・ 着任以来、矢継ぎ早に様々な施設設備を充実させてきましたが、思いで深いのは何と言っても「多聞尚学館」の購入です。ようやくというか大阪府からの「校地としての認定」が済み、「登記簿の整備」がなされましたので昨日千早赤阪村に行き「所有権移転登記」の事務処理に事務の担当が行きました。
・ この前の日曜日は「大槻能楽堂」での能の鑑賞でしたが、その日、実は多聞尚学館傍の「千早神社」において「秋の例祭」があり、そちらの方には副校長で多聞尚学館の館長先生が参加しました。「中々良いお祭り」だったと朝会で報告がありました。
・ この神社は「楠正成公」立てこもり100日で有名な古城であり、「日本100名城」にカウントされていますが、河内長野市との合併を断念し一人で生きていくことになった千早赤坂村としては「観光資源として売り出そう」との話も「直会」の席であったそうです。大変結構なことです。
・ 次に私が整備した事業で感慨深いものに「第2グラウンド」があります。昔は荒れた地面のコートが2面で見るからに「寂れた」もので私はこれを見るたびに「落ち込み」ました。と言うのも体育館のある新館の真ん前で多くの学校訪問者はこの荒れ果てたテニスコートを見て入試説明会場に向かうのです。
・ 私は着任して1年目の終わりには「全面的更新」を決意し、突貫工事で整備しました。「テニスコートを3面」とし、それまで中学生は追いやられていたのを「中学生にも優先使用権」を与え、「人工芝コート」として周囲は「金網のフェンス」で囲みました。加えてハンドボールやバレーボールなども可能にした多目的グラウンドです。
・ 私はこのテニスコート3面は「隠れた入試広報部隊」と思っており多くの保護者が入試説明会で学校に来られた時に生徒たちが楽しそうにテニスをしている様子は「一番の学校PR」になると思うのです。とにかくこの第2グラウンドは自慢できます。
・ ところが一向にテニスが強くならないので「いらいら」していましたがようやく大きなニュースが飛び込んできました。1昨日行われた「大阪府中学校テニス大会で男子シングルス」で本校の中学校1年生の生徒が「優勝」したのです。「快挙」です。
・ これはインターハイや国体の選手になり得る可能性を有しています。まだ中学1年生ですから6年間も本校にいます。私は嬉しくなって「校長特別表彰」をすることを決めました。相変わらず生徒は男女共に「テニス人気」は大きく、ようやく第二グラウンドの効果が出て来始めたのかも知れません。
・ 12月1日から「オーストラリアの男子高校生を1名交換留学生として受け入れる」ことを決めました。結構長丁場で1月26日までですが、この間堺市の一般のボランティア家庭にホームステイして本校に通うことになります。
・ 今日はこの種の交換留学生システムなどは特定非営利活動法人である「なんとか協会」というのが一切の段取を責任を持って進めてくれるから学校の負担にはなりません。逆に「生徒には刺激」になると思って決めたものです。校務運営委員会で受け入れクラスは2年のK-1としました。このクラスは英語強化クラスなので最適と思ったのです。
・ それにしても民主党の進める「教員養成6年制」については悩ましい。現政権は先の自民党政権が決めた「教員免許更新制」を「教員の負担」になるからという理由で早速廃止の方針を打ち出していることはこのブログでも何回も書いてきました。
・ この代替として検討しているのが「修士号を免許取得の条件」とする案です。更に現場教育実習も現在の2ないし3週間を1年間に伸ばす案も浮上して来ており「エー、本当、マジ?」と私は思っています。
・ 更に文科省は卒業時の免許状は「一般免許状」で8年の実務経験を積んだ人に「専門免許状」を出すと言うことも検討しています。これなど免許更新制そのものではないのですか。
・ 大体大学院の受け入れ態勢は可能かという問題もありますし、6年間も大学に通わせると言うのは「大きな負担」になりませんか。又教育実習を1年間もやられては学校現場は「たまったものではない」という声も出てくるでしょう。
・ 私の基本的な考えは人材の育成はやはり「仕事を通じて」育成する「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」が最も実践的で効果ある手法であり、何年大学におろうとも「駄目なものは駄目」だと思います。
・ 又1年も教育実習に来て「駄目な教師集団」に直接触れたら「良いものも腐って」しまう可能性があります。大切なことは「今居る教師集団をレベルアップする」ことであり、そうすれば「職場風土」が変わりその風土が人を育てるのです。
・ 「本校OBで直木賞作家の藤本義一先生と友人の関西ジャズ協会会長の大塚善章先生」が久しぶりに会うと言われるので「来ないか」と誘われ、お二人とも本校の新しい校歌の作詞作曲者であり昨日の夕方対談会場のロイヤルホテルに出かけて来ました。
・ お二人揃って年齢合計が150歳以上ですが「お若いわー」。並ぶと私のほうが年寄りみたいでした。いくつになっても現役で仕事をして頭をフル回転している人には年齢は関係ないのかも知れません。
・ しかし作って頂いた「校歌」は素晴らしいもので夏の硬式野球大会などであらゆる場面で演奏されたり生徒が歌ったりするとしみじみと分かります。共学にして作った新たしい校歌「我ら浪速」を「プロデュースできた幸せ」を私は感じています。この歌が「未来永劫歌い継がれる」ことを望みます。
