・ 「晴れ渡る入学式日和」であった。まことに以って「気持ちの良い日」で朝から気分はいやがおうにも盛り上がる。朝方正装していた体育科のK教諭に「ふく丸君は?」聞いたら「直ぐ着替えます」とか言って本校のイメージキャラクター「ふく丸」の装束に急遽着替えて貰った。これが「大人気」で一挙に周辺は和み寛いだ雰囲気になった。
・ 中庭では「ブラスバンド部」が歓迎の曲を次から次へと演奏してくれていた。まことに以って「ムード」が良い。3年でここまでになってくれたのである。タクトを振るのは常勤講師のM先生であった。
・ 正コンダクターは海外出張で副コンダクターは新一年の担任だからというわけでもあるまいが、中々の指揮者ぶりで、私は初めて拝見したが体をねじり、「全身で指揮する気力あふれる」ものであった。副校長が目を細めてご覧になっていた。
・ 本校の「お宝」である中学、高校用の「お神輿」が神社前に並び、鳥居の左脇には「雅楽部」が正式装束で居並ぶ。開始を告げる「鼓報」の大太鼓の音は剣道部のキャプテンが打ち鳴らすのである。
・ 大太鼓は「長く打ち鳴らす」ように言っていたのだが非常に上手くやってくれた。見事なタイミングであった。これに比べて雅楽が何を演奏したのかさっぱり分からなかったし保護者にも伝わらなかったのではないか。神前奉告の間は演奏し続けても良いくらいなのに。
・ ここがこのクラブの顧問の欠点である。二人顧問がいるが二人共に共通している。「勝負ところ」の感覚が無いのと「恥ずかしがり」なのかもしれない。これでは幾ら校長がこの部を支援しても駄目だ。部員など増えるわけが無い。「自らを売り込む」という姿勢がより求められる。
・ 「神前奉告」の前に新しくなった「正門の表札」の除幕である。私と浪速高等学校新入学生代表と関西大学連携浪速中学校代表の生徒が「紐」を引っ張れば「真新しい表札」が眼前に現れたのである。「素晴らしい表札だ。自画自賛である。」
・ 滞りなく奉告の儀が終わった。私は幾久しく生徒とこの学年団の教職員の健康と安全を祈願した。そして生徒は体育館に移ったのである。「中学121名、高校549名の総勢670名」と保護者の数はそれは壮観である。
・ 生徒は「ぴかぴかの制服」にとにかく「靴」は光って、これだけで新入生と分かる。着物姿のお母さんも例年よりは多く、会場はその分「華やいだ」ものなっている。私はこの間、「とにかく盛り上げて欲しい」と教員には頼んでいたが今日は最初から良かった。
・ 最初の年は神輿も体育館に入れて「ワッショイ、ワッショイ」したものだが生徒が増えて狭くなり、入れなくなったので去年から神社前で「在校生による神輿担ぎ」を行うようにした。在校生はクラブ員が主体でそれぞれのユニフォームを身に付けてだから、その分雰囲気は盛り上がったのである。
・ しかし今日の体育館は溢れんばかりの保護者の数で急遽椅子を追加しなければならなかった。考えてみると生徒一人に保護者一人ではなくてまずご夫婦が標準で特に中学生となるとおじいちゃんやおばあちゃんまで来られているから「超満員」となる筈である。
・ 又高校13クラス、中学3クラスの合計16クラスは「長蛇をなす」で見ていて嬉しくなる。生徒は多いほうが良い。入場に時間がかかったがそんなことはどうでも良いことである。演奏しながら迎える吹奏楽部は用意した譜面では足りなくて同じものを何回も演奏していたのである。
・ 甲子園の入場みたいにクラス名を「プラカード」みたいにして男子生徒が持って待ち構えてくれており雰囲気は最高であった。このアイデアは面白い。保護者に自分の子どものクラス名を知らしめるのに効果がある。 (その2に続く)
・ 中庭では「ブラスバンド部」が歓迎の曲を次から次へと演奏してくれていた。まことに以って「ムード」が良い。3年でここまでになってくれたのである。タクトを振るのは常勤講師のM先生であった。
・ 正コンダクターは海外出張で副コンダクターは新一年の担任だからというわけでもあるまいが、中々の指揮者ぶりで、私は初めて拝見したが体をねじり、「全身で指揮する気力あふれる」ものであった。副校長が目を細めてご覧になっていた。
・ 本校の「お宝」である中学、高校用の「お神輿」が神社前に並び、鳥居の左脇には「雅楽部」が正式装束で居並ぶ。開始を告げる「鼓報」の大太鼓の音は剣道部のキャプテンが打ち鳴らすのである。
・ 大太鼓は「長く打ち鳴らす」ように言っていたのだが非常に上手くやってくれた。見事なタイミングであった。これに比べて雅楽が何を演奏したのかさっぱり分からなかったし保護者にも伝わらなかったのではないか。神前奉告の間は演奏し続けても良いくらいなのに。
・ ここがこのクラブの顧問の欠点である。二人顧問がいるが二人共に共通している。「勝負ところ」の感覚が無いのと「恥ずかしがり」なのかもしれない。これでは幾ら校長がこの部を支援しても駄目だ。部員など増えるわけが無い。「自らを売り込む」という姿勢がより求められる。
・ 「神前奉告」の前に新しくなった「正門の表札」の除幕である。私と浪速高等学校新入学生代表と関西大学連携浪速中学校代表の生徒が「紐」を引っ張れば「真新しい表札」が眼前に現れたのである。「素晴らしい表札だ。自画自賛である。」
・ 滞りなく奉告の儀が終わった。私は幾久しく生徒とこの学年団の教職員の健康と安全を祈願した。そして生徒は体育館に移ったのである。「中学121名、高校549名の総勢670名」と保護者の数はそれは壮観である。
・ 生徒は「ぴかぴかの制服」にとにかく「靴」は光って、これだけで新入生と分かる。着物姿のお母さんも例年よりは多く、会場はその分「華やいだ」ものなっている。私はこの間、「とにかく盛り上げて欲しい」と教員には頼んでいたが今日は最初から良かった。
・ 最初の年は神輿も体育館に入れて「ワッショイ、ワッショイ」したものだが生徒が増えて狭くなり、入れなくなったので去年から神社前で「在校生による神輿担ぎ」を行うようにした。在校生はクラブ員が主体でそれぞれのユニフォームを身に付けてだから、その分雰囲気は盛り上がったのである。
・ しかし今日の体育館は溢れんばかりの保護者の数で急遽椅子を追加しなければならなかった。考えてみると生徒一人に保護者一人ではなくてまずご夫婦が標準で特に中学生となるとおじいちゃんやおばあちゃんまで来られているから「超満員」となる筈である。
・ 又高校13クラス、中学3クラスの合計16クラスは「長蛇をなす」で見ていて嬉しくなる。生徒は多いほうが良い。入場に時間がかかったがそんなことはどうでも良いことである。演奏しながら迎える吹奏楽部は用意した譜面では足りなくて同じものを何回も演奏していたのである。
・ 甲子園の入場みたいにクラス名を「プラカード」みたいにして男子生徒が持って待ち構えてくれており雰囲気は最高であった。このアイデアは面白い。保護者に自分の子どものクラス名を知らしめるのに効果がある。 (その2に続く)