学校が順調に動き始めると、前向きな意見が出てくるようになる。今日の運営委員会などは典型的だ。校長が口を挟むも、先生方の発言に迫力があるし、説得性がある。「嬉しい、立派だ」と思う。「良い感じだ」。「前向きの話だから消耗しない」。だから決して「負け犬になってはいけない」ということだ。これが志願者が少なかったら、どうする、元気など出ないし、悠長なことなど言っておれないよ。皆、大変に忙しいが「嬉しい忙しさ」もある。「校務運営委員会の雰囲気」が大変よくなってきた。
1.高校入試の諸準備と役割分担 教務主任
・「2月8日の前日準備、9日の学力試験の本番当日、10日の合格判定会議、11日の合否通知書発送作業」とこれから緊張する日々が続く。
・ベテランの主任だから「細部まで分かり易く資料が完成」されている。学校社会の良い点は一旦決定されたら「それに従って動く」ということだ。これに中学サイドからも補足意見が続く。
・特に今回は2200人近い中学生が集まるので特別に「役割分担が重要」だ。副校長が責任者、主担は教務主任、副は生徒生活指導主事で「学校総力をあげて対応」する。「ミスは許されない」。各人この旨、自己の役割に徹底して欲しい。
2.受験会場の準備 教務主任
・会場と言っても教室なのだが、問題は志願者が多いため、一クラスあたり最大で50人のところがあったり、普通の教室だけでは足りないので特別教室を整備したり、大変です。
・ 勿論中学校の教室も使うのであるが、中学校の机と椅子が幾分小さいため、長机を用意するという。色々と知恵を出してくれている。寒いし暖房は早めにスイッチを入れるという意見もあれば50人も入れば人いきれで寒くないですよと様々な意見が出てくる。換気扇の音がうるさいと文句を言われないか、湯茶のサービスはどうする、皆余裕があるのだ。
3.耐寒行事(持久走) 保健体育主事
・「2月15日に大泉緑地公園で行われる長距離走」の計画が説明され原案通り、確認された。中学女子は3キロであるが男子は5キロ、高校女子は5キロで男子は10キロだ。
・今年は何とか乗り切れるが来年以降女生徒が増えて更衣室の準備(現在は借り物)などクリアしなければならないことが多いと、将来を想定して発言しているのが良い。
4.4月行事一部変更 生徒生活指導主事、教務主任
・入学式の前に「新入生を集め」、「学校生活の規範などを教え込む日を設定」しようと考えたのは去年の青山研修での「行事検討チーム」の意見であったが、今年から実施する。大きな成果だ。素晴らしい。「新しいことを始める」これが良い。
・4月4日の併願者の制服受け取り日を一日延ばし5日にするという。「全員制服を着させて求心力を高め、指導する」という意見らしい。「良いんじゃないか」。校長が異論を少し述べたが、なんと新1年生のK学年主任が「原案への応援意見」を述べる。「へー」と些か驚き嬉しくなった。体制派になったのかな。
5.放課後講習および特別受験講座の紹介 新SS、Ⅰ類長
・システムとして形を決めて「やる!」とのO先生の気迫が伝わる「学力向上対策」だ。当然本校の進学実績を上げてもらう、軍で言えば「先鋒」部隊がSSとⅠ類だ。
・ ただ「柔軟に、講習疲れの出ないように」とだけ注文をつけた。理事長として支援は惜しまない。他の類もこれに続くという。「特別受験講座」に期待が持てる。
・ 英語と数学、後は国語だ。現代文は現代文として「古文」と「小論文」の特別講習を計画せよ。これは国語の力がつく。S学園などは小論文だけで徹底してやっている。古文は点を取るためのものだ。M教諭、頼むよ。
6.総合スポーツ大会は始まる
・3年生が来なくなったあと、総合コースのコース長がセンターとなって「サッカーのクラス対抗戦」を1,2年生でやっており、準々決勝、準決勝、決勝が31日、2月7日の予定で組まれた。
・今年で第3回という。「大変良いことだ。」これを此処まで持ってきたO先生に敬意を表する。勉強ばかりでは駄目だ。時にこういうのを入れることで生徒は落ち着き、学校に求心力を感じることになる。
・「O先生はいぶし銀のような味」を時に見せる。「大変立派な先生であることは間違いない。」「理事長特別賞を優勝クラスに出して良いよ。」と伝えた。
7.ボクシングライトヘビー級 優勝
・近畿大会で優勝。顔を見たくて昼休み、校長室に呼び込む。あどけない顔だが体格は良い。インターハイも頑張るよう激励。
8.ラグビー部 好調
・2月3日工大付属と決勝戦、最もブロックの決勝戦であるが、立派だ。「応援に出かけよう。」相手に不足はない。ここに勝てば府内ベスト4ではないか。剣道もサッカーもあと一歩だ。胸突き八丁、ここで頑張って欲しい。野球部どうした、大丈夫か。空手部、チャンピオンから落ちたら専用の道場はないよ。弓道も早く全国区になって欲しい。何時も近畿チャンプどまり。