2008年7月29日火曜日

現地7月29日(火)バンフ課外活動

・ 昨日28日はもう一つ仕事をこなした。「課外活動」の場所を視察するためバンフに出かけたのである。生徒たちは7月11日出発から30日カルガリー出発までの間、毎日ボンバレーカレッジに通学するだけではない。
・ 中々上手い課外活動が組み込まれておりそれらを視察することになった。「課外活動も英語の演習」と考えており、いろいろとハプニングが発生することが生徒の勉強になるのである。
・ どのようなものがあるかというと、「カルガリー大学」への訪問や「バンフ国立公園」へいき大自然の素晴らしさの体感旅行がある。特にバンフには1泊旅行としており、3000メートル級の「カナディアンロッキー山脈」に囲まれて乗馬やレイクルイーズ、コロンビア氷原などを体験させるものだ。
・ それ以外には「ホストファミリーとのバーベキューパーティー」などがあり、すべて土曜日、日曜日に計画されて休みを上手く活用されるよう配慮している。カレッジが企画してくれているもので生徒には当然のことながら評判は良い。
・ 毎日毎日カレッジ通いで息も詰まろうものだがこういう行事を間にいれることは大切なことである。「Banffはロッキー山脈観光の中心地で一大リゾート地」である。加カルガリーから135キロ西に位置し、車で1.5時間。人口は8000人強で国立公園内にあることから厳しい居住条件があるらしい。1885年カナダ最初の国立公園で世界でも3番目に古い国立公園でもある。
・ 同乗のT先生とカレッジ差し回しの車で出かけたのであるが文字通り「素晴らしい景観に感動」を覚えるものであった。旅行客の中には日本人も多い。どういうわけかすぐ分かる。高速道路沿いには「カルガリーオリンピックの競技場跡地」などが良く見える。
・ 有名なホテル、人気のレストランなど多いらしいが混雑すると聞いていたT先生はバンフダウンタウンで最も有名な「メイプルシロップハウス」を予約してくれておりそこで昼食を取ったのだが「名物店に旨いものなし」とは良く言ったもの(?)で、リブステーキサンドイチを頼んだのであるが「今一」であった。
・ T先生はバーガーを頼んでいたが味はどうだったんだろう。しかし問題は時間がとても長くかかり、厭になってきた。30分以上も待ったであろうか。しかし仕方がないのでチップは15%、しっかりと付けた。日本人が馬鹿にされてはいけない。
・ 生徒のバンフ一泊は「山小屋風の一軒屋」を借り受けてそこに6名程度泊り込むのであるがこれが又面白いという。食材をスーパーで買ってきて自分たちで思い思いの料理をするのが楽しいらしい。調理器、食器などはすべて揃っており、この目で確認したがこれは大変生徒には思い出になるものだったろう。
・ 野外でバーベキューも出来、焼きそばなどが大変旨く出来たという。ここまでは良いが問題は夜だ。興奮した生徒は中々寝ずに深夜まである家に集まり大騒ぎをしていて近所の現地の人や他の旅行客からクレームをつけられたのが昨年だ。
・ 昨年に懲りた教員は今年こそと思って事前指導が効を奏したか今年は立派だったという。要はここでも生徒たちの「子供っぽさ」を伺い知ることができる。
・ 空気は乾燥し適温で顔に当たる風は肌に心地よい。自然を満喫し、生徒たちが借り受けたロッジを視察したあとトンボ帰りでカルガリーに帰るがさすがに眠たく気がついたらホテルの前であった。首をたれて寝ていたものだから首筋が痛かった。しばらく休憩して今度は「ホームステイ先を訪問」する。
・ 日本からのメールでは変わったこともなく安心する。中学生も無事伊勢から帰阪したみたいだ。教職員は「今この時に日頃できない仕事をこなしておかねばならない」。2学期の定期考査の問題などもこの機会に作成したりしておけばその中から選択して出題出来る筈だ。
・ 校長は校長で、管理職は管理職で、教職員は教職員で自分の仕事をしっかりと処理すると言う意識と行動が重要だ。いちいち「指示待ち人間」ではどうしようもない。皆が自分の仕事をしっかりと処理すれば学校は良くなる。又このような時に日頃の考えをまとめるのも重要だ。そうすれば授業が始まれば「仕事は平準化」される筈だ。
・ 生徒の休みは教職員の休みではない。勘違いしてはいけない。勿論有給をとっても良いが8月6日から18日まで「12日間連続のリフレッシュ休暇」を入れている。今はこれを楽しみに頑張って欲しいということだ。9月からは時間管理を一歩前に進める。休むだけ休んでおいて、「残業はします」では世の中は通らない。