・ 本校は「AEDを5台」も有している。うち一台は「多聞尚学館」に置いてある。AEDは「自動対外除細動器」と訳するらしいが、何のことかよく分からない。要はポンプの役目をしている心臓が痙攣を起こして収縮と膨張をせずに微細動を起こしているときに電気ショックを与えて再生を図るものらしい。(?)
・ 開発した当初は高価なものだったらしいが今ではコストダウンが進み、一台30万円程度で手に入るからそのうちに「家庭でも一台」の時代が来るかも知れない。ところが案外「使い方」を知らないのである。私などもまったく知らない。
・ そこで保健体育部長が外部の講師を手配してPTAも含めた「講習会」を13日に実施してくれたのである。私はちょうど硬式野球の大会が南港球場であったらそちらに行ったのだが、本日あることで保護者の方からお電話があり、「ああいう企画は大変良いですね」と言ってくださったので喜んでいたのである。
・ まさに「喜んでいるのも束の間」だった。「何とか終業式まで何もありませんように」と幸運を祈っていたが遂に「新型インフルエンザ感染」の生徒が一名発生した。5月の府内の騒動以降、この問題は落ち着いていたのだが、その後「大阪南部地域」でまた「流行の兆し」があり、我々は心配していたのであるが遂に「捕まってしまった」。
・ 特に岸和田、貝塚、熊取あたりの学校では「臨時休校」が相次いでおり、本校の生徒の居住圏が同じなので我々は「危ない、危ない」と心配をしていたのであるが、「本校で初めて新型インフルエンザ感染の生徒」が出ることになってしまったのである。
・ 先の騒動では結局「高校2年生の修学旅行が延期」となり、旅行会社への「キャンセル料の支払い」など「踏んだり蹴ったり」であった。とにかく正直に言えば「期末試験が終わり、18日の終業式まで何とか無事に」と祈願していたのだが残念だ。後二日で終業式となるのに。
・ 「岸和田市在住の高校1年生」が一名13日以降学校を休んでおり心配した学校は「保健所で正式な検査」をお願いしていた結果が昨日判明したのである。結局「新型インフルエンザ」と判定された。
・ その後昨日になって同じクラスで3名の生徒が一般病院で「季節型」と判断され、保険所で正式に確認するよう保護者にお願いをしていたのである。内規では「新型インフルがクラスで2名発生すれば学級閉鎖」と決めてはいたが季節型というのも「疑わしい」と考えていた。保健体育部長が学校医に連絡したら「新型と考えてください」と言われたそうだ。
・ しかし困った問題で今のところ保健所か指定の病院しか「新型インフルかどうかの判断」は出来ない訳で保険所も府内の学校の一人ひとりのウイルス検査など出来ないといわれるのも当然理解できる話だ。
・ 現在の「休校判断基準は新型かどうか」であり学校長としては簡単に「休校」するわけにはいなかいし、同時に健康な生徒の健康も守らなければならない。正直「困ったな」と思っていたのである。最も通常のインフルでも同じことであるが。
・ そのように考えていたら今朝ほど登校して来た生徒が昼前に4名も「体の不調」を訴えて保健室に行ったのである。確かに「発熱状態」にあることが分かり、私は副校長、教頭、保健体育部長、養護教諭、担任の先生と急遽打ち合わせをして、「感染拡大を防止」するため、この「クラスの学級閉鎖」を決めた。
・ 期間は7月20日までである。学校は18日が終業式で一段落するがこのクラスの生徒は「登校禁止」としたわけである。学校は休みとなってもクラブ活動や講習、など生徒は学校に出入りするので一応5日間のクラス閉鎖としたのである。
・ 時刻は4限の終わる10分前の12時30分であった。担任は走ってホームルームに駆け出していった。早速「生徒を帰宅」させねばならないからである。保健室の4名は保護者に連絡して「迎えにきてもらう手筈」を整え、これらの経緯を大阪府の私学課に報告するよう副校長に指示した。
・ そうこうしていたら15時頃に2年生のクラスで休んでいた生徒の保護者から「新型でした」と連絡が入ったという。第2号である。この生徒も岸和田在住である。「ますます感染拡大を思わざるを得ない状態」という感じになってきたのである。
・ 15時45分に「臨時職員会議」を開き、教職員への状況説明と各クラスの状況把握を今まで以上に「念入り」にするよう指示をしたのである。もしこれ以上バラバラと新型あるいは季節型いずれでも感染者や発熱者が大量に発生すれば「今後の対応方針」を決めておかねばならないからである。
・ 「あと二日で夏休み」に入る。その後は3連休となっているし、この間「家庭で養生」してくれれば良い。我々はまだ運がついている。もしこれが「期末試験」の前だったら「本当に大変だった」が試験は無事終わって明日は「成績判定会議」である。
