2009年7月31日金曜日

7月31日(金)7月最終日








・ 「7月も最終日」となった。当たり前だが明日からは8月となる。夏休みだが結構忙しい。7日からは本校独特の「夏季リフレッシュ休暇」としてあるので「教職員はこれを楽しみ」に毎日を頑張ってくれている。
・ 「夏休みは生徒の休み」であって教職員の休みではない。給料を払っているのだから勤務日は働いて貰わねばならない。「学校の先生って、良いですね。休みが多くて」などと言われてはならないのだ。
・ 本校は昨年から「変形労働制」を導入し勤務時間を調整して「8月に長期の休暇を制度化」している。それが今年は7日から18日までである。「堂々」と休みが取れて秋口に備えるまさにリフレッシュ休暇である。

・ 朝、弓道部から副校長に「2回戦で敗れた」との報告があったそうだ。相手は甲府工業高校で14中対15中でたった一本の外しでトーナメントに勝ち残れなかった。残念だが又次がある。夕方、学校に戻ってきた監督と顧問、主将から校長に報告があった。
・ 一方ではボクシングではO教諭から「喜び勇んだ声」が届いた。東京の駿台学園高校を負かしたという。ポイントは8対4であったという。これでS選手は3回戦に進む。段々と強豪選手が残ってくるわけで頑張って「日本チャンピオン」になって欲しい。

・ 前の校長先生がというより歴代の校長が何十年に渡って使ってきた机はもうあちこちが痛み、塗装もはげはげだから「再生」を頼んでいたのだが一応出来たから見に来て欲しいと連絡があったので河内長野の木工房に出かけたのである。
・ 何と何と「素晴らしい出来」で再生されていた。そこの社長いわく「大正時代のものですべて手つくり、釘一本使ってない名品」ですといわれる。私は自分で言うのもおかしいが「物を大切にする男」だ。
・ 趣味は「骨董市巡り」だからこのような古いものは絶対に捨てない。予想とおり「良いもの」だということが分かった。全く同じものを私が今使っている。これも塗装がはがれ見た目は相当痛んでいるが社長の言うには「桜の木」を使っており今の時代このように「ほぞ」で組み合わせるようなものはないということらしい。
・ この二つの机はたとえ新校舎が出来ても理事長用と校長用として大切に使っていくようまだ若い事務長補佐に伝言としてきつく伝えたのである。後々若い校長が「このような古臭い木の机は嫌いだ。スチール机が良」と言うのを心配して「木村の教え」だと「歴史の証人」として申し渡したのである。

・ 前後するが昨日野球部の監督をお呼びして「来季の指揮」もお願いした。野球部保護者会の会長と会計の方も同席で満場一致で決め、学校からは「金一封」を慰労としてお渡しし「昼食会」を実施したのである。私は平群に出かけたので同席できなかったが大変良い雰囲気であったという。
・ 朝一野球部の顧問が新しいユニフォームが間に合わないので秋季からではなくて来春からにしたいと行って来たので「」とした。まあ年度が替わって甲子園予選から使い始めるのが良かろう。
・ 「雅楽部の外部講師」の先生をお呼びして4月以来の感想を伺った。この先生は大阪神社界は言うに及ばず日本で広く知られた雅楽奏者で本校雅楽部の指導をお願いしているのである。大変良いお話を伺った。
・ これを受けて昼休みに顧問の男女の先生を部屋に呼び私の所信を伝え頑張るように激励したのである。ブラスバンド部はすぐ生徒が集まるが雅楽はしんどい。「楽器を揃え、正式な服装も新調」した。まあ時間はかかる。焦らないこととした。

・ 中学校の本格的な「夏季学習練成合宿」が明日から始まる。まず3年生全員が明日から3日まで、その後4日から6日までが2年生となる。「週末スペシャル」はすべて高校生で埋まっているので中学生には長期休業中にしか取れないのだ。明日は私も行って開校式で「激励」をしなければならない。
・ 同じタイミングで「高校2年のトップ30」が開かれる。超優秀層に難関大学の実際問題を解かして解説し解かして解説するという極めて「厳しい」内容の「地獄の特訓」みたいなものである。
・ 明日は「英語」で担当講師の二人の教員が幾分「興奮」して作成された教材を持って説明にきてくれた。もうこうなるとそんじょそこらの予備校などは目ではないほど内容が高まっている。しかし生徒にはしんどい辛い話だと思うがここを乗り切らないと難関大学など夢に終わってしまう。
・ お盆明けの21日からは「週末スペシャル」が再開され3年生の古典と英語で80名が二泊三日の合宿、その後25日から27日までは1年生の理数科とR1R2で合計117名が大挙して多聞尚学館だ。多聞は「大入り繁盛」である。
・ このように今や「夏休み」と言ってもゆっくりと休むような学校はない。「新型インフルエンザ」で1週間臨時休校となったから全学年お盆明けから正式の授業となった。仕方がないことである。私は「心を鬼」にして生徒を追い込んでいるのである。