・ そのためには学校が生き続けていかねばなりません。私立学校ですから学校が生き続けるためには「生徒が来る学校」だということです。こんなに分かりやすい理屈はありません。生徒が来る学校にするのは「校長と教職員の連帯力」ですよ。これだけは間違いありません。
・ この前の日曜日は「大槻能楽堂」での能の鑑賞でしたが、その日、実は多聞尚学館傍の「千早神社」において「秋の例祭」があり、そちらの方には副校長で多聞尚学館の館長先生が参加しました。「中々良いお祭り」だったと朝会で報告がありました。
・ この神社は「楠正成公」立てこもり100日で有名な古城であり、「日本100名城」にカウントされていますが、河内長野市との合併を断念し一人で生きていくことになった千早赤坂村としては「観光資源として売り出そう」との話も「直会」の席であったそうです。大変結構なことです。
・ 次に私が整備した事業で感慨深いものに「第2グラウンド」があります。昔は荒れた地面のコートが2面で見るからに「寂れた」もので私はこれを見るたびに「落ち込み」ました。と言うのも体育館のある新館の真ん前で多くの学校訪問者はこの荒れ果てたテニスコートを見て入試説明会場に向かうのです。
・ 私は着任して1年目の終わりには「全面的更新」を決意し、突貫工事で整備しました。「テニスコートを3面」とし、それまで中学生は追いやられていたのを「中学生にも優先使用権」を与え、「人工芝コート」として周囲は「金網のフェンス」で囲みました。加えてハンドボールやバレーボールなども可能にした多目的グラウンドです。
・ 私はこのテニスコート3面は「隠れた入試広報部隊」と思っており多くの保護者が入試説明会で学校に来られた時に生徒たちが楽しそうにテニスをしている様子は「一番の学校PR」になると思うのです。とにかくこの第2グラウンドは自慢できます。
・ ところが一向にテニスが強くならないので「いらいら」していましたがようやく大きなニュースが飛び込んできました。1昨日行われた「大阪府中学校テニス大会で男子シングルス」で本校の中学校1年生の生徒が「優勝」したのです。「快挙」です。
・ これはインターハイや国体の選手になり得る可能性を有しています。まだ中学1年生ですから6年間も本校にいます。私は嬉しくなって「校長特別表彰」をすることを決めました。相変わらず生徒は男女共に「テニス人気」は大きく、ようやく第二グラウンドの効果が出て来始めたのかも知れません。
・ 12月1日から「オーストラリアの男子高校生を1名交換留学生として受け入れる」ことを決めました。結構長丁場で1月26日までですが、この間堺市の一般のボランティア家庭にホームステイして本校に通うことになります。
・ 今日はこの種の交換留学生システムなどは特定非営利活動法人である「なんとか協会」というのが一切の段取を責任を持って進めてくれるから学校の負担にはなりません。逆に「生徒には刺激」になると思って決めたものです。校務運営委員会で受け入れクラスは2年のK-1としました。このクラスは英語強化クラスなので最適と思ったのです。
・ それにしても民主党の進める「教員養成6年制」については悩ましい。現政権は先の自民党政権が決めた「教員免許更新制」を「教員の負担」になるからという理由で早速廃止の方針を打ち出していることはこのブログでも何回も書いてきました。
・ この代替として検討しているのが「修士号を免許取得の条件」とする案です。更に現場教育実習も現在の2ないし3週間を1年間に伸ばす案も浮上して来ており「エー、本当、マジ?」と私は思っています。
・ 更に文科省は卒業時の免許状は「一般免許状」で8年の実務経験を積んだ人に「専門免許状」を出すと言うことも検討しています。これなど免許更新制そのものではないのですか。
・ 大体大学院の受け入れ態勢は可能かという問題もありますし、6年間も大学に通わせると言うのは「大きな負担」になりませんか。又教育実習を1年間もやられては学校現場は「たまったものではない」という声も出てくるでしょう。
・ 私の基本的な考えは人材の育成はやはり「仕事を通じて」育成する「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」が最も実践的で効果ある手法であり、何年大学におろうとも「駄目なものは駄目」だと思います。
・ 又1年も教育実習に来て「駄目な教師集団」に直接触れたら「良いものも腐って」しまう可能性があります。大切なことは「今居る教師集団をレベルアップする」ことであり、そうすれば「職場風土」が変わりその風土が人を育てるのです。
・ 「本校OBで直木賞作家の藤本義一先生と友人の関西ジャズ協会会長の大塚善章先生」が久しぶりに会うと言われるので「来ないか」と誘われ、お二人とも本校の新しい校歌の作詞作曲者であり昨日の夕方対談会場のロイヤルホテルに出かけて来ました。
・ お二人揃って年齢合計が150歳以上ですが「お若いわー」。並ぶと私のほうが年寄りみたいでした。いくつになっても現役で仕事をして頭をフル回転している人には年齢は関係ないのかも知れません。
・ しかし作って頂いた「校歌」は素晴らしいもので夏の硬式野球大会などであらゆる場面で演奏されたり生徒が歌ったりするとしみじみと分かります。共学にして作った新たしい校歌「我ら浪速」を「プロデュースできた幸せ」を私は感じています。この歌が「未来永劫歌い継がれる」ことを望みます。
・ そのためには学校が生き続けていかねばなりません。私立学校ですから学校が生き続けるためには「生徒が来る学校」だということです。こんなに分かりやすい理屈はありません。生徒が来る学校にするのは「校長と教職員の連帯力」ですよ。これだけは間違いありません。