・ 朝一番に図書室の講師の先生が「朝読書」の他校の資料と有力な図書を持参してくれた。誰かに理事長のブログを見せられたに違いない。近隣のライバル校OG校とMG校のやり方だ。特にMGは素晴らしい。「形が出来上がっている」。
・ こういうのを見ると「じわじわと腹が立ってくる」。国語教員の図書研修部長、中学教務部長、国語科主任の3人を呼びうつけて「叱った」。「今まで何をしていたのか」と。どうしようもない。本校の生徒だけ「国語科の教員のお陰で割りを食っている」のだと思えば申し訳ないのだ。
・ しっかりとした「答申」を出すように改めて「厳命」した。中学、高校それぞれだ。職員会議で全体のものにしてから動き出す。ちょこちょこッとした答申など許さない。「徹底した研究と企画案」をまとめるように指示したのだ。とにかく新しいことをしようとしない。それでも国語の成績がよければ文句は言わない。
・ 早稲田大学を受験する2名の生徒に「今後の心得」を伝授した。「面構え」が大変良かった。出来る生徒の目は輝いている。
・ 本校1年生理数科の生徒の「進研模試」における「伸び」について理数科長から報告を受ける。なんと全国45万3737人の中で1420番目、大阪府では16356人の内で55位の生徒が出現した。偏差値もびっくりするくらい高い。「楽しみな宝」である。今後とも大切に育てるように言った。
・ 一方代々木ゼミナール第2回全国高1模試では3教科で本校普通科の2名が232番と490番2名、579番1名とデータブックの成績優秀者欄に学校名と名前が載るようになってきた。これも素晴らしい。1年生は頑張っている。
・ 管理職朝会で「実力テストの有り様」を全面的に見直すように指示した。勝ってばらばらに単なる当番を決めて「問作」するようなものではないだろうと。そうだったら「外部模試」に切り替える方が良いということだ。
・ 中学の数学は「3人の先生」が集まって「ああでもない、こうでもない」と「問題作成」に時間をかけているみたいだ。そうでなければならない。力も付かない、力の把握も出来ないような「実力テスト問題」なら「外部模試」の方が余程良いという私の考えから副校長に検討を指示した。
・ 今回の国語の「朝読」で本校の教員の性向が分かった。私は生徒を守らねばならない。思い切った方法を取らざるを得ない。定期考査は教員が作ってもらうが実力試験は外部試験に参加だ。「一発で生徒のレベル、教科担任の指導力」が分かる。
・ 問題は教員の「問題を作る腕のレベルアップ」に影響を与えるという意見だ。それは分かるが今のままでは現状を打破できない。定期考査だけに当面は限定して生徒の学力の伸びを正しく公平に把握することが今急がれる。そのためには外部の共通模試だ。当然「授業の進捗」も外部模試のそれに合わさなければ意味はない。「シラバスの変更」となる。
・1ヶ月前に採用した教員の「一ヶ月感想」をまとめるように指示していたのだが一応出来たというので副校長と2人で聞いた。そこには「恐るべき内容」があり、「言い悪いはともかく」これをそのまま職員会議で述べるように言った。
・ この先生は「公立中学の教員でキャリアも素晴らしい」ので来て貰った先生であるが、私のほうから1ッ月後に正直に感想をまとめてレポートを出すように言っていたものである。「本校の垢にまみれる前の印象」が大変重要である。他の教員にも参考になるだろう。
・ 防衛大学1次合格の6名に面接模擬試験を行う。絶対に「合格する」よう激励し、気合をいれた。しかし何か「ぼーッ」としているのだ。気合を顔や肩に表わさねばならない。進路指導部長と担当にあと1週間の特訓を申し渡した。
・ インターアクトクラブの顧問が「有るべき姿」案をまとめて入ってきた。相当中身のあるものになってきた感じだ。本校は来年から「教育方針に奉仕の精神を加える」。そのための肉付けの段階だ。
・ 今日はロータリークラブの例会とかで担当教頭と出張とのこと。来年はインターアクトも本校は幹事校で色々やることが有るが「憲法」が大切である。今この憲法を見直そうと作業中なのである。極めて大切な仕事だ。
・ カウンセラーの先生が11月分の纏めをもって報告してくれる。課題を大きく抱えてくれている生徒は3名である。注意深く対応してくれており一安心。「来年も宜しくお願いします」と年末の挨拶を受けることになった。週2回勤務だからもうお顔を合わすこともないのだと分った。
・ 過日のブログで「酪農学園大学」に始めて合格者を出したことを書いたら、知人から携帯電話にそれは「どんな大学か」という問い合わせが結構あった。若い世代は良く知っているが年配の人には知られていないが今や「難関中の難関大学」だ。
・ 分かり易く言えば河合の総合学力マーク模試で「合格偏差値は69が必要」である。私学レベルで言えば慶応の環境情報、早稲田の先進理工、麻生大(あそうだいではなくてあざぶだい)に並ぶ。上は慶応の理工や気象大学校、日本獣医生命科学大が70である。とにかく「凄い大学に浪速の女生徒が合格」した。
・ 獣医になることが夢であったという。本当に「夢こそ力」である。心からお慶びを申し上げたい。さそかしご両親も喜んでおられることだろう。北海道の江別に高大な緑のキャンパスが広がる。「大阪を離れて女一人、単身北海道に渡る」というのが素晴らしい。
・ もう一度青春がもどれるのであれば私も「獣医さんになりたい」と思う。もう人間相手は十分だ。学校ももう結構だ。十分やったような気がする。このように総合大学から専門大学が今後伸びてくるように感じる。 専門学校から専門大学という線もある。防衛大学もそうだ。「目的のはっきりした進路選択が今後は強くなる」。意味もなく「ファッション感覚で大学に行く時代の終焉」が近づいてきた気がする。