2009年10月5日月曜日

10月5日(月)部活動の活躍




・ 「全国理数科研究大会」に出張していた教諭二人が報告に入る。このタイミングに併せて有名な「國學院大學久我山高校」と「世田谷学園高校」を勉強として学校訪問させて頂いた。大変勉強になったそうである。それはそうだろう。「全国でも有名な文武両道の学校」である。
・ 「出張報告」をまとめて年内研修会にての発表となろうが「部活動の取り扱い」が焦点になりそうなレポートかも知れない。この二つの学校は「勉強と部活」を厳格に区分しているというのである。
・ 正直って現在の本校の現在の総合実力レベルはこの2校と少しだけ差があるかも知れない。課題は今後本校は「どのような学校を目指すのか」ということである。久我山や世田谷学園みたいな学校に育てて行きたいのであるが、「問題はその道筋」である。まさに「坂の上の雲」である。
・ 悩ましい問題で一歩間違えば「タイタニック号」になる。一挙に沈没しかねないし、「私学の私学たる由縁」を考えれば徹底した「進学シフト」を当然考えて然るべきであるという意見が「幅を利かせている」ように見えるが果たしてそうか?
・ 「浪速は勉強も部活も」という「ホンワカ」した本校の良いところが失われて「浪速人気」に大きな影響もあろう。入試広報室の戦略にも大きな影響が出てくる話だ。そうかと言って「どっちつかず」となっては何時までも今のままであるという意見もあろう。
・ 「今のままで良いではないか」「浪速人気はすごいものがある」「本校は本校」今の道をしっかりと進むことが答えだと顔に書いている先生もいる。いずれにしても今私は「両方の道」をおそるおそる「歩ませている」のである。
・ もし、この先「進学校重点シフト」とした場合、当然部活動には「制限」を加えることになる。それは生徒の数にも大きな影響が出てくるだろうし、経営的に「安定」するのかとの根本的命題に繋がるだけにこの結論は慎重でなければならない。
・ 11年度から府立高校の学区トップ校は「超進学重点校」として「衣替え」をしてくる。公私比率も現在の7対3が変わってくる。併せて民主党政権で「公立高校の授業料が無償化」される。
・ 勿論同額だけ私立学校にも助成されるのであるが以上のような公立の動きの中で「浪速の地歩」を固めるには相当の「戦略と戦術」が必要である。ここ3年以内にすべてが決着がつく。この間には「勝負あった」「参った」と言って中には「整理される私学」も出て来るに違いない。
・ しかし正直なところ「進学校シフトと部活動シフトの両道」を推し進めるのは「相当のエネルギー」を使う。しかし今までこのような「推進エンジン」をふかす経営者など本校にいなかったのであるが、着任して3年私はこの推進エンジンをふかしにふかしている。
・ その究極の対応策が「部活動支援費」と「新武道館」である。加えて来年4月からの「土曜日講座完全選択制」で一応の対応策が完成する。「部活動の時間と場所の広がり」が期待出来る筈である。中学校と高等学校の両方があるからとにかく場所が必要であるし「25年度からの新学習指導要領」における「武道」の必修授業への対応もどうするのかという課題もある。
・ その後、経営的には当然「新校舎建設」があるのだが、ここまではすでに決まっている。しかし問題はその後で「校外グラウンド」を持つか持たないかの判断が来るだろう。今の本校グラウンドはいかにも狭く野球、サッカー、ラグビーなど正規の大きさが取れないしクラブで「グラウンドの取り合い」になっている。
・ 夜間も練習できる校外グラウンドがあれば間違いなく部活動において大きな効果を生むことになる。お金さえあれば場所などはどうにでもなる話である。しかしそこまでエンジンをふかすかどうかは大変な決断がいる。それよりもまず「どのