・ 「堺グラウンド」は極めて順調に進んでいるのだが昨日のブログに書いたようにただ一点問題があるのが「野球のピッチャーズマウンド」である。ここは当初から「多目的グラウンド」としてサッカー場、ラグビー場、アメリカンフットボール場、又中学校の体育祭などの会場として考えていたしその考えには揺るぎはない。
・ 「高い買い物」だから少しでも「活用の範囲を広げて考える」ことは大切なことである。野球で言えば両翼90メートルは取れる本格的なものだが野球場の内野、外野はサッカーやラグビーのグラウンドにもなる。そこで問題となるのが「投手のマウンド」なのである。
・ マウンドというのは高さ25センチもあって完全に「山」となっている。しかしサッカーやラグビーをやるときにこのマウンド(山)があると「危険」と言うのである。これは確かに分かる。
・ 従って野球を終えたらこのマウンドは「均して平ら」にしておかねばならない。これが極めて面倒であるし専門的な技術が要る。最初野球部の関係者は「人工芝」にして欲しいと言って来た。私は「とんでもない、グラウンドを作るのに精一杯」と答えた。次に「せめて野球専用の黒土にして欲しい」と要望してきた。
・ これにも私は「ノー」と答えた。黒土にしたらサッカーやラグビーは一回の練習で「真っ黒」になってしまうからである。あくまで多目的運動場であり、「しばらくは我慢して欲しい」とお願いしたのである。
・ しかしこのマウンドだけはここを使う野球以外の運動部顧問が「どうしてもマウンドは困る。終わったら均しておく」ことが条件となったのである。「生徒が怪我をする」というのである。
・ グラウンドの土は、現在、日本の多くの学校で使われている「真砂土(まさすち)」という綺麗な砂と土の混合で愛媛県から船で岸和田港に運んできたものらしい。この土はは「さらさら」して色もいわゆる「土色」で、マウンドにするのは不適切らしい。直ぐ崩れてしまうものである。
・ あれやこれや困っていたら「世の中便利なもの」で移動式のピッチャーズマウンドが既製品であるとの情報を野球部の顧問が持ってきたのである。それを見に昨日夕方「関西大学第一高等学校」に行ったのである。
・ 丁度入学式であったが親切に案内して頂き私はこの目で現物を確認した。物は「アメリカ製」で言ってみれば「輸入品」である。価格は450万円もする。私は「長嘆息」をしながらあれこれ質問をして「使い勝手」「寿命」などを確認した。
・ 関一さんの言われるには3年使ってきているが「重宝」しており、「故障もない」という。堺グラウンドの建設会社の担当は日本のメーカーに同じようなものを作って欲しいと頼んだそうだが「難しいしそれに特許が問題」だとの事だった。
・ 「仕方がないのでこれを購入することとした」のである。正直言って野球にはお金がかかる。つくづくそのように思う。野球に比べればラグビーやサッカーなど「なんてことはない」。多目的グラウンドの建設で私は色々と勉強させられているのである。
・ もう一つグラウンド関連で言えば「国旗、校旗」のポール台の位置がまだ決まらない。周囲がぐるりとネットで囲まれており3本のポール「国旗、本校の校旗、相手校の校旗」を立てる位置は「方角」も含めてよくよく検討しなければならない。今日も午前中トンボ帰りで行ってきたのである。
・ 驚いたのであるがグラウンドの行く途中の地名「釜室」にある釜室大橋から遠くに本校のグラウンドが見えるのである。「素晴らしい眺め」である。夜間照明でも灯ったら名所になるかも知れない。
・ 本日は本校の「祖霊社」の「合祀祭」の日であった。例年明日の「春季例祭」の前日に行われる。本校では祖霊社としているが「祖霊舎」の方が多い。別に「霊舎」「霊屋(たまや)」霊棚(たまだな)、霊床(たまとこ)などという言い方もあるらしい。
・ 仏教における仏壇に相当するもので神社より小さく拝礼の作法はまず神社が先に来る。祖霊社は本校に関係された方々の「御霊(みたま)」を「ご祭神」として祀っているもので学院神社と共に「本校の守護神」である。
