・ しっかりと「やるべきことをしたら成果は跳ね返ってくる」。この当たり前のことが「証明」された。私の思いというか想定が「予想以上の形」で具体的に出てきたのだ。大変素晴らしい。見事に結果を出してくれた先生もすごい「教師」だ。
・ 「浪速がますます良くなる」ことを証明したとも言える。「多聞尚学館を購入した」ことが間違いでなかったことが証明された。しかし正直これほど「鮮やか」に結果が出るとは思いもしなかった。
・ 「2009年度3年生対象進研模試6月マーク試験の結果」が出てきた。これは来年1月の「センター試験対応」として高校3年生には極めて重要な外部模試であるが特筆すべきことが「日本史」の伸びである。
・ これには「ストーリー」がある。多聞尚学館の商談中から私は「多聞の使い方」について教職員には何度も説明してきたのだがその時の「たとえ話」として日本史を例に挙げて話してきたのだ。
・ 要点は「まず全体の日本史の構成を古代史から現代までスケルトンを講義しそれから“単元”に入っていく。そして日本史だけを“集中し、連続”して講義することが必要である。間に“気分転換”と称して世界史とか地理とかを挟むとかいうのは止めて欲しい。全体構成、次に単元の連続」であると。
・ 以上は私の強い「思い入れ」であった。学校の教室ではこうはいかない。英語の授業が50分一こま終われば、次の時間が数学、そして理科等々と「細切れが連続した授業」となる。しかし学校ではこうしないと「進級、卒業に必要な単位認定」は取れないからだ。しかし多聞は違う。
・ もう嫌になるくらい私は言い続けてきた。「教室の延長では意味はない」。学校の教室と多聞の教室とは性格が異なる。「複線道路」であると。まったく異なったアプローチを取って欲しいと私は先生方にお願いしたのだ。
・ この話をまず日本史のH先生が受け止めてくれてやってくれたのである。まずこの春休みに「3泊4日の日本史シリーズ特別講座が多聞の皮切り」となったのである。まだ開館式の前で確か3月27日の多聞で理事会評議員会メンバーにお披露目があった時だった。
・ そして引き続いて2週間後の第1回「週末スペシャル」にまたH先生は日本史を担当してくれた。二泊三日の講義であった。すなわち「連続して2チャンス、日本史ばかり集中講義」をしてくれたのである。そしてこの6月のマーク模試を迎えたのである。
・ 進路指導部がまとめてくれたレポートには「日本史偏差値60台、50台の増加が著しい」とある。私の言葉ではない。進路の担当者の使った言葉である。「著しい」とは恐れ入った。
・ この多聞での日本史強化講座を受けたクラスの「平均偏差値はなんと55.6」だから素晴らしい。60台のオンパレードである。間違いなくこのクラスは「センター試験で日本史で点を取ってくる」だろう。
・ 学校関係者なら直ぐ理解できることだが「偏差値」を一挙に8から10も上がるなんて信じられない話である。多聞のやり方とこのH先生の「教材準備が大変良かった」ことを示しているのだ。
・ 日本史が伸びたからこのクラスは普通科の中で全体を押し上げているのである。国語では多くの点を取ることは難しいが社会科で点を稼ぐことは出来る。生徒には「心の余裕」も生まれてきただろう。このことは今後良い方向に作用すると思う。
・ 私が嬉しいのはこのようにして「教室とは違う」アプローチをして「ちゃんとした結果」を出してくれたことだ。まさしく「多聞尚学館の活用方法の実践証明」をこの教科が出してくれたことである。
・ その他数学や物理なども結果を出してくれている。すべて「多聞特訓」をしてくれた教科である。「やれば出来る」のだ。このことが素晴らしい。しかし進路指導部がタイミングよくデータを出してくれるから教員は励みになる。まさしく「進路指導部の仕事を適切に果たしてくれている」のも頼もしい限りだ。