・ 21日からは「伊勢修養学舎」だ。1年生500人が行くことになっている。一刻も早い生徒の回復とこれ以上の広がりのないことを祈願するばかりである。今日はいささか「参った、参った」という感じだ。「うちが何でやねん!」という気持ちであるがこればかりは仕方が無い。我々には手の打ちようがないのだ。
・ 開発した当初は高価なものだったらしいが今ではコストダウンが進み、一台30万円程度で手に入るからそのうちに「家庭でも一台」の時代が来るかも知れない。ところが案外「使い方」を知らないのである。私などもまったく知らない。
・ そこで保健体育部長が外部の講師を手配してPTAも含めた「講習会」を13日に実施してくれたのである。私はちょうど硬式野球の大会が南港球場であったらそちらに行ったのだが、本日あることで保護者の方からお電話があり、「ああいう企画は大変良いですね」と言ってくださったので喜んでいたのである。
・ まさに「喜んでいるのも束の間」だった。「何とか終業式まで何もありませんように」と幸運を祈っていたが遂に「新型インフルエンザ感染」の生徒が一名発生した。5月の府内の騒動以降、この問題は落ち着いていたのだが、その後「大阪南部地域」でまた「流行の兆し」があり、我々は心配していたのであるが遂に「捕まってしまった」。
・ 特に岸和田、貝塚、熊取あたりの学校では「臨時休校」が相次いでおり、本校の生徒の居住圏が同じなので我々は「危ない、危ない」と心配をしていたのであるが、「本校で初めて新型インフルエンザ感染の生徒」が出ることになってしまったのである。
・ 先の騒動では結局「高校2年生の修学旅行が延期」となり、旅行会社への「キャンセル料の支払い」など「踏んだり蹴ったり」であった。とにかく正直に言えば「期末試験が終わり、18日の終業式まで何とか無事に」と祈願していたのだが残念だ。後二日で終業式となるのに。
・ 「岸和田市在住の高校1年生」が一名13日以降学校を休んでおり心配した学校は「保健所で正式な検査」をお願いしていた結果が昨日判明したのである。結局「新型インフルエンザ」と判定された。
・ その後昨日になって同じクラスで3名の生徒が一般病院で「季節型」と判断され、保険所で正式に確認するよう保護者にお願いをしていたのである。内規では「新型インフルがクラスで2名発生すれば学級閉鎖」と決めてはいたが季節型というのも「疑わしい」と考えていた。保健体育部長が学校医に連絡したら「新型と考えてください」と言われたそうだ。
・ しかし困った問題で今のところ保健所か指定の病院しか「新型インフルかどうかの判断」は出来ない訳で保険所も府内の学校の一人ひとりのウイルス検査など出来ないといわれるのも当然理解できる話だ。
・ 現在の「休校判断基準は新型かどうか」であり学校長としては簡単に「休校」するわけにはいなかいし、同時に健康な生徒の健康も守らなければならない。正直「困ったな」と思っていたのである。最も通常のインフルでも同じことであるが。
・ そのように考えていたら今朝ほど登校して来た生徒が昼前に4名も「体の不調」を訴えて保健室に行ったのである。確かに「発熱状態」にあることが分かり、私は副校長、教頭、保健体育部長、養護教諭、担任の先生と急遽打ち合わせをして、「感染拡大を防止」するため、この「クラスの学級閉鎖」を決めた。
・ 期間は7月20日までである。学校は18日が終業式で一段落するがこのクラスの生徒は「登校禁止」としたわけである。学校は休みとなってもクラブ活動や講習、など生徒は学校に出入りするので一応5日間のクラス閉鎖としたのである。
・ 時刻は4限の終わる10分前の12時30分であった。担任は走ってホームルームに駆け出していった。早速「生徒を帰宅」させねばならないからである。保健室の4名は保護者に連絡して「迎えにきてもらう手筈」を整え、これらの経緯を大阪府の私学課に報告するよう副校長に指示した。
・ そうこうしていたら15時頃に2年生のクラスで休んでいた生徒の保護者から「新型でした」と連絡が入ったという。第2号である。この生徒も岸和田在住である。「ますます感染拡大を思わざるを得ない状態」という感じになってきたのである。
・ 15時45分に「臨時職員会議」を開き、教職員への状況説明と各クラスの状況把握を今まで以上に「念入り」にするよう指示をしたのである。もしこれ以上バラバラと新型あるいは季節型いずれでも感染者や発熱者が大量に発生すれば「今後の対応方針」を決めておかねばならないからである。
・ 「あと二日で夏休み」に入る。その後は3連休となっているし、この間「家庭で養生」してくれれば良い。我々はまだ運がついている。もしこれが「期末試験」の前だったら「本当に大変だった」が試験は無事終わって明日は「成績判定会議」である。
・ 21日からは「伊勢修養学舎」だ。1年生500人が行くことになっている。一刻も早い生徒の回復とこれ以上の広がりのないことを祈願するばかりである。今日はいささか「参った、参った」という感じだ。「うちが何でやねん!」という気持ちであるがこればかりは仕方が無い。我々には手の打ちようがないのだ。