・ 昭和38年に創建され今日まで929柱が祀られているが本日30柱が合祀された。学校法人の役員、教職員、生徒、卒業者、PTA役員が対象でご連絡がありご遺族のご要望があってなされるものである。
・ 「祭礼は完全に陽が落ちてから行われる」。校長室は神社の真横であるから「夜の19時には校舎など全ての照明が消されて漆黒の中で執り行われるものである」。斎行は大阪府神社庁から正式の神職が派遣されるのである。
・ 今朝の管理職朝会で出席者は管理職、事務室、それに神道科の教員としそれ以外の教員については希望者のみとすることとした。夜も遅くなるし、祖霊社の管理者で十分だと考えたのである。
・ この辺は明確にしておかないと「あの人は出席して、この人は出なかった」となったりしてはまだ着任して間もない常勤講師の先生などに混乱が生じてもいけないからと判断したのである。ただし出席したら「直会(なおらい)」として「お弁当」が出ることになっている。
・ 明日は春季例祭でこちらは「重要な学校行事」であり、これは全校生徒や全教職員が正式に安全健康祈願とこの1年間の努力を見守って欲しいとの「祈り」を込めて行われるものである。
・ これらは「宗教性の強い」ものではない。日本人として至極当たり前のことである。神社神道の教えとは一言で言えば「敬神崇祖」の気持ちであり、「生かされていることへの感謝の気持ちと努力の宣誓を明らかにする」ということだと私は理解している。
・ 「臨時職員会議」を行って全教職員に対して「高等学校就学支援支給の事務要領」について徹底した。先の入学式で私から概要をお話ししたのだが「事務室には保護者からバンバン電話がかかってきている」そうである。
・ 本校の武器である「イントラネット」にわかり易くまとめた資料をアップし今日又口頭で事務長が説明した。本校の生徒が不利益にならないよう特に私から担任の先生に「間違いと遺漏のなきよう」お願いしたのである。
・ 笑ってしまうのだが事務室の女性に人材派遣会社から電話があって「人は要りませんか、事務処理のお手伝いをしましょうか」と聞かれたそうだ。今日現在日本の私立高等学校という高等学校で「同じような光景が繰り広げられている」のではないか。
・ 「高い買い物」だから少しでも「活用の範囲を広げて考える」ことは大切なことである。野球で言えば両翼90メートルは取れる本格的なものだが野球場の内野、外野はサッカーやラグビーのグラウンドにもなる。そこで問題となるのが「投手のマウンド」なのである。
・ マウンドというのは高さ25センチもあって完全に「山」となっている。しかしサッカーやラグビーをやるときにこのマウンド(山)があると「危険」と言うのである。これは確かに分かる。
・ 従って野球を終えたらこのマウンドは「均して平ら」にしておかねばならない。これが極めて面倒であるし専門的な技術が要る。最初野球部の関係者は「人工芝」にして欲しいと言って来た。私は「とんでもない、グラウンドを作るのに精一杯」と答えた。次に「せめて野球専用の黒土にして欲しい」と要望してきた。
・ これにも私は「ノー」と答えた。黒土にしたらサッカーやラグビーは一回の練習で「真っ黒」になってしまうからである。あくまで多目的運動場であり、「しばらくは我慢して欲しい」とお願いしたのである。
・ しかしこのマウンドだけはここを使う野球以外の運動部顧問が「どうしてもマウンドは困る。終わったら均しておく」ことが条件となったのである。「生徒が怪我をする」というのである。
・ グラウンドの土は、現在、日本の多くの学校で使われている「真砂土(まさすち)」という綺麗な砂と土の混合で愛媛県から船で岸和田港に運んできたものらしい。この土はは「さらさら」して色もいわゆる「土色」で、マウンドにするのは不適切らしい。直ぐ崩れてしまうものである。
・ あれやこれや困っていたら「世の中便利なもの」で移動式のピッチャーズマウンドが既製品であるとの情報を野球部の顧問が持ってきたのである。それを見に昨日夕方「関西大学第一高等学校」に行ったのである。
