・ 今日は第23回大阪私立中学校高等学校の「芸術文化祭典」が四ツ橋の厚生年金会館で行われた。今年から場所が森之宮の青少年会館から変わった。距離が随分と近くなった。素晴らしい会場で、ほぼ観客席が満員だから私学の保護者も熱心である。
・ 午後からの開演で13時30分頃に会場に入ったのである。参加校は38校、男子校は2校、女子高は13校で共学校は浪速以下23校である。私立中学高校の芸術文化活動における取り組みや成果を幅広くPRするとともに参加クラブの相互交流により「大阪私学の今後の飛躍発展」を期するものだ。
・ 私はこれで3年連続、応援に出かけている。今や行くのが「楽しみ」になってきている。本校は「雅楽部」が出演だ。プログラム9番目に登場した。幕が上がると「正式装束」に身を固めた生徒と雅楽器大太鼓のカラフルな独特な色合いが会場を席巻し、「ため息」というか「圧倒的な存在感」で演奏が開始された。
・ 昨年の演奏曲目は「越天楽」であったが本日は「合歓塩(がっかえん)」というもので「唐楽」の中でも最も快活な曲という。舞楽「太平楽」の中で演奏されるもので、朝小子、武昌楽の次に演奏されるもので、舞い人はこの曲目のときに太刀を抜き勇壮に舞うそうである。今日は舞いはない。
・ 今日は中学3年生が修学旅行で有力な部員が数名留守であったが、中々迫力のある素晴らしい演奏であったと思う。観客席のお客さまも「良いわねー、浪速!」と言うような感じで間違いなく観客を魅了し、「浪速の名前を上げた」と思う。
・ 私は着任以来「特別支援クラブ」として「雅楽部を支援してきた」。このクラブは神社神道の学校としてその精神性を具体的に表現できるクラブなのである。厳しい私学間競争の中で今こそ「学校のアイデンティティ」を再確認してそれを世に訴えることが重要である。
・ 「神社神道の教え」をベースとし日本古来の文化と伝統を直接的に建学の精神として85年引き継いできた本校のような学校は日本広しと言えども本校以外にはなかろう。生徒・保護者や教職員には「神社神道の学校を誇り」として欲しいのだ。
・ 勿論「新しい浪速も大切」である。まさに「温故知新」である。私はまず着任して共学に移行した学校としてブラスバンド部を応援した。購入した楽器だけで1200万円を超える。そしていまやブラスバンド部は一人前となってくれた。まず洋学を支援し次に雅楽としたのである。
・ 雅楽の原義は「雅正の楽舞」で「俗楽」の対にある。「宮廷音楽」として長い伝統があり「世界最古の様式」と言われている。特に世界では日本、中国、朝鮮半島、ベトナムにしかなく、5世紀前後にお互いの国で深い関連性があるといわれている。
・ 現在は宮内庁式部職楽部が百曲ほどの継承しておりとにかくこの世界も「奥が深い」のである。私などが雅楽の楽譜など見ても「チンプンカンプン」でさっぱり理解できないが「柔らか頭」の中高校生はすごい。極めて短時間に物にする。
・ 指導者は現職の神社の宮司様で大阪はいうに及ばず日本でも有名な雅楽の演奏者で指導者である。大阪天満宮の宮司で大阪府神社庁長自ら選んで頂いた指導者である。こういう芸術ものは「指導者による」。野球でも何でも習い事、スポーツは指導者による。良い指導者を得るかどうかだろう。
・ 今日は本校の教科書を扱ってくれている書店の社長のお姉さんと弟の専務さんがわざわざ会場に来てくれていた。「有難い」ことである。地味な姉弟であるがこのように影ながら応援してくれていることを知っただけでも嬉しい日曜日となった。
・ 今日の行事で高校3年生の二人が引退する。「よくやってくれた」と私は彼らの方を抱いて慰労した。おぼつかないクラブをここまで引っ張ってくれたのは顧問のY先生と女性のY先生だ。感謝している。
・ 3年生の一人は皇學館大學に進学し、雅楽を継続してやると言っていた。「頑張れ」。もう一人は最終目標として「東京芸大」を狙っている。実は私が仕向けたものだ。「雅楽演奏の天才」と言われている人材である。
・ この二人のお母さんが会場に来ていて私に挨拶してくれた。「先生のお陰で豊かな浪速生活を呉れました。・・・。」と言うものであった。「涙」を浮かべておられた。お気持ちが分かるような気がして私も「グッ」と来たのである。
・ 女生徒も増えてきたがまだまだである。もっともっと部員を増やし「浪速の雅楽部」を天下に知らしめなければならない。後1年くらい特別強化クラブとして位置づけ応援する積りだ。
・ 「新武道館」には「雅楽の練習場を確保」する。神社神道の学校として武道3種すなわち「弓道、剣道、空手道、(時に柔道)、そして雅楽部そして茶道部だ。「茶道部」はまだないがそのうちに部を作る。これらがすべて「新武道館に集約」される。このことこそ私の最初からの狙いであった。
・ 「暑い日曜日であったが良い日曜日」であった。くしくも大相撲の千秋楽で朝青龍が白鵬を優勝決定戦で「ぶん投げて」優勝した。私が熱烈に応援している横綱である。これも私を気分良くさせた。「神社神道と相撲とは密接な関係」があるのをご存知か。これについては別途と言うことにしよう。実は「相撲部」も本当は作りたいのである。
