・ 早いものでもう12月である。私の感想は「信じられないくらいの速さ」と言って良い。「アッ」と言う間だった。浪速に来ることが決まったのが平成18年12月だったから「丸々3年」が過ぎようとしている。まさに「邯鄲の夢」と言うべしか。
・ 今日は月度最初の日と言うことで「一斉参拝」の日である。新型インフルも今は落ち着いていて、今日は正規の中庭で全校生徒を集めて行った。重要な学校行事であり、進行は「神道科」が勤める。
・ 私は主任教諭に「神道に関する話」を生徒にするように念を押し、私は「校長講話」として色々なことをしゃべったが特に「薬物に手を出してはならない」を強調して話した。
・ 今日は府会、市会の議員が本校と多聞尚学館をご視察に見えられた。実は前から一度お願いしていたのであるが丁度3人の先生のタイミングが揃ったのが今日と言うわけである。
・ 府会の「中野まさし先生、市会の髙野伸男先生、多賀谷正俊先生」は地元住吉区選出や住吉大社の関係で常日頃から大変お世話になっている議員である。現在詳細設計中の「新武道館」ではご指導を頂いたり又先の空手道全国優勝の祝賀会にもご出席頂いた。
・ まず校内をご視察頂いた後、ミニバスで千早赤阪村に出向き紅葉の金剛山山麓にある我々自慢の「多聞尚学館」に赴いて頂いた。地元のためにお役に立つのなら「何時でもお使いください」と言うことである。3人の先生方は「素晴らしい施設」と大変喜んで頂いたのである。
・ この5日(土)に「高校2年生の保護者集会」を計画しており、その資料準備が忙しくなってくる。目的は来年3月に計画している「修学旅行」の詳細説明である。今年5月が新型インフルで中止になったものの再挑戦だから「準備万端」を整えなければならない。
・ 私はこのタイミングで「授業料の臨時減免措置」「来年度以降の高校授業料助成措置」「大阪府全私立高校の授業料一覧」などの資料を提示して保護者への「説明責任」を果たそうとしている。本校は熱心な保護者が多いから参加者も随分多いと聞いている。
・ ところで昨日の朝刊各紙においては「表現の自由」に関するものとして重要な最高裁判決が出たことを解説付きで記事にしていた。その判決に対して朝日新聞の論調は際立っていて「批判的論調」となっている。
・ 「共産党の政党ビラ」を配布するために東京葛飾のマンションに立ち入り「住居侵入罪」に問われた被告の上告審判決が最高裁であった。判決は「表現の自由の行使のためとは言っても管理組合の意思に反して立ち入ることは管理権を侵害する」というもので罰金5万円を言い渡したという。「刑事罰」が下されたのだ。この意味は大きい。
・ 「至極当たり前の判決」だと思うがこの東京のお坊さんは判決に「言論弾圧」と怒りのこぶしを上げているという。しかし「マンションの入り口にちらし、パンフレット等広告の類は固く禁じます」との張り紙をしており、マンションはすべて「私有地」である。
・ その中に入り込んであまつさえ三階から七階までの廊下に立ち入って個別の部屋に政党ビラを投げ込んだことは「管理組合の意思に反するものだったことは明らか」で「法的侵害の程度が極めて軽微とは言えない」と最高裁は判断したのである。
・ 加えて「表現の自由を制限するかどうかに」についても判断を示しており、それによれば「表現の自由が無制限に保障されるものではなくて公共の福祉の為には必要かつ合理的な制限を受ける」と憲法に反しないとの判断である。
・ しかしだ。考えても見よ。「他人の敷地に勝手に入って個別の部屋のポストに政党ビラを配る行為が何処に表現の自由と関係あるのか」。下手をしたらアメリカあたりでは「正当防衛」で射殺されかねない危険な行為である。
・ 他紙の記事では「政党ビラを貰った家庭の心情を考えれば云々」とあったがその通りで「読みたくも無いビラを土足で踏み込んで渡された」感じだったろうと思う。「配布物」をめぐる最近の判決は2004年の立川市の防衛庁官舎での反戦ビラ訴訟、2006年の社会保険庁職員による共産党機関紙配布訴訟、2007年の葛飾政党ビラ配布訴訟事件など「有罪判決」が固定化しつつある。
・ 誰だって「私生活の平穏を侵害されたくはない」筈であり、「外部者には許可無くマンション内には立ち入って欲しくない」という住民感情を尊重したいと言う社会全体の意識の高まりもある。
・ 東京最高裁の4人の裁判官全員が一致した意見であったという。この住職は住民に通報されて「逮捕」され23日間の「身柄拘束」の後に「起訴」されたとあるが、このことに対しても朝日は「やりすぎ」との論調であるが「犯罪」と認識した上での法に照らし合わせた判決であり、それをとやかく言っても仕方が無かろう。
・ 私のマンションでも本当にいかがわしいビラから不動産広告まで「山のようなチラシやビラ」が毎日くる。それらの中から本当の手紙を探す作業だけでも大変である。一方的なビラ配りなどは望まない者にとっては本当に迷惑千万な話である。
・ さすがに学校の内部に入ってきてビラを配る人は居ないが、勤務時間中のビラ配りはそれが「組合機関紙」であろうと決して許されない。又組合機関紙を職員会議に配布するのは許されていない。それは職員会議は校長の職務推進の補助機関だから政党や組合機関紙のビラなど関連性が全く無いからである。
・ 「堅苦しい世の中になった」と嘆いても仕方がない。社会のマナーは世につれて変化していくものである。「隣近所丸見え」という時代は去って「核家族」が小さくまとまって「他人に迷惑を掛けず、他人から迷惑も受けたくない」という時代なのである。段々と「大目に見る」良き時代は過ぎ去っていく。これも時代の流れで仕方がなかろう。