・ 丁度入学式であったが親切に案内して頂き私はこの目で現物を確認した。物は「アメリカ製」で言ってみれば「輸入品」である。価格は450万円もする。私は「長嘆息」をしながらあれこれ質問をして「使い勝手」「寿命」などを確認した。
・ 関一さんの言われるには3年使ってきているが「重宝」しており、「故障もない」という。堺グラウンドの建設会社の担当は日本のメーカーに同じようなものを作って欲しいと頼んだそうだが「難しいしそれに特許が問題」だとの事だった。
・ 「仕方がないのでこれを購入することとした」のである。正直言って野球にはお金がかかる。つくづくそのように思う。野球に比べればラグビーやサッカーなど「なんてことはない」。多目的グラウンドの建設で私は色々と勉強させられているのである。
・ もう一つグラウンド関連で言えば「国旗、校旗」のポール台の位置がまだ決まらない。周囲がぐるりとネットで囲まれており3本のポール「国旗、本校の校旗、相手校の校旗」を立てる位置は「方角」も含めてよくよく検討しなければならない。今日も午前中トンボ帰りで行ってきたのである。
・ 驚いたのであるがグラウンドの行く途中の地名「釜室」にある釜室大橋から遠くに本校のグラウンドが見えるのである。「素晴らしい眺め」である。夜間照明でも灯ったら名所になるかも知れない。
・ 本日は本校の「祖霊社」の「合祀祭」の日であった。例年明日の「春季例祭」の前日に行われる。本校では祖霊社としているが「祖霊舎」の方が多い。別に「霊舎」「霊屋(たまや)」霊棚(たまだな)、霊床(たまとこ)などという言い方もあるらしい。
・ 仏教における仏壇に相当するもので神社より小さく拝礼の作法はまず神社が先に来る。祖霊社は本校に関係された方々の「御霊(みたま)」を「ご祭神」として祀っているもので学院神社と共に「本校の守護神」である。
・ 昭和38年に創建され今日まで929柱が祀られているが本日30柱が合祀された。学校法人の役員、教職員、生徒、卒業者、PTA役員が対象でご連絡がありご遺族のご要望があってなされるものである。
・ 「祭礼は完全に陽が落ちてから行われる」。校長室は神社の真横であるから「夜の19時には校舎など全ての照明が消されて漆黒の中で執り行われるものである」。斎行は大阪府神社庁から正式の神職が派遣されるのである。
・ 今朝の管理職朝会で出席者は管理職、事務室、それに神道科の教員としそれ以外の教員については希望者のみとすることとした。夜も遅くなるし、祖霊社の管理者で十分だと考えたのである。
・ この辺は明確にしておかないと「あの人は出席して、この人は出なかった」となったりしてはまだ着任して間もない常勤講師の先生などに混乱が生じてもいけないからと判断したのである。ただし出席したら「直会(なおらい)」として「お弁当」が出ることになっている。
・ 明日は春季例祭でこちらは「重要な学校行事」であり、これは全校生徒や全教職員が正式に安全健康祈願とこの1年間の努力を見守って欲しいとの「祈り」を込めて行われるものである。
・ これらは「宗教性の強い」ものではない。日本人として至極当たり前のことである。神社神道の教えとは一言で言えば「敬神崇祖」の気持ちであり、「生かされていることへの感謝の気持ちと努力の宣誓を明らかにする」ということだと私は理解している。
・ 「臨時職員会議」を行って全教職員に対して「高等学校就学支援支給の事務要領」について徹底した。先の入学式で私から概要をお話ししたのだが「事務室には保護者からバンバン電話がかかってきている」そうである。
・ 本校の武器である「イントラネット」にわかり易くまとめた資料をアップし今日又口頭で事務長が説明した。本校の生徒が不利益にならないよう特に私から担任の先生に「間違いと遺漏のなきよう」お願いしたのである。
・ 笑ってしまうのだが事務室の女性に人材派遣会社から電話があって「人は要りませんか、事務処理のお手伝いをしましょうか」と聞かれたそうだ。今日現在日本の私立高等学校という高等学校で「同じような光景が繰り広げられている」のではないか。