2010年2月13日土曜日

2月13日(土)高校入試ネット合格発表
















・ 今日は入試面接のために11日を出勤日とした「振り替え休日」である。しかし昨年から始めた「合否判定のネット発表の日」であり、「少し気になるから」、幾分朝はゆっくりして9時前に学校に顔を出す。事務室、入試広報室、広報情報委員会のメンバーが出勤して「打ち合わせ」をしてくれていた。「強力なメンバー」である。
・ 本校の強みは入試広報室と広報情報委員会がタイアップして「仲が良い」ことである。これは戦略的にも有利に作用する。本年度からは「独立した管理職を造って両方を管轄」させることとした。更に強力な結びつきとなって欲しいとの思いからである。両方のトップは間違いなく「仕事師」である。
・ 入試広報室長には「助さん、格さん」がいる。二人とも人柄の良い「グッドペアー」である。広報情報委員長にも「助さん、格さん」がいる。こちらの方も人柄の良い「グッドペアー」だ。室長や委員長は助かっているはずである。私はこれらの人材を大切にしたいと考えている。
・ これからの私学は「タイミングよく、如何に素晴しい情報を出していくか」であり、「説明責任」「ディスクロージャー」「透明性」「サービス」を含めての発信力」である。勿論本体の中身が最も重要であるが、これらを「適切に発信する思想と技術は極めて重要」である。特に思想だがこれは私の仕事でもある。
・ 午前10時にアップするのだがすでに9時過ぎから「トップページのアクセス数」は3400件を超えて通常の3倍である。恐らく受験生が「気になって」アクセスの練習をしていることは間違いない。
・ 10時職員室で広報情報委員会のメンバーが「アップした瞬間」から「うなぎ登り」となり、4000件、5000件と上がっていく。途中で「繋がらなくなる状態」も発生した。予想通りの展開である。
・ 今日は土曜日なので公立中学校も休みだから恐らく今アクセスを試みているのはまず受験生、中学校単位、塾である。個人には個人しか合否の決定が分からないようにしている。
・ 中学校単位で出願に来るから受験番号は誰が誰のものか分かるので大学がやるように一斉に受験番号を一覧表示とすると「まずい」と考えそのようにシステム設計をしてくれている。
・ 昨年は「電話が鳴りっぱなし」で事務室、入試広報室、職員室の三つの外線電話が「留まる事なしに鳴りっぱなし」であったが今年は事前予告と事務連絡が徹底したと見えて電話はそれほどでもなかったのは収穫であった。
・ 10時30分にはすでにアクセス数が12000件を超えた。「今この瞬間、本校ホームページをご覧頂いている人が12000人を超えている」のである。「これは信じられない凄い数値」で私は些か気持ちが高ぶったのである。
・ やはり電話も多く、「繋がらない」事への「問い合わせ」であった。丁重に応対し説明していたが中学校単位で言えば学校の進路担当の先生とご自宅でアクセスを試みる担任の先生などあらゆる人々が今本校に迫ってきているのであろう。
・ 11時郵便局から「合否郵便物の入った封筒」を引き取りにくる。2500個近い封筒だから段ボール箱5個だ。これが「翌日10時便」となって間違いなく明日の10時過ぎに中学校と受験生に届くことになる。「速達翌日10時便」というものがあるなど私は知らなかった。
・ しかし「学校ホームページ上へ合否結果を開示するのは面白」。「新しいことにチャレンジするのは面白い」。今、日本の私立高校でここまで「学校ホームページ上に合否をアップする学校」はどれくらいあるのだろうか。多くはあるまい。
・ 大学合否ではすべて常識となりつつある。私はこの「チャレンジ精神」を買っているのだ。とにかく早く「合否」が知りたいとの「強い要望」があり、これに答えるのも私立高校の責務と考えて始めたものであるが、2年目で軌道に乗り始めてきたと評価したい。
・ 「不合格」を知った生徒は「1.5次試験」に走ることになる。合格した生徒は「これで万歳OK」と胸をなでおろす。専願者は「わが世の春」を謳歌してこの週末は難波あたりでおじいちゃん主催のお祝い会などがあるかも知れない。
・ 併願合格者は「これで公立の滑り止めが出来た」と余裕を持って公立試験にラストスパートするのであろう。ここで「もう公立は止めた。お母さん、僕は浪速に行きたい」となったら「併願から専願に切り替える」ことも可能である。これは「大歓迎」である。
・ 専願合格者は15日(月)、16日(火)に入学金を「入学金振込用紙」で郵便局に払い込み、「郵便振替払込受付証明書」を本校の事務室に持参して提出してくれれば「すべて完結」となる。そして3月6日(土)が「専願合格者制服採寸」の日だと思う。
・ 「 本校の1.5次試験は2月17日(水)に行う」が理数科普通科全コースで募集する。他の私学からは「あれだけ集めておいて、まだ募集するのか」とのクレームを入試広報室は受けられそうだが私の考えは「やります」ということだ。
・ 専願で定員一杯になっているところも1.5次をしているし「新型インフルエンザ」で受験できなかった生徒の為でもある。72校が1.5次募集をするから各校如何に生徒募集に「血まなこ」になっているか分かる。最後の最後まで受験生には「門戸を広げておく」ことは大切な考えである。
・ 10時にオープンにして11時には「今アクセス数が13000件を超えました」と担当者が言ってきた。ようやく12時過ぎにはほぼ落ち着いてきて電話も少なくなった。「無事乗り切った」という感じである。しかし未だに私は分からないのだ。「受験者が2500強でどうして13000件もアクセスがあるの?」
・ 私は堺市の「校外グラウンドの整備」が気になるから整地中のグラウンドに出かけた。ちょうど学校に来られた理事長職務代理をご案内して現地に行ったのである。「天気晴朗」現地の整地は順調に進んでいたのである。

・ その足で「多聞尚学館」に向かった。学習合宿が行われており激励である。生徒8名に教員3名だから、これは「寺子屋」であり、「」である。典型的な「少人数教育」で成果を挙げて欲しいと念願している。「親の心、子知らず」となってはならない。

・ 16時45分学校にバック。机を整理して自宅に戻る。幾分風邪気味の状態である。