・ 驚くことに本校では長い間「進路指導部長が校務運営委員会のメンバーでなかった」という他校に知れたら「恥ずかしい」ような状況が長い間続いたという。理由は知らないが保護者にでも知れたら大きな問題になったろう。「進路指導が校務運営のテーマでなかった」ということだから「驚き桃の木山椒の木」だ。恐らく組合の強い学校だったから「進路は生徒の自主判断に任せるべき。教師が口を出すべきでない」というような「寝とぼけた論理」がまかり通っていたのだろうがとんでもない無い話しだ。
・ それを誰も不思議と思わなかったのだろうから「摩訶不思議な学校」だったのだ。着任時は「システム的な外部模試もなかった」。これを私は半ば強制的に全員参加型で導入した。その結果このようなデータが積み上がってくるようになった。これこそ「貴重な進路指導のデータ」であり、今後に大きく活かされてくるだろう。
・ 進路指導にも人材が育ってきた。若い専任になったばかりのI教諭も将来が楽しみだ。厳しく鍛えて生きたい。彼は見ていると「オーソドックス」である。この「本筋を歩くという姿勢」が良い。間違いなくノウハウを積んで浪速の進路を担っていかねばならない。そういう人材だ。今回のデータは常勤講師のY先生がまとめてくれたらしいが、中々のIT使いと聞いている。頑張って欲しい。
・ 進路とか教務はそう簡単に出来るものではない。「長い経験とセンス」も要る。生徒や保護者に「説得力」を持って「説明できるだけの力が必要」である。どの学校でも教務と進路は極めて重要な分掌である。この二つに生徒生活指導部が「鼎」である。
・ しかし結局は「教科を担当する先生の努力と力量」ですべては決まる。「しっかりと教えたら生徒の力はつく」ことが当たり前であろうが今回しっかりと証明された。私は嬉しい。
・ 今週末は「関大・難関国公立、トップ30」と銘打って1年生と2年生の学年トップ30人を一泊二日で徹底的に鍛える「新シリーズ」が始まる。またこの時は中学3年生の特別学力強化が同時に始まる。「高校トップと中学の同時並行」である。中学生への刺激と影響を考えて同時とした。果たしてどうなるか面白い。
・ 「浪速がますます良くなる」ことを証明したとも言える。「多聞尚学館を購入した」ことが間違いでなかったことが証明された。しかし正直これほど「鮮やか」に結果が出るとは思いもしなかった。
・ 「2009年度3年生対象進研模試6月マーク試験の結果」が出てきた。これは来年1月の「センター試験対応」として高校3年生には極めて重要な外部模試であるが特筆すべきことが「日本史」の伸びである。
・ これには「ストーリー」がある。多聞尚学館の商談中から私は「多聞の使い方」について教職員には何度も説明してきたのだがその時の「たとえ話」として日本史を例に挙げて話してきたのだ。
・ 要点は「まず全体の日本史の構成を古代史から現代までスケルトンを講義しそれから“単元”に入っていく。そして日本史だけを“集中し、連続”して講義することが必要である。間に“気分転換”と称して世界史とか地理とかを挟むとかいうのは止めて欲しい。全体構成、次に単元の連続」であると。
・ 以上は私の強い「思い入れ」であった。学校の教室ではこうはいかない。英語の授業が50分一こま終われば、次の時間が数学、そして理科等々と「細切れが連続した授業」となる。しかし学校ではこうしないと「進級、卒業に必要な単位認定」は取れないからだ。しかし多聞は違う。
・ もう嫌になるくらい私は言い続けてきた。「教室の延長では意味はない」。学校の教室と多聞の教室とは性格が異なる。「複線道路」であると。まったく異なったアプローチを取って欲しいと私は先生方にお願いしたのだ。
・ この話をまず日本史のH先生が受け止めてくれてやってくれたのである。まずこの春休みに「3泊4日の日本史シリーズ特別講座が多聞の皮切り」となったのである。まだ開館式の前で確か3月27日の多聞で理事会評議員会メンバーにお披露目があった時だった。
・ そして引き続いて2週間後の第1回「週末スペシャル」にまたH先生は日本史を担当してくれた。二泊三日の講義であった。すなわち「連続して2チャンス、日本史ばかり集中講義」をしてくれたのである。そしてこの6月のマーク模試を迎えたのである。
