・ ここ最近と言っても1ないし2年の話であるが他区域や他の私学から本校への「編転入希望者」が出てきている。これは「大変嬉しいこと」と考えねばならない。過去にはほとんどなかったという。昨日の朝会で中学校の副校長から1名希望者がいると報告を受けたのである。
・ 圧倒的には中学生である。今度は東京からだという。お父さんの転勤か何かだろうが、珍しく3学期からという。大体は新年度の4月からである。義務教育の小学校、中学校の場合は「規則がきっちり」あってそのルールに沿って進める必要がある。
・ 「公立から公立、公立から私立へ、私立から公立へ、私立から私立へ」と又重要なことは「外国籍」の子どもの場合だ。いずれも義務教育の場合は手続きを踏んで進めるのだがポイントは「就学義務」があるということである。
・ この就学義務とは「親にある」のであり、保護者がしっかりと手続きを進める必要がある。「就学手続き」も市町村で済む場合と教育委員会にて行われる場合とケースによって色々とある。
・ まずベースとなるのは「住民基本台帳」が重要で住民票の登録がある児童生徒に「就学通知書」が行政部門から送付される。ところで今から30年、40年前以上にはいわゆる「越境入学」が日常茶飯事に行われていた。
・ かくいう私も地元の中学では「心配」だと思ったのであろうが親は私の住民票を他の区域に住む知人宅に移して、本人の私は今までと同じに両親と一緒に住んでいながら遠くの町の中学に通った。典型的な「越境入学」である。
・ 今は決して許されないことで転居の場合、相当なチェックが入ると思う。詳しいことは分からないが「転出届」「転入届」「在学証明書「教科書給与証明書」など「学校用書類」が様々にあるという。
・ ただ「区域外就学」に関しては徐々に「規制緩和」が進められているような気もする。例えば「いじめ等」で区域の学校に行けないから他の学校に行きたいとかは一定の条件で認められるケースもある。
・ 要は「義務教育の児童生徒」は「しっかりと受け入れてしっかりと教育する」ことは「憲法に定められた」重要な国民の権利であり行政義務なのである。ところがだ。こういう理屈の分からない教員がまだ大阪の公立中学校にいるらしい。
・ 9月30日の各紙に報道されていたが私立中学の女性教諭(50)と男性教諭(49)がタイ国籍の女子生徒の受け入れに反対して「クラス決定」をせず2週間もたなざらしにしたという。
・ 「言語道断」である。日本人男性と結婚した母親と来日して希望に燃えて区役所から「就学通知」を受領し、地域の学校に赴いたのは良いが、この1年の学年主任は「受け入れ準備が整っていない。」「もし担任にならされたら体が持たない」「私を殺す気か」と職員会議などでほえまくったという。
・ 校長の「クラス指定の指示」を無視しこの生徒は一人会議室で2週間もほっておかれたという。「可哀想に」と思う。さぞ心細かっただろうに。男性の副主任も同調して「外国籍生徒の受け入れマニュアルが不十分」「他の学校に行けばよい」と言って抵抗したという。
・ さすがに市教委は事態を重く見て「不適切な対応で編入に手間取った」とし、「懲戒処分」を下したと新聞にはある。「当たり前」だ。この女性教員は「停職10日」、男性には「減給1/10 3ヶ月間」としたとある。まだこの処分は甘い。
・ 日本語が出来ないからといってこのような対応をとったと言っているらしいのだが、まず「この校長がどうしようもない」。校長自身も「監督不十分」で「文書訓告」処分となった。
・ 市教委の聞き取りによればこの二人の教諭は「校長との間に感情的な問題があった。決して受け入れを拒否したのではない」と弁明しているそうだが、「性質(たち)が悪い」。校長が嫌いだろうがなんだろうが「仕事はしろって!!」。
・ 今回の教諭処分は「地方公務員法の職務命令違反行為」と認定されたのであるが私は大阪市教委のこの判断を評価する。私立学校も公立に準じて「就業規則」などで規定しているがおよそ組織に属するものにとって「職務命令を発することの出来る上司」と「職務命令の有効要件」などは完全に頭に入れておかねばなるまい。
