2008年6月21日土曜日

6月21日(土)進路週間最終日

1. 進路週間最終日
・ 今週16日(月)から始まっている「進路週間」の最終日の行事として本日は「大学説明会」である。16もの大学からご担当者が来校され「大学説明」となる。3年生にとってはボツボツ緊張し始める時期だ。全てではないが一部の保護者も説明会に参加される。
・ 3年生も今までサボっていた反省ともう高校生活とはバイバイするような気が真正面から押し寄せてきて「先行きの不安と期待」に深く心が覆われるようになる。今日以降「半分大学生の顔つき」となる。9月には指定校推薦が決まり始める。早いものだ。
・ 今回ご来校頂いた先生方は述べ24名となる。大人数だ。最初に私からご挨拶を申し上げた。後で進路指導部長が「理事長・校長があそこまで丁寧にご挨拶される高校はありませんよ」と大学の方が言われてましたと言っていたが「当たり前」だ。
・ 本校の生徒がお世話になる大学だ。「誠心誠意対応しなければならない」。生徒を送ってやるなんて「えらそうな態度」は許されない。「浪速は品格のある高校」を標榜している。本校の教諭もその辺のところは心得ている。常勤講師の先生方が大変良くやっていただいているみたいだ。
・近畿大学からはあのアテネ水泳のシルバーメダリストの山本貴志さんが来られていた。奥様はあの千葉すずさんだ。本校の水泳部の生徒が群がっていたという。。「スピード社の水泳着、どう思われますか?」と質問したりして私の部屋でしばらく懇談だ。
2. 英語集約コース海外語学研修の説明会
・ 13時30分から最後の「保護者同伴の説明会」となる。私も出席してお話しをした。このコースはこれで最後となるが近い将来「形を変えて再興」を考えている。今の1年生から海外修学旅行とし、行先は「オーストラリア」を計画しているが、「将来は北米カナダも視野」に入れたい。ここでの「ノウハウを蓄積」しておきたいのだ。
・ 又高校Ⅱ類に、選抜で「海外語学研修を希望する者の長期研修会」を夏休みに考えても良いと考えている。又現地姉妹校や現地の大学から指定校を受けたらという考えもある。いずれにしてもこの関係は大切に保存しておきたいと思っているのだ。
・ 生徒は「7月11日出発で7月31日関空着」、長丁場であるが健康に気をつけて成果を上げて欲しいと念願している。「完全アテンドの教員は2名」とし最初は経験あるベテラン教諭を1週間帯同させ、最後の5日間は私が現地に赴き先方へのご挨拶や今後の見通しなど現地調査に入る予定だが果たして時間が取れるかどうか。
3. PTA会長と教育後援会会長と打ち合わせ
・ 9月浪速祭のバザーの段取りと今後の「高校教育後援会の運用」に関して調整の打ち合わせ。私のほうから再度趣旨や今後の展開について説明をした。
・ PTA本部役員と教育後援会役員の方々を慰労し感謝申し上げる「恒例の懇親会を7月5日に難波で開催」することを通知した。これは「理事長の招待」である。校長ではなくて理事長としてである。本当にPTAは大変良くやって頂いている。感謝感謝。
4.20年度賞与一時金の調整打ち合わせを理事と断続的に調整
・ 全教職員にメールして来週「26日の職員集会にて支払日や内容を伝える」ことを知らせた。大阪府の職員の人件費削減の今後の展開について情報を集めているが見通しははっきりしない。
・ 昨日も深夜まで府労連と知事も出席した当局との団交が報道されているが、結局時間切れで歩み寄りはなかったみたいだ。「ふざけるな!」との怒号が深夜にこだましたと新聞記事にはあるが、威圧怒号などは組合の団交常套手段であるが知事は「このような場でそのような言葉を使ってどうするんですか」とたしなめたとある。
5.中学生への音楽実技教育
・ 「情操面でも音楽や美術教育は重要」だと考えている。今まで音楽教室や美術教室には相当のコストをかけて(まあ大した額ではないが)施設の充実を図ってきたが、今後とも支援していきたい。勉強だけでは駄目だ。
・ 音楽の時間に実技教育で雅楽器の「龍笛」をやるよう指示を出した。これは検討ではなくて指示だと念を押した。「神社神道の学校が洋楽器ばかり教えてどうする、雅楽器も考えろ」ということだ。今は「アルトリコーダー」だが吹き口が大きいし3年間もこれ一本だけでは如何なものか。
・ 和楽器も加えるように考えたのである。どうして今まで気が付かなかったのかと反省だ。「龍笛」をやればフルートも吹けるようになる。そのうち生徒の中には雅楽部に入りたいというのも現れるだろう。問題は指導してくれる先生だ。まあなんとかなるだろう。
.弓道部OB来室
・ 顧問のY先生と有力なOBが入る。弓道部の指導を担当していた先生がご事情があり、京都のご自宅に帰られるということなり、困っていたが「当面OBに指導を頼む」ことにした。本校は全国の高校の中では慶応高校についで最多出場を誇る「弓道名門校」だ。今年も「2名がインターハイに出場」する。
・ 指導料を出すといったら 「無料でやりたい」と言ってきたから、「それではお断りする。しっかりと教えるということで契約金の考え方だ」と理解して貰った。そのOBは府警本部に勤務の現職の警察官であり、他にも数名府警にいる。
・ とにかく「浪速の卒業生で警察官はとても多い」。嬉しい話だ。帰り際に「給料が下がるから大変だね」と言ってやったら、怪訝な顔をしていたので「橋下改革で・・・」というと大笑いになった。まあ第一戦の警察官は日常、給料のことなど考えてはいないのだろう。それは分かるような気がする。
7.教育実習生終了式
・ 今年は例年に比べて極めて少なく3名であったが、無事実習が終了し本日体育科の3週間実習が終了して閉校式だ。「教師と言う職業を目指すなら誇りをもって更に自分を磨き、素晴らしい教師になるようたゆまぬ努力をするよう激励」した。
.明日の準備
・ 明日は「同窓会の総会」だ。年に一度の総会で新調なった「カフェテラス」を会場としてお貸しすることにした。昨年は時間が取れず出席できなかったが今年は出席して、「学校の現状と計画」をテーマに少しお話ししようと思う。土曜日といっても自宅に帰れたのが6時だが「気分は充実」している。。