2007年12月13日木曜日

12月13日(木)理事会

1.理事会
・ 本年5回目の「理事会」が学校にて行われました。先立ち「評議員会」も併行して実施。テーマは平成19年11月に正式に認可された学校法人大阪国学院「寄附行為の確認」、及び「新経営計画の内容の再確認」と評議員会への報告です。
・ あわせて「中間決算の報告」と「来年度行事、学則、教育課程の審議」である。議論は活発で極めて中身のある評議員会、理事会であったと言えます。一連の浪速改革についてご支援、ご指導を頂いた理事や評議員各位には感謝の気持ちで一杯です。元大学教授や高校の先生方、私学の理事長などが入ると議論が発展し活性化しますね。
・ 冒頭の理事長概況説明が終わった後、「大きな拍手を頂き恐縮」しましたが、1年を振り返り感無量なものがあります。私は「すべて教職員の理解と協力のおかげ」であり、「学校の形は出来た、今後は中身の充実」と強調しました。「改革の疲れ」も避けなければならず「熟成の期間」が必要と思い、来年度スタートまでは入試業務に集中し、「静かなる時」を考える旨も申しました。
・ 最後に「名誉理事長がご挨拶」で次のように言われました。「私は2年前くらいからもう浪速は駄目かな、理事長職務代理と整理の話まで非公式会話でしていましたが、1年も経たずにこのような劇的な転換を図れるなんて、一体これはどういうことか、このようなことが世の中にあるのか、今でもこの現実を前にしたとき、信じられない、言葉がないくらい、感銘というか、そのように思うのであります。神社界の人間ですから、私は神々、神社界、浪高の諸先輩が木村さんと言うお方を、まさにここしかない一瞬に神風が吹いて、連れてきていただいたと感謝しているのでございます。丁度1年、良くぞここまでと思えば、理事長・校長に感謝の言葉がありません。どうか先生には長生きをして頂いて何時までも宜しくお願い致したいと思います。・・・。」
・ 会議終了後、理事長室で「先生、長生きとはどういう意味ですか?」と分かった上で聞きましたら「死ぬまでやって欲しい。そして次の体制をちゃんとするのが先生のお仕事です。」と言われました。有り難いお言葉です。
・ 思えば昨年12月18日内定し、12月22日の理事会で私の招聘が決定し、慌しく年末年始を過ごし、年明け1月9日に着任でした。あれから1年です。本当に早い1年でした。我ながら「生涯忘れられない1年」になるかも知れませんが、まあ今後のことは自然体で。名誉理事長、理事長職務代理のお二人が忘年慰労会をしてくれるそうです。
・ 本校独自の「絵馬」のデザインを見ていただきました。笑いもあり、好評でした。
2.施設充実特別支援協賛者・団体等の顕彰銘版完成
 ・遂に正門横に銅版を掲げました。未来永劫、これによって顕彰されます。多くの保護者、団体、神社界、教職員、皆の力で完成した正門塀、家庭科教室、中庭人工芝、体育館、女子トイレの充実にご支援を頂いた方々のお名前を銅版にエッチングして刻みました。
・ 正門入って右側の壁に取り付けられています。後世又誰かがこの門をやり直すまでこの銅版は残ります。改めて「ご支援に感謝致します。」
3.校医変更
 ・長い間お世話様になった学校医の先生にご勇退頂き、交替してもらうことになりました。42歳という新進気鋭の若いドクターが来年から本校の校医です。住吉医師会のご紹介であり、大いに期待しています。本校生徒、教職員の健康診断をお願いすることになります。前先生、本当に40年以上もの長い間、有難うございました。心から感謝申し上げます。