2010年4月16日金曜日

4月16日(金)関西大学堺キャンパス





































・ 昨日初めてゆっくりと「音楽の先生」とお話しする機会があった。今年から始めた高校音楽教育について私から直接に「宜しくお願いします」とのご挨拶と音楽教育に必要な教材や器材についてご要望をお聞きしたいと思ったからである。
・ 私からは「コーラス」を重視して「高校生に歌を歌わせて欲しい」とお願いしたのである。お二人とも大阪音楽大学のご出身で男性教師がピアノ科、女性教師が声楽科だからコンビも良さそうである。
・ 勿論中学生の音楽教育も大切であり、本校は神社神道の学校だから、洋楽器のリコーダー以外に昨年から「和楽器も勉強させて欲しい」するということで「龍笛」を始めて貰った。私の強い願望であった。先生が言われるには龍笛が一クラス分しかないため、生徒はクラスが変わる度に一々吹き口を拭いて使っていたらしい。
・ ところが生徒が「気持ち悪がる」と言うのである。「保護者からも衛生上、どうなんでしょうか?!」と問い合わせがあったというのだ。「それはそうだ」。誰だって気持ち悪い。早速3クラス分揃えることとした。今まで気がつかなかった。
・ 又昨日から教職員対象の「神楽舞」の講義と実践が始まった。講師の先生は大阪天満宮から「舞の名手」を寄こして頂いたもので、この先生は私も良く存じ上げており宮司の秘書も兼務されているお方である。
・ 先生の厳しい指導に耐えて頑張っていただき、来年1月の「新春拝賀始業式」において「女性教諭が正装束に身をまとって学院神社の御前にて舞を奉納する光景」を想像するだけで嬉しくなる。これを見たら「女生徒は雅楽部に殺到」するのではないか。

・ 昨日の「朝礼」においても私は「クラブ活動を奨励する」と何回も言明した。雅楽部、ボーイスカウト部、茶道部は「特別強化クラブ」として支援すると言ったのだが効果の程はまだ見えない。
・ 新しい常勤講師の先生も多く昨日の朝礼も初めてのご経験だったに違いない。月度はじめの日が「一斉参拝」で月度中間地点の15日前後に「朝礼」を持って来ている。この日は神社への参拝はなくて、すぐ「校長講話と生徒生活指導部長の指導」に入るのである。
・ 私の話には特に「ニュージーランドの語学研修」についても触れた。そして昨日のブログに書いたように6限目には体育館に行って冒頭再度詳しく説明した。今まで入学式、朝礼、そしてホームルームに時間を利用して都合3回矢継ぎ早に語学研修をPRしたが果たしてどれくらいの生徒が集まってくれるのか。
・ 我々は最大でも30名程度は集めたいのだが果たしてどうなるか。何しろ3週間で312000円であるからそう簡単に「ハイ、行きます」とはならないだろう。しかし教育効果は既にカナダ研修で確認している。高校1年生から「生の英語」に触れていればその後の「英語への取り組み姿勢が全く違ってくる」のである。

・ 「堺のグラウンドの正門工事が山場」でトンボ帰りで行ってきた。近いから助かる。立派な門が出来つつあった。完成すればさぞ立派な正門が完成すると誰もが分かりそうなくらい「大きな存在感ある門の設え」であった。途端に機嫌が良くなった。
・ クラブハウスの「建築確認申請書」が完成し、理事長の公印を押した。遂に本日堺市に提出できる運びとなった。これで事務処理はなくなり一挙に工事は進むことになる。「国旗や校旗のポール台の位置」も決めてきた。楽しみである。
・ 午後関係の教職員を集め「堺グラウンド竣工式ならびに完成披露パーティ」準備のキックオフを行った。6月19日(土)、この日を仮押さえとした。準備に入るよう指示したのである。
・ ご案内は思い切って多くの方々に声かけし、このような時だけに「会費制」と「ご招待組み」に分けるが「知恵と工夫」で素晴らしいものにしたいと思う。「ネーミングと取得経緯の銘版」について急いで考えねばならない。

・ 11時から「関西大学堺キャンパス人間健康学部」の新校舎建築の地鎮祭と開校式に招待を受けて行ってきた。堺と言っても本校とは「目と鼻の距離」にあり、大和川を挟んで真向かいにある。この学部には今年本校から5名も入学した。
・ 関西大学は堺市から譲り受けた旧の堺商業高校の跡地に人間健康学部を創設して千里、高槻と北部拠点の関大が「遂に府南部に進出」したのである。そして本校と関西大学は至近の距離にある。「本校と関大はますます関係が濃くなる」ような気がしているのである。
・ 大変立派な方々がご来賓として招待されていた。私は何と主賓席を与えられおり、胸に大きなリボンで大変恐縮であった。「初代学部長はかねてよりご厚誼を頂いている尊敬する竹内洋先生」がご就任され、本日も寄って来られ、またまた私のブログに言及されるのであった。
・ 隣の席の副学長に「中々良いしっかりとした文章を書く」とお褒めを頂いたのである。何時も先生はお会いするたびに私のブログを褒めて下さる。地鎮祭と開校記念祝賀会は大変参考になった。まず我々は「5月21日に新武道館の地鎮祭」を行う。そして前述したように「6月19日には堺グラウンドの完成記念式典と披露パーティ」を行わねばならない。

・ 関西大学から帰校後、昨年度の「教職員評価育成システムの査定の打ち合わせ」を行った。「第一次評価者の副校長」の考えをじっくりとお聞きした。それを受けて今度は私が「最終査定者」として相対評価をしなければならない。
・ 「S(秀逸)AA(優秀)A(優良)B(努力)C(課題)の5段階評価」を付けるのである。A評価を受ければ通常の「定期昇給」が確保されAA評価であれば割り増し昇給となる。普通はA評価である。ただし「昨年度分は処遇反映初年度として基準の1/2反映」としている。本年度からは100%反映となる。
・ 「浪速は新しい時代へ突入」した。平成19年度が「改革元年」、そして20,21年度までが「改革草創期」、そして本年度から「改革発展期」と言えるだろう。この期間は平成26年度の創立90周年までの5年間であり、「新経営計画」と合致している。
・ 我々の目標は「新校舎の建設」である。そして5年後に「関西大学連携浪速中学校の中高一貫の第1期生の生徒が卒業」していくのである。この平成26年までの5年間は「歯を食いしばって我慢し努力しなければならない期間」である。悠長なことは言ってはおれないのである。
・ 現在の教職員の力を持ってすれば「目標貫徹は絶対に可能」である。教職員の先頭に立って私は頑張る。「緊張感を持って」付いてきて欲しい。「一隅を照らす良い仕事」をして欲しいのである。良い仕事をした教職員に「メリハリをつけた処遇をする」。これが「評価育成システムの思想」である。