・ 進路指導部がまとめてくれたレポートには「日本史偏差値60台、50台の増加が著しい」とある。私の言葉ではない。進路の担当者の使った言葉である。「著しい」とは恐れ入った。
・ この多聞での日本史強化講座を受けたクラスの「平均偏差値はなんと55.6」だから素晴らしい。60台のオンパレードである。間違いなくこのクラスは「センター試験で日本史で点を取ってくる」だろう。
・ 学校関係者なら直ぐ理解できることだが「偏差値」を一挙に8から10も上がるなんて信じられない話である。多聞のやり方とこのH先生の「教材準備が大変良かった」ことを示しているのだ。
・ 日本史が伸びたからこのクラスは普通科の中で全体を押し上げているのである。国語では多くの点を取ることは難しいが社会科で点を稼ぐことは出来る。生徒には「心の余裕」も生まれてきただろう。このことは今後良い方向に作用すると思う。
・ 私が嬉しいのはこのようにして「教室とは違う」アプローチをして「ちゃんとした結果」を出してくれたことだ。まさしく「多聞尚学館の活用方法の実践証明」をこの教科が出してくれたことである。
・ その他数学や物理なども結果を出してくれている。すべて「多聞特訓」をしてくれた教科である。「やれば出来る」のだ。このことが素晴らしい。しかし進路指導部がタイミングよくデータを出してくれるから教員は励みになる。まさしく「進路指導部の仕事を適切に果たしてくれている」のも頼もしい限りだ。
・ 驚くことに本校では長い間「進路指導部長が校務運営委員会のメンバーでなかった」という他校に知れたら「恥ずかしい」ような状況が長い間続いたという。理由は知らないが保護者にでも知れたら大きな問題になったろう。「進路指導が校務運営のテーマでなかった」ということだから「驚き桃の木山椒の木」だ。恐らく組合の強い学校だったから「進路は生徒の自主判断に任せるべき。教師が口を出すべきでない」というような「寝とぼけた論理」がまかり通っていたのだろうがとんでもない無い話しだ。
・ それを誰も不思議と思わなかったのだろうから「摩訶不思議な学校」だったのだ。着任時は「システム的な外部模試もなかった」。これを私は半ば強制的に全員参加型で導入した。その結果このようなデータが積み上がってくるようになった。これこそ「貴重な進路指導のデータ」であり、今後に大きく活かされてくるだろう。
・ 進路指導にも人材が育ってきた。若い専任になったばかりのI教諭も将来が楽しみだ。厳しく鍛えて生きたい。彼は見ていると「オーソドックス」である。この「本筋を歩くという姿勢」が良い。間違いなくノウハウを積んで浪速の進路を担っていかねばならない。そういう人材だ。今回のデータは常勤講師のY先生がまとめてくれたらしいが、中々のIT使いと聞いている。頑張って欲しい。
・ 進路とか教務はそう簡単に出来るものではない。「長い経験とセンス」も要る。生徒や保護者に「説得力」を持って「説明できるだけの力が必要」である。どの学校でも教務と進路は極めて重要な分掌である。この二つに生徒生活指導部が「鼎」である。
・ しかし結局は「教科を担当する先生の努力と力量」ですべては決まる。「しっかりと教えたら生徒の力はつく」ことが当たり前であろうが今回しっかりと証明された。私は嬉しい。
・ 今週末は「関大・難関国公立、トップ30」と銘打って1年生と2年生の学年トップ30人を一泊二日で徹底的に鍛える「新シリーズ」が始まる。またこの時は中学3年生の特別学力強化が同時に始まる。「高校トップと中学の同時並行」である。中学生への刺激と影響を考えて同時とした。果たしてどうなるか面白い。
・またその翌日は「内部進学の高校2年生と3年生対象に特別講座」が初めて実施される。いずれにも私は多聞に出かけて「檄」を飛ばす積りだ。学校がここまで「インフラを整備」したのだ。生徒は歯を食いしばって「努力」しなければならない。「教師と生徒の真剣勝負」である。