2007年12月26日水曜日

12月26日(水)本年最後の管理職朝会

1.本年最後の管理職朝会
・ この1年、良く頑張ってくれた「管理職の皆さんに感謝の言葉」を述べる。「チーム木村のメンバー4名」は、良く理事長・校長を補佐し「大変良い仕事をしてくれました。」心から感謝しています。「有難う、この勢いで来年も頑張ろう。」
・ 「管理職の頑張る姿勢」が教職員に伝播する。「組織のために仕事をするのが管理職の仕事」だ。今年1年、仕事の進め方について理事長から管理職に相当厳しく指導する場面は多かったが「管理職の仕事は結果が全て」だ。「一生懸命やりましただけでは通用しない。」間違いなく「良い方向」に向かいつつある。来年の高校入試に全教室をつかっても教室が足りなくて体育館もという話が出るくらいになったのは「浪速の組織力が上がった」ということだ。
・ 理事長・校長と教職員の間に立ち「繋ぐ役目」もある。「組織はやはり管理職にある」というのは間違いなかろう。今年1年を見れば簡単に分かる。浪速はそれを1年で完膚なきまでに証明して見せたではないか。
・ 来年から「人材育成・評価システムが試行」に入る。「人材を育てるのがもう一つの管理職の仕事」だ。仕事の半分を占める。管理職は一般教員ではない。管理職とは職員、職場、職務を管理して「成果を上げる」職務に当たる人のことを言う。「管理職は名誉職ではない」のだ。
2.総務担当(理事長秘書業務)I主事に感謝
・ 自分の担当業務もある中で「スケジューリング」をしてくれたIさんに感謝。おかげでスムースな仕事が出来ました。理事長・校長兼務ですから色々と突発の仕事が入ったりして大変だったと思うが「粘り強い」ご性格で見事にこなしてくれました。
・ しかしI主事は朝が早い。本当に早い。6時45分には席についておられる。私が7時15分から20分だが、その時には席について仕事をされている。理由を聞いても「もう癖です。」としか返って来ない。頑張りやさんだ。
3.額装」を壁掛け
 ・昨日頂いた「浪速生活綱領の書と額装」をどこにかけるか一晩考え、理事長室や特別会議室ではなくて、「生徒の目にも留まる理事長室を出た廊下の白壁」に掲げることにした。
・ 校務員さんが二人がかりで苦労して1時間もかかった。それほど大きくて重たい。かけて眺めてみるとますます「字が冴えて」見える。本当に有り難いものを頂いた。
・ 寄贈していただいたお方のお名前はもはや公人に近いと考えてここで明かそう。「前田芳陽先生、清墨書院会長で泉大津市にお住まいと教室」がある。本校に通学している中学生の祖母に当たり、神社神道系の学校へのご理解が極めて深く、学校の応援者のお一人だ。年明け8日の新春拝賀始業式にご招待申し上げた。
4.部屋の大掃除と片付け
 ・1年の資料整理をする。「資料が乱舞した1年」であったからあちこちに資料だらけだ。パソコンで資料を作って、作って作りまくった1年だったから、時系列的に資料を整理するのが大変だった。一日単位で資料の字句が変わっていくこともあるから、同じようなものがいくつもある。
・ 事務長や事務長補佐が作った資料も多い。「まあこんなに資料を作らせて」くらいに内心思っているのではないか。
・ 入試広報の資料も多い。でも全てが初めてみる資料で「面白かった。」統計データの議論がなされ大変良かった。しかし自然科学の世界と違って幾ら統計データを見ても「最後は受験生と保護者の気分で決まる」のだからとにかく「読みが難しい」のだ。
5.校長メッセージとブログ
 ・本日アップする分で本年は終わり。「ブログ校長日記」は幾分無責任な、まさに覚え書き、留め書き程度のものであるが、「理事長・校長メッセージ」はそうもいかない。公約とかマニフェストとか、論考とか結構、力を入れて書いているものだ。
・ ところがアクセス数は圧倒的に「校長日記」が多く、「比叡山」「細木数子論」、最近では「安土城、是非に及ばず」などの反響が多いが、すべて教育と離れたものだ。もっと教育に関するものに関心を持って欲しいと思っているが・・・。
・ 本日年末の挨拶に来られた某旅行会社の支店長は大手新聞などの教育に関する記事に私が鋭く論評しているのが面白いと言ってくれた。「ああ、読んでくれているのだ。」と思った。
・ 特に理事長・校長公式メッセージは「教育論」を語っており、お時間があれば是非お目を通して頂ければ有り難い。本日、本年最後の教育改革実践論その五「校長の職務命令と校長メッセージ」をアップしている。
    論考その1:「教育改革という言葉」
    論考その2:「学校内規と校長の責務」
    論考その3:「学校現場の歌・旗問題」
    論考その4:「公立学校から私立学校へ」
    論考その5:「校長の職務命令と校長メッセージ」 本日アップ
・「シリーズとして論考」しており、今後もまとめて行きたい。これを読めば今日の教育現場の実態が、浅学菲才の視点ではあるが、「読んでいただく方にお分かりいただけるように」、一生懸命まとめているつもりだ。世の一般の人々が「学校と言うものの実像理解」のためになればと思い書いている。勿論「独断と偏見」だという意見もあろう。それはそれで良いのであって、その意見の違いから真摯な議論が生まれる。論考その1においても強調しているが、「学校の塀の外から見るだけでは教育問題の本質には近づけない」と考える。「学校の中に入り、教育の現場で実践中の一人の人間」が、努力して著述しているものをお読みくだされば誠に有り難いと存じます。
6.年末ご挨拶
・それでは、本年、6月1日から始まった理事長・校長「木村智彦の言葉」をお読みいただいた皆様へ、「本年のご理解とご支援に感謝申し上げ、来年も皆様にとって良いお年でありますことを本校“学院神社”にお祈り申し上げ、年末のご挨拶と致します。」