・ 法令にお互いが無知だからこのような最悪の結末を迎える。校長は果敢に「文書による職務命令」を出せば良いのだ。もっともこの程度の問題で業務を進めることの出来なかった校長も無能だが、中には前述したように「陰湿に校長に対峙する特定の教員グループ」は居るものである。
・ 卒業式の国旗国歌問題と同じで「校長を困らせる目的」で「ああいえばこういう、こういえばああいう」教員は結構多い。そういう教員にはいくら「腹を割って話そう」と言っても無駄だ。教壇から排除しなければならない。こういう教員に限って「人権、人権」などと叫ぶ。「まず子どもの人権を守れって!」言いたい。
・ 本校の方針は基本的に「転入希望者」には「誠実に対応」することが憲法である。数ある私立学校の中で本校を希望してくれているのだ。嬉しいことである。まず「受け入れを前提」としてお話を伺うように中学校サイドにはきつく言ってる。
・ 私は民主党政権の「高校授業料無償化」で「公立と私立間の編転入」は増えてくるのではないかと想像している。「ただより高いものはない。やはり私立に移ろう」「経済的に苦しくなった。私立から公立に移ろう」とか色々と出てくるのではないか。
・ 義務教育と高校では当然考え方は異なってくるが「全学区の私立高校」として又「社会の公器」として生徒を誠実に受け入れるという「優しさ」が学校のベースになければならないと思っている。本校の先生にはこのような「アホ」な教員が居なくて「私は幸せ」である。
・ 生徒を「犯人呼ばわり」したり、「学校行事を強行して健康を損ねたり」するようなことも絶対許されない。大学進学の資料を放置して「生徒の進路に影響」などがあったら「厳しい処分」を下す。「当たり前」である。
・ ところで「大阪芸大」が面白い作品展を難波パークス7階で行っている。「パークスと天王寺を15分間の土と緑の歩道」で結ぶという街づくり提案である。「航空写真」を上手く使って作成した模型が面白い。私は係りの人に聞いたのだ。「ところで学校はいくつありました?」と。
・ この意地の悪い質問に 答えられない学生は私と一緒になって模型にある「学校の数」を共に数え始めたのだが30までで止めた。とにかく「学校というのは多い」と今更ながら感じた。地域に「素晴らしいバランスで配置」されているのだ。「学校というのは地域にとって大変大切な宝物」であるということが、こういうものを見ても良く分かる。
・ 圧倒的には中学生である。今度は東京からだという。お父さんの転勤か何かだろうが、珍しく3学期からという。大体は新年度の4月からである。義務教育の小学校、中学校の場合は「規則がきっちり」あってそのルールに沿って進める必要がある。
・ 「公立から公立、公立から私立へ、私立から公立へ、私立から私立へ」と又重要なことは「外国籍」の子どもの場合だ。いずれも義務教育の場合は手続きを踏んで進めるのだがポイントは「就学義務」があるということである。
・ この就学義務とは「親にある」のであり、保護者がしっかりと手続きを進める必要がある。「就学手続き」も市町村で済む場合と教育委員会にて行われる場合とケースによって色々とある。
・ まずベースとなるのは「住民基本台帳」が重要で住民票の登録がある児童生徒に「就学通知書」が行政部門から送付される。ところで今から30年、40年前以上にはいわゆる「越境入学」が日常茶飯事に行われていた。
・ かくいう私も地元の中学では「心配」だと思ったのであろうが親は私の住民票を他の区域に住む知人宅に移して、本人の私は今までと同じに両親と一緒に住んでいながら遠くの町の中学に通った。典型的な「越境入学」である。
・ 今は決して許されないことで転居の場合、相当なチェックが入ると思う。詳しいことは分からないが「転出届」「転入届」「在学証明書「教科書給与証明書」など「学校用書類」が様々にあるという。
・ ただ「区域外就学」に関しては徐々に「規制緩和」が進められているような気もする。例えば「いじめ等」で区域の学校に行けないから他の学校に行きたいとかは一定の条件で認められるケースもある。
・ 要は「義務教育の児童生徒」は「しっかりと受け入れてしっかりと教育する」ことは「憲法に定められた」重要な国民の権利であり行政義務なのである。ところがだ。こういう理屈の分からない教員がまだ大阪の公立中学校にいるらしい。