・ 午後からの開演で13時30分頃に会場に入ったのである。参加校は38校、男子校は2校、女子高は13校で共学校は浪速以下23校である。私立中学高校の芸術文化活動における取り組みや成果を幅広くPRするとともに参加クラブの相互交流により「大阪私学の今後の飛躍発展」を期するものだ。
・ 私はこれで3年連続、応援に出かけている。今や行くのが「楽しみ」になってきている。本校は「雅楽部」が出演だ。プログラム9番目に登場した。幕が上がると「正式装束」に身を固めた生徒と雅楽器大太鼓のカラフルな独特な色合いが会場を席巻し、「ため息」というか「圧倒的な存在感」で演奏が開始された。
・ 昨年の演奏曲目は「越天楽」であったが本日は「合歓塩(がっかえん)」というもので「唐楽」の中でも最も快活な曲という。舞楽「太平楽」の中で演奏されるもので、朝小子、武昌楽の次に演奏されるもので、舞い人はこの曲目のときに太刀を抜き勇壮に舞うそうである。今日は舞いはない。
・ 今日は中学3年生が修学旅行で有力な部員が数名留守であったが、中々迫力のある素晴らしい演奏であったと思う。観客席のお客さまも「良いわねー、浪速!」と言うような感じで間違いなく観客を魅了し、「浪速の名前を上げた」と思う。
・ 私は着任以来「特別支援クラブ」として「雅楽部を支援してきた」。このクラブは神社神道の学校としてその精神性を具体的に表現できるクラブなのである。厳しい私学間競争の中で今こそ「学校のアイデンティティ」を再確認してそれを世に訴えることが重要である。
・ 「神社神道の教え」をベースとし日本古来の文化と伝統を直接的に建学の精神として85年引き継いできた本校のような学校は日本広しと言えども本校以外にはなかろう。生徒・保護者や教職員には「神社神道の学校を誇り」として欲しいのだ。
・ 勿論「新しい浪速も大切」である。まさに「温故知新」である。私はまず着任して共学に移行した学校としてブラスバンド部を応援した。購入した楽器だけで1200万円を超える。そしていまやブラスバンド部は一人前となってくれた。まず洋学を支援し次に雅楽としたのである。
・ 雅楽の原義は「雅正の楽舞」で「俗楽」の対にある。「宮廷音楽」として長い伝統があり「世界最古の様式」と言われている。特に世界では日本、中国、朝鮮半島、ベトナムにしかなく、5世紀前後にお互いの国で深い関連性があるといわれている。
・ 現在は宮内庁式部職楽部が百曲ほどの継承しておりとにかくこの世界も「奥が深い」のである。私などが雅楽の楽譜など見ても「チンプンカンプン」でさっぱり理解できないが「柔らか頭」の中高校生はすごい。極めて短時間に物にする。
・ 指導者は現職の神社の宮司様で大阪はいうに及ばず日本でも有名な雅楽の演奏者で指導者である。大阪天満宮の宮司で大阪府神社庁長自ら選んで頂いた指導者である。こういう芸術ものは「指導者による」。野球でも何でも習い事、スポーツは指導者による。良い指導者を得るかどうかだろう。
・ 今日は本校の教科書を扱ってくれている書店の社長のお姉さんと弟の専務さんがわざわざ会場に来てくれていた。「有難い」ことである。地味な姉弟であるがこのように影ながら応援してくれていることを知っただけでも嬉しい日曜日となった。
・ 今日の行事で高校3年生の二人が引退する。「よくやってくれた」と私は彼らの方を抱いて慰労した。おぼつかないクラブをここまで引っ張ってくれたのは顧問のY先生と女性のY先生だ。感謝している。
・ 3年生の一人は皇學館大學に進学し、雅楽を継続してやると言っていた。「頑張れ」。もう一人は最終目標として「東京芸大」を狙っている。実は私が仕向けたものだ。「雅楽演奏の天才」と言われている人材である。
・ この二人のお母さんが会場に来ていて私に挨拶してくれた。「先生のお陰で豊かな浪速生活を呉れました。・・・。」と言うものであった。「涙」を浮かべておられた。お気持ちが分かるような気がして私も「グッ」と来たのである。
・ 女生徒も増えてきたがまだまだである。もっともっと部員を増やし「浪速の雅楽部」を天下に知らしめなければならない。後1年くらい特別強化クラブとして位置づけ応援する積りだ。
・ 「新武道館」には「雅楽の練習場を確保」する。神社神道の学校として武道3種すなわち「弓道、剣道、空手道、(時に柔道)、そして雅楽部そして茶道部だ。「茶道部」はまだないがそのうちに部を作る。これらがすべて「新武道館に集約」される。このことこそ私の最初からの狙いであった。
・ 「暑い日曜日であったが良い日曜日」であった。くしくも大相撲の千秋楽で朝青龍が白鵬を優勝決定戦で「ぶん投げて」優勝した。私が熱烈に応援している横綱である。これも私を気分良くさせた。「神社神道と相撲とは密接な関係」があるのをご存知か。これについては別途と言うことにしよう。実は「相撲部」も本当は作りたいのである。