・ 今日は月度最初の日と言うことで「一斉参拝」の日である。新型インフルも今は落ち着いていて、今日は正規の中庭で全校生徒を集めて行った。重要な学校行事であり、進行は「神道科」が勤める。
・ 私は主任教諭に「神道に関する話」を生徒にするように念を押し、私は「校長講話」として色々なことをしゃべったが特に「薬物に手を出してはならない」を強調して話した。
・ 今日は府会、市会の議員が本校と多聞尚学館をご視察に見えられた。実は前から一度お願いしていたのであるが丁度3人の先生のタイミングが揃ったのが今日と言うわけである。
・ 府会の「中野まさし先生、市会の髙野伸男先生、多賀谷正俊先生」は地元住吉区選出や住吉大社の関係で常日頃から大変お世話になっている議員である。現在詳細設計中の「新武道館」ではご指導を頂いたり又先の空手道全国優勝の祝賀会にもご出席頂いた。
・ まず校内をご視察頂いた後、ミニバスで千早赤阪村に出向き紅葉の金剛山山麓にある我々自慢の「多聞尚学館」に赴いて頂いた。地元のためにお役に立つのなら「何時でもお使いください」と言うことである。3人の先生方は「素晴らしい施設」と大変喜んで頂いたのである。
・ この5日(土)に「高校2年生の保護者集会」を計画しており、その資料準備が忙しくなってくる。目的は来年3月に計画している「修学旅行」の詳細説明である。今年5月が新型インフルで中止になったものの再挑戦だから「準備万端」を整えなければならない。
・ 私はこのタイミングで「授業料の臨時減免措置」「来年度以降の高校授業料助成措置」「大阪府全私立高校の授業料一覧」などの資料を提示して保護者への「説明責任」を果たそうとしている。本校は熱心な保護者が多いから参加者も随分多いと聞いている。
・ ところで昨日の朝刊各紙においては「表現の自由」に関するものとして重要な最高裁判決が出たことを解説付きで記事にしていた。その判決に対して朝日新聞の論調は際立っていて「批判的論調」となっている。
・ 「共産党の政党ビラ」を配布するために東京葛飾のマンションに立ち入り「住居侵入罪」に問われた被告の上告審判決が最高裁であった。判決は「表現の自由の行使のためとは言っても管理組合の意思に反して立ち入ることは管理権を侵害する」というもので罰金5万円を言い渡したという。「刑事罰」が下されたのだ。この意味は大きい。
・ 「至極当たり前の判決」だと思うがこの東京のお坊さんは判決に「言論弾圧」と怒りのこぶしを上げているという。しかし「マンションの入り口にちらし、パンフレット等広告の類は固く禁じます」との張り紙をしており、マンションはすべて「私有地」である。
・ その中に入り込んであまつさえ三階から七階までの廊下に立ち入って個別の部屋に政党ビラを投げ込んだことは「管理組合の意思に反するものだったことは明らか」で「法的侵害の程度が極めて軽微とは言えない」と最高裁は判断したのである。
・ 加えて「表現の自由を制限するかどうかに」についても判断を示しており、それによれば「表現の自由が無制限に保障されるものではなくて公共の福祉の為には必要かつ合理的な制限を受ける」と憲法に反しないとの判断である。
・ しかしだ。考えても見よ。「他人の敷地に勝手に入って個別の部屋のポストに政党ビラを配る行為が何処に表現の自由と関係あるのか」。下手をしたらアメリカあたりでは「正当防衛」で射殺されかねない危険な行為である。
・ 他紙の記事では「政党ビラを貰った家庭の心情を考えれば云々」とあったがその通りで「読みたくも無いビラを土足で踏み込んで渡された」感じだったろうと思う。「配布物」をめぐる最近の判決は2004年の立川市の防衛庁官舎での反戦ビラ訴訟、2006年の社会保険庁職員による共産党機関紙配布訴訟、2007年の葛飾政党ビラ配布訴訟事件など「有罪判決」が固定化しつつある。
・ 誰だって「私生活の平穏を侵害されたくはない」筈であり、「外部者には許可無くマンション内には立ち入って欲しくない」という住民感情を尊重したいと言う社会全体の意識の高まりもある。
・ 東京最高裁の4人の裁判官全員が一致した意見であったという。この住職は住民に通報されて「逮捕」され23日間の「身柄拘束」の後に「起訴」されたとあるが、このことに対しても朝日は「やりすぎ」との論調であるが「犯罪」と認識した上での法に照らし合わせた判決であり、それをとやかく言っても仕方が無かろう。
・ 私のマンションでも本当にいかがわしいビラから不動産広告まで「山のようなチラシやビラ」が毎日くる。それらの中から本当の手紙を探す作業だけでも大変である。一方的なビラ配りなどは望まない者にとっては本当に迷惑千万な話である。
・ さすがに学校の内部に入ってきてビラを配る人は居ないが、勤務時間中のビラ配りはそれが「組合機関紙」であろうと決して許されない。又組合機関紙を職員会議に配布するのは許されていない。それは職員会議は校長の職務推進の補助機関だから政党や組合機関紙のビラなど関連性が全く無いからである。
・ 「堅苦しい世の中になった」と嘆いても仕方がない。社会のマナーは世につれて変化していくものである。「隣近所丸見え」という時代は去って「核家族」が小さくまとまって「他人に迷惑を掛けず、他人から迷惑も受けたくない」という時代なのである。段々と「大目に見る」良き時代は過ぎ去っていく。これも時代の流れで仕方がなかろう。