2009年6月25日木曜日

6月25日(木)新世界だるまのどて焼き


・ またまた「週刊誌に本校の名前」が記載されている。今発売中の「サンデー毎日7月5日号」だ。「難関大現役進学者 高校ランキング 全国トップ500校」に本校の名前が出ている。副題には「実合格者では分からない真の高校の実力」ともある。その通りだ。「本校の実力」をまだ世間の人は知らない。
・ 「早慶上理・MARCH・関関同立」への進学者数を競って書いているのだがその500校に本校が記載されていると言うだけの話である。ただそれだけの話だが「マア、載らないよりは良い」。数値に不満はあるがまあ満足しておこうという「微妙なところ」だ。
・ 念のため記載しておこう。早慶上理は早稲田、慶応、上智、東京理科大でMARCHは明治、青山、立教、中央、法政大学のことを言う。関関同立はお分かりだろうから敢えて書かない。
・ 本校は正直なところまだ発展途上だが西日本で公立私立の中で76番目にランクされ、中でも「早稲田の2名」が光っている。ついぞ最近ではなかったことだ。昨年は「東大」も出した。大体大阪の子どもは大阪の大学しか目が行かないがこのように徐々に東京進出している。
・ しかし本校には親戚となった「関西大学」がある。微力ながら関西大学を応援しなければならないし、又助けて貰わないといけない。「関西大学進学者数を増やさないといけない」。今後「スポーツ分野でも関西大学」を目指す。
・ 「浪速、頑張れ」と本校のOBの会社の会長さんから生徒・教職員に「差し入れ」があった。新世界で有名な元祖串かつの「だるま」の会長さんは本校OBであり、「好感度ナンバーワン俳優の本校OB赤井英和」さんの友人としても知られている。そう言えば赤井さんはテレビにて“だるま”を時々紹介されている。
・ 蒸し暑くなったし、「後輩、頑張れよ」となんと山ほどの「どて焼きの真空パック」を2000個以上もプレゼントしてくれたのだ。ボクシング部の顧問を通じて1昨日届いたので、早速全員に配ったところだ。
・ 坂田三吉でも有名な大阪の代表的観光場所である、「新世界のじゃんじゃん横丁」近くのにある元祖串かつ「だるま」は確かに味の良いことで知られ、何時前を通っても大勢の人が並んでいる。「後輩思いの先輩」を持って浪速の生徒は幸せだ。有難いことで私は丁重にお礼状を出したのである。
・ そうしていたら急遽来客があった。この前ブログにおいてご紹介したこれまたOBの堺市の方が「板絵」をまた2枚作って持参してくれたのである。この前奥様と一緒に多聞の板絵を見に行かれたそうで、その時に玄関の生徒の靴が揃っていなかったということで今度は「はきものをそろえる」と言う題だった。面白い。
・ しかし今日は「手紙」をよく書いた。昨日出張した「神宮司廳」の幹部に対する礼状、前述した串かつ「だるま」の会長への礼状、そして「研究会招待状」だ。実は今ある運動クラブでお世話様になっている府内の指導者とのお礼を兼ねた研究会を計画しており、そのご案内状だ。
・ 本校の入学者に影響ある府内運動クラブの有名な指導者であり、招待する場所は結構気を使うのだ。場所も「安っぽい」ところでは意味はない。何時もある訳ではないからだ。大体私の場合、大阪天満宮の宮司紹介の場所を利用する。一言で言えば素晴らしい場所ということである。
・ 15時50分から職員会議。今日のメイン議題は「新武道館の建設位」について新校舎建設チーム長から説明があった。「上手いまとめ方」をしてくれていた。これで全教職員のテーマとなったので、近いうちに「最終結論」を出すことに成ろう。
・ 職員会議の最後に私のほうから「今夏のボーナス支給」についてメッセージを出して支給を通知した。もっと出してあげたいがこれが精一杯であり理解をお願いしたのだ。その文書の要旨は次のようなものだ。「私の形」である。
理事長メッセージ                      平成21年6月24日
 教職員の皆様
                             (学)大阪国学院理事長
                                 木村 智彦
            平成21年度賞与一時金の支給
 掲題の件につき下記にて支給致します。

1.平成21年度賞与一時金支給額
    省略
2.今次支給に当たって
① 今年度は「新経営計画初年度」ということもあり、確実に遂行して平成25年度の創立90周年に繋げる必要がある。また21年度入学生は中高合わせて対前年度大きく減少し、21年度からの授業料値上げでも財源は厳しい。
② 私学助成削減の影響については、20年度3/4の適用であったが21年度は100%適用され「中学25%、高校10%の私学助成経常費助成削減」の影響を受ける。
③ 又「公私比率の見直し」など先行きはまったく不透明で油断は出来ないというのが現時点における「経営観測」である。又国家公務員や大阪府人事委員会の答申も対前年度0.2ヶ月分の賞与削減が決まっている中で対前年度水準以上の支払う「経営環境と支払い余力」は全く無い。
④ 特に「新武道館」を来年度中に完成させて「新校舎の種地を確保」しておかなければならない。平成26年末までに「新校舎建設」を現実のものにするためには、何と言っても「生徒数の確保が絶対的条件」であり、今回「関西大学との連携を強力な武器」として「来年度入学者数の確保が至上命題」である。
⑤ 16日文部科学省は全国の公立小中の校舎や体育館の耐震強度の調査結果を発表した。又昨年6月施行の「改正地震防災対策特別措置法」で診断結果の公表が義務つけられたがこれも「大きなプレッシャー」となっている。
⑥ 近隣の高校も必死になって「生き残り」をかけて勝負をかけてきており、本校も「財務体質を強化」しながら立ち向かっていかねばならない。そのような観点から今次回答としたが、今重要なことは「教職員が一丸となって新経営計画を達成し目標を達成する」ことである。教職員には「ご理解とご協力」を切にお願いするものである。