・ 9月30日の各紙に報道されていたが私立中学の女性教諭(50)と男性教諭(49)がタイ国籍の女子生徒の受け入れに反対して「クラス決定」をせず2週間もたなざらしにしたという。
・ 「言語道断」である。日本人男性と結婚した母親と来日して希望に燃えて区役所から「就学通知」を受領し、地域の学校に赴いたのは良いが、この1年の学年主任は「受け入れ準備が整っていない。」「もし担任にならされたら体が持たない」「私を殺す気か」と職員会議などでほえまくったという。
・ 校長の「クラス指定の指示」を無視しこの生徒は一人会議室で2週間もほっておかれたという。「可哀想に」と思う。さぞ心細かっただろうに。男性の副主任も同調して「外国籍生徒の受け入れマニュアルが不十分」「他の学校に行けばよい」と言って抵抗したという。
・ さすがに市教委は事態を重く見て「不適切な対応で編入に手間取った」とし、「懲戒処分」を下したと新聞にはある。「当たり前」だ。この女性教員は「停職10日」、男性には「減給1/10 3ヶ月間」としたとある。まだこの処分は甘い。
・ 日本語が出来ないからといってこのような対応をとったと言っているらしいのだが、まず「この校長がどうしようもない」。校長自身も「監督不十分」で「文書訓告」処分となった。
・ 市教委の聞き取りによればこの二人の教諭は「校長との間に感情的な問題があった。決して受け入れを拒否したのではない」と弁明しているそうだが、「性質(たち)が悪い」。校長が嫌いだろうがなんだろうが「仕事はしろって!!」。
・ 今回の教諭処分は「地方公務員法の職務命令違反行為」と認定されたのであるが私は大阪市教委のこの判断を評価する。私立学校も公立に準じて「就業規則」などで規定しているがおよそ組織に属するものにとって「職務命令を発することの出来る上司」と「職務命令の有効要件」などは完全に頭に入れておかねばなるまい。
・ 法令にお互いが無知だからこのような最悪の結末を迎える。校長は果敢に「文書による職務命令」を出せば良いのだ。もっともこの程度の問題で業務を進めることの出来なかった校長も無能だが、中には前述したように「陰湿に校長に対峙する特定の教員グループ」は居るものである。
・ 卒業式の国旗国歌問題と同じで「校長を困らせる目的」で「ああいえばこういう、こういえばああいう」教員は結構多い。そういう教員にはいくら「腹を割って話そう」と言っても無駄だ。教壇から排除しなければならない。こういう教員に限って「人権、人権」などと叫ぶ。「まず子どもの人権を守れって!」言いたい。
・ 本校の方針は基本的に「転入希望者」には「誠実に対応」することが憲法である。数ある私立学校の中で本校を希望してくれているのだ。嬉しいことである。まず「受け入れを前提」としてお話を伺うように中学校サイドにはきつく言ってる。
・ 私は民主党政権の「高校授業料無償化」で「公立と私立間の編転入」は増えてくるのではないかと想像している。「ただより高いものはない。やはり私立に移ろう」「経済的に苦しくなった。私立から公立に移ろう」とか色々と出てくるのではないか。
・ 義務教育と高校では当然考え方は異なってくるが「全学区の私立高校」として又「社会の公器」として生徒を誠実に受け入れるという「優しさ」が学校のベースになければならないと思っている。本校の先生にはこのような「アホ」な教員が居なくて「私は幸せ」である。
・ 生徒を「犯人呼ばわり」したり、「学校行事を強行して健康を損ねたり」するようなことも絶対許されない。大学進学の資料を放置して「生徒の進路に影響」などがあったら「厳しい処分」を下す。「当たり前」である。
・ ところで「大阪芸大」が面白い作品展を難波パークス7階で行っている。「パークスと天王寺を15分間の土と緑の歩道」で結ぶという街づくり提案である。「航空写真」を上手く使って作成した模型が面白い。私は係りの人に聞いたのだ。「ところで学校はいくつありました?」と。
・ この意地の悪い質問に 答えられない学生は私と一緒になって模型にある「学校の数」を共に数え始めたのだが30までで止めた。とにかく「学校というのは多い」と今更ながら感じた。地域に「素晴らしいバランスで配置」されているのだ。「学校というのは地域にとって大変大切な宝物」であるということが、こういうものを見ても良く分かる。