担当の1学年主任と中学教頭から説明があり全員で確認した。
・ このように本校では1年生から2年生になる2学期末にそれまでの成績を判定し、生徒の希望を優先させながら「2年次のクラス分け」を決めていく。
4.各学年別保護者懇談
 ・ 成績が今一つ遅れている生徒の保護者に来てもらって懇談会だ。私立の面倒見の良さの例か。
 ・ 校長も特別に3組の生徒の保護者と懇談会だ。成績表を片手にじっくりと生徒と保護者にお話をする。初めての経験である。
5.学院神社お参り
 ・ これで「本年の公式行事はすべて終了」。「本年のお礼と来年の学校の益々の隆盛、全校生徒、教職員の健康、安全を祈願」し、学校を後にする。
・公式メッセージをアップしたと担当から。