・ 「大阪府高等学校硬式野球大会(夏の甲子園大阪予選)」、残念ながら「5回戦」で敗れてしまった。相手は関大北陽である。「スコアは4対6」でもう一歩であったが点数は関係ない。負けは負けである。しかし「良い試合」であった。
・ 後攻の浪速は9回の裏で1点を入れ4対6となりランナーはなんと「満塁」である。「一打長打が出れば逆転」という場面であった。確かに長打が出たのだが50センチくらいでファウルとなり得点には結びつかなかった。
・ 本校のピッチャーはK君で背番号は1だから「エース」である。北陽は事前研究が徹底されており彼のもち球「スライダー」を振らなかったから、低めやワンバウンドがキャッチャーの後逸を招き点を入れられたのが痛かった。特に1回表で死球が二つ続き、初回に「むざむざの2点」が結局後にまで響いた形となったのである。
・ 北陽とは昨年対戦して本校が勝ち、この春の大会では敗れ、3回目の戦い、まさに「雌雄を決する戦い」となったが「残念である」。「悔しーい!」。しかし選手は大変良く頑張ってくれた。
・ この6月に「関西大学と特別連携の調印」をしたことより関大北陽とは「親戚みたいな関係」となったがそれだけに勝ちたかったが勝負は時の運、結果を受け止めるしかない。本校のI部長は冷静な見方をする指導者であるが「地力」では北陽が少し上だと言っていた。
・ 私はどういうわけか「野球が好き」であったが、球技のセンスは全く駄目だったから小さい時からレギュラーになどとてもなれず、何時も補欠であったので早々と野球は諦めて高校時代は「水泳部」に属していた。
・ 「生まれ故郷の広島」と言う土地柄は「広島カープ」という地元球団があり、田舎球団であったが何時も熱狂的なカープファンの父に連れられて「広島市民球場」に出かけた思い出は今でも残っている。
・ 会社員になってからは、場所も関東と言うことで、熱烈な「長嶋茂雄信者」となりそのせいで「巨人戦ばかり」テレビで見ていた。その当時から何で「阪神ファンはあそこまで盛り上がるのか」、今でも理解できないことの一つであった。
・ とにかく「高校野球は面白い」。面白さの由縁は「純粋」だからだろうと思っている。「高校球児」という言葉があるが本当に彼らは3年間一生懸命に頑張ってきて「燃焼し尽す」のである。
・ ベンチには20名程度の所定の人数しか入れないがスタンドで声を枯らして応援する「控えの選手」を見ると私はその「せつなさ」に目頭が熱くなる。3年やってもこのような府大会レベルには一回も出たことにない部員は多い。
・ 本校みたいに部員数が120名などというと「多くはスタンド要員」となるが彼らは心中では「グラウンドに出たい」事は間違いないであろう。しかしそういう気配はおくびにも出さず応援する。私は「その姿に感動する」のである。
・ 特に高校野球ではキャプテンの「求心力」が極めて重要で今年のキャプテンのN君は人間的にも素晴らしい生徒で私も大変良く知っているのだが、さすが「浪高の主将」を任されるにふさわしい人材だ。
・ 試合後全員が揃った時も「泣きじゃくって」いた。そして「控えの選手に敗戦を謝り」、、「3年間素晴らしい仲間と野球をやって来れて幸せだった」というのを聞いた時は私も思わず熱くなったのである。もともと涙もろいがこういう場面は駄目だ。「涙が出る」。
・ 監督も泣いていた。こらえているのだが顔がゆがみながらも選手職員を一人ひとり肩を抱いていたのである。本校専属のカメラマンの社長も目を真っ赤にしてシャッターを押していたのである。
・ 写真で私の左側が主将のN君である。これで「3年生は完全に引退」となって秋の大会からは1年生2年生で戦うことになる。今のメンバーで内野守備はすべて2年生だから来年はより期待できると部長は言っていた。後は良いピッチャーを育て上げるのだ。
・ 明日は私は奈良の方に「まほろば総体」で出かけるので監督と部長が30日に校長室に来て「シーズン終了の報告」が正式になされることになる。硬式野球の監督は本校で唯一の外部招聘の指導者である。最も本校のOBで1回目に甲子園に出た時の主将であった人だ。
・ これで3年間監督をお願いしてきた。一応の「節目」であり来年度どうするかであるが個人的には来季も采配をふるって欲しいがご本人のお気持ちも聞かねばならない。今日勝てばベスト8に入ったわけだが、まあ良い試合をしてくれ、この「監督の求心力」もあり、生徒も信頼しているのが見て取れるだけに来季も現状スタッフで行きたいと思うのだが・・・。
・ 本校は「特待生制度」を取っていないだけにまさに「文武両道」の学校であり、進学校なのだが「チームワーク」でここまでこれると言う典型的なケースである。まさに本校野球部は「高校野球のモデル」みたいだと私は自負している。
・ 明日は奈良の樫原で「弓道のインターハイ」があり、30日は「ボクシングのインターハイ」が同じく奈良の平群というところである。是非応援に行きたいと思っている。若い高校生がひたむきに闘っている姿を見ると「自分まで若返る気がする」。
・ 「 学校が安定」しているからこそ、このように校長が外部に出かけられる。このことが嬉しい。私が行くと選手諸君は「歓声」を上げて喜んでくれるから尚更やめられない。今私はしみじみと「良い学校に勤務できている幸せ」を感じているのだ。
