2009年3月13日金曜日

3月13日(金)多聞秒読み

・ 過日、久しぶりに「改装中の多聞尚学館を視察」した。この日は大阪府神社庁で「例祭」があったので直会の昼食もそこそこにしてとんぼ返りで学校に戻り、事務長補佐の運転する学校の車で現地に向かう。19年度にPTA教育後援会から寄贈頂いたホンダオデッセイが役に立つこと。フル回転だ。
・ この日は別働隊の大物教諭3名が食事の「お惣菜」の手配で具体的な打ち合せに河内長野市に向かっている。行く途中電話が入り「お弁当屋さんで試食」したらしいが「大変美味しく」「ボリュームも満点」と報告してきた。「値段も相当安くしてくれる」そうだ。
・ 何と「ご飯も現地でサービスで炊いても良いですよ」と言ってくれているというから「それなら現地を一度見てもらったら」というと途中から引き返して話に行ったみたいだった。そのようにして頂けたら有難い。シルバーさんに頼まなくとも良い。
・ 多聞の現地は改造工事の真っ最中で今日は「浴場が設置される日」であった。実はお風呂を大変気にしていたのだが「杞憂」に終わった。プレハブのお風呂というからどんなものだろうと不安もあったがこれなら十分使える。立派なものだった。
・ 工事現場や山の中などプレハブの風呂は今や当たり前みたいでマンションや自宅の風呂などをイメージしていたらとんでもないことになる。シャワーも十分の数が付いており、高校生には申し分ないと私は感じた。
・ 大体学習合宿であり、温泉やリゾート地に行くわけではない。これで十分だ。特に女性用のお風呂は素晴らしい設定で、あれなら喜ばれるだろう。ただ天窓など全ての窓にスクリーンを張って覗かれないように追加工事を指示した。
・ 男性用は庭の一隅に設定されておりそこまで歩いていかねばならないので「通り道に屋根」をつけて雨を防ぐこととした。男はこれで良い。後は湯量が十分かどうかだ。これは事前に教諭が宿泊チェックしてくれる。
・ 「心配は夜の寒さ」だが若い高校生で3段ベッド、ベッドにはマットを敷きその上に敷き布団と毛布、かけ布団の3枚セットだがこれでいけるだろう。事前にストーブで部屋を温めておけば良い。これも2人の先生がお試し宿泊をしてくれる。
・ 教室は明るくて適当な広さである。今回は個人机と長テーブル方式の組み合わせとしている。大ホールというか「大教室」も作ったから、ここで120名がゆったり出来、多目的に使用可能だ。これの改造は3部屋分の壁を壊して作ったものだ。
・ 別個に「赤じゅうたん敷きの部屋」を作り、そこではベッドで寝れない子、一人学習など多目的に使用可能でこれが三つもあるから生徒は喜ぶだろう。そして家庭科の調理実習の部屋が格好の調理場となる。ここでご飯を炊くのだ。プロパンガスも来ている。
・ 視察をしていたら先ほどのお弁当屋さんの責任者がお2人到着した。妙齢なご夫人でこの近くの人とか、この辺の地理もよく知っておられ、良いお人に巡りあったものだ。「色々見て」頂いた。「アッ、寸胴鍋もあるわ」「これで味噌汁など・・」と元気でパワーに溢れている。40台と50代前半?どうしてこのように河内の女性はお元気なのだろうか。
・ 副校長に言わせれば「これで年収が数百万円になりますからね」と言っていたが、有朝昼晩と3食分食べ盛りの高校生にスタミナ食を作って持参し、食器を持ち帰り、又作って多聞へ車を飛ばすと言うことが4日間続くのだ。これは「大変だ」と私は思う。加えてお米を洗ってお茶碗も洗ってくれるというから悪い話ではない。私はすぐ「採用を決めた」のである。
・ さて「4月12日(日)に多聞尚学館開館記念式典と祝宴」を開くことを決めて今その準備中だ。センターは3学年主任と事務長補佐。村長、村議会議員、地元住民、お世話様になったお方、PTA代表、勿論教職員で盛大に記念式典をするのだ。
・ ご案内状は「結婚式」みたいな立派な招待状を送り、格好だけでもつけたいと思っている。今リストを作成中である。勿論お世話になっている「塾の先生」がたにもご案内を差し上げて「浪速の心意気」を見て頂きたいと思っている。
・ 保護者のお方には勿論全員は無理なので大口寄付者に限ってご案内しようかという話が出ているがもう少し考えることとした。今回一口1万円のご寄付をお願いしているが中には5万円、10万円の寄付者がバンバンいらっしゃるのだ。
・ 財布のことも考えたが「浪速100年の体系」のためだ。やる時はやろうと決めた。「使う時は使う」これが木村流だ。料理は「堺ロイヤルホテルの出張でビュッフェスタイル」とし、完成された「館内の参観」も兼ねている。この日は丁度生徒が2クラスが合宿中で良い場面を見て頂けるだろう。
・ 「引き出物のお祝い」は「多聞尚学館を彩った高級タオル」をすでに作成している。後メインの品物は何が喜ばれるのだろうか。対象は地元住民で大体お年寄りであるから品物の選択に困る。まだ決まっていない。
・ 当日は「雅楽の演奏」と「高校生による空手と剣道の演舞」を見て頂く予定だ。汗臭いよれよれの稽古着ではいけない。新しい物を身につけるように顧問の先生に言わねばならない。
・ 当日の神事は理事長職務代理から近くの由緒ある「水分神社」の宮司にお願いしている。またその内に学院神社のご神霊を分霊した「神棚を設置」することになろう。こういう仕事は楽しい。併願戻りがどうだとかこうだとか関係なーい。「楽しくてしょうがない」。
・ 昨日から学校の倉庫に眠っていた応接セットとかが多聞に運び込まれている。又木製3段ベッドが九州から到着して多聞に入れられている。待望の組み立てに入った。
・ すでに「校章」は完成し正面入口の上の壁に飾られている。正門の銅版には私が書いた「多聞尚学館の表札」がつけられている。そして今、泉州の書道家に依頼して「楠木正成公」を謳う「青葉茂れる」の書を額装にしている。これは2メートルもある巨大な扁額になる。多聞尚学館のテーマ曲は「青葉茂れる」だ。
・ 「多聞の開館は秒読み段階」に入った。昨年の10月12日に初めて目にして「ほれ込んでから」今日で5ヶ月になる。新年度に間に合った。これを戦力にして浪速のポジションを高めていかねばならない。ところでお金はまだ支払っていない。千早赤阪村からまだ請求書が来ていないからだ。
・ ところが地元の千早地区からはテレビ共同アンテナ新規加入料で2万円、月額600円、NHK受信料(村民扱いとしてくれるそうだ)2ヶ月で3800円、それに自治会費1ヶ月5000円と来た。村民は1000円でその他企業は15000円から20000円であるが特別サービスで5000円にしてくれると言われている。