・ 後攻の浪速は9回の裏で1点を入れ4対6となりランナーはなんと「満塁」である。「一打長打が出れば逆転」という場面であった。確かに長打が出たのだが50センチくらいでファウルとなり得点には結びつかなかった。
・ 本校のピッチャーはK君で背番号は1だから「エース」である。北陽は事前研究が徹底されており彼のもち球「スライダー」を振らなかったから、低めやワンバウンドがキャッチャーの後逸を招き点を入れられたのが痛かった。特に1回表で死球が二つ続き、初回に「むざむざの2点」が結局後にまで響いた形となったのである。
・ 北陽とは昨年対戦して本校が勝ち、この春の大会では敗れ、3回目の戦い、まさに「雌雄を決する戦い」となったが「残念である」。「悔しーい!」。しかし選手は大変良く頑張ってくれた。
・ この6月に「関西大学と特別連携の調印」をしたことより関大北陽とは「親戚みたいな関係」となったがそれだけに勝ちたかったが勝負は時の運、結果を受け止めるしかない。本校のI部長は冷静な見方をする指導者であるが「地力」では北陽が少し上だと言っていた。
・ 私はどういうわけか「野球が好き」であったが、球技のセンスは全く駄目だったから小さい時からレギュラーになどとてもなれず、何時も補欠であったので早々と野球は諦めて高校時代は「水泳部」に属していた。
・ 「生まれ故郷の広島」と言う土地柄は「広島カープ」という地元球団があり、田舎球団であったが何時も熱狂的なカープファンの父に連れられて「広島市民球場」に出かけた思い出は今でも残っている。
・ 会社員になってからは、場所も関東と言うことで、熱烈な「長嶋茂雄信者」となりそのせいで「巨人戦ばかり」テレビで見ていた。その当時から何で「阪神ファンはあそこまで盛り上がるのか」、今でも理解できないことの一つであった。
・ とにかく「高校野球は面白い」。面白さの由縁は「純粋」だからだろうと思っている。「高校球児」という言葉があるが本当に彼らは3年間一生懸命に頑張ってきて「燃焼し尽す」のである。
・ ベンチには20名程度の所定の人数しか入れないがスタンドで声を枯らして応援する「控えの選手」を見ると私はその「せつなさ」に目頭が熱くなる。3年やってもこのような府大会レベルには一回も出たことにない部員は多い。
・ 本校みたいに部員数が120名などというと「多くはスタンド要員」となるが彼らは心中では「グラウンドに出たい」事は間違いないであろう。しかしそういう気配はおくびにも出さず応援する。私は「その姿に感動する」のである。
・ 特に高校野球ではキャプテンの「求心力」が極めて重要で今年のキャプテンのN君は人間的にも素晴らしい生徒で私も大変良く知っているのだが、さすが「浪高の主将」を任されるにふさわしい人材だ。
・ 試合後全員が揃った時も「泣きじゃくって」いた。そして「控えの選手に敗戦を謝り」、、「3年間素晴らしい仲間と野球をやって来れて幸せだった」というのを聞いた時は私も思わず熱くなったのである。もともと涙もろいがこういう場面は駄目だ。「涙が出る」。
・ 監督も泣いていた。こらえているのだが顔がゆがみながらも選手職員を一人ひとり肩を抱いていたのである。本校専属のカメラマンの社長も目を真っ赤にしてシャッターを押していたのである。
・ 写真で私の左側が主将のN君である。これで「3年生は完全に引退」となって秋の大会からは1年生2年生で戦うことになる。今のメンバーで内野守備はすべて2年生だから来年はより期待できると部長は言っていた。後は良いピッチャーを育て上げるのだ。
・ 明日は私は奈良の方に「まほろば総体」で出かけるので監督と部長が30日に校長室に来て「シーズン終了の報告」が正式になされることになる。硬式野球の監督は本校で唯一の外部招聘の指導者である。最も本校のOBで1回目に甲子園に出た時の主将であった人だ。
・ これで3年間監督をお願いしてきた。一応の「節目」であり来年度どうするかであるが個人的には来季も采配をふるって欲しいがご本人のお気持ちも聞かねばならない。今日勝てばベスト8に入ったわけだが、まあ良い試合をしてくれ、この「監督の求心力」もあり、生徒も信頼しているのが見て取れるだけに来季も現状スタッフで行きたいと思うのだが・・・。
・ 本校は「特待生制度」を取っていないだけにまさに「文武両道」の学校であり、進学校なのだが「チームワーク」でここまでこれると言う典型的なケースである。まさに本校野球部は「高校野球のモデル」みたいだと私は自負している。
・ 明日は奈良の樫原で「弓道のインターハイ」があり、30日は「ボクシングのインターハイ」が同じく奈良の平群というところである。是非応援に行きたいと思っている。若い高校生がひたむきに闘っている姿を見ると「自分まで若返る気がする」。
・ 「 学校が安定」しているからこそ、このように校長が外部に出かけられる。このことが嬉しい。私が行くと選手諸君は「歓声」を上げて喜んでくれるから尚更やめられない。今私はしみじみと「良い学校に勤務できている幸せ」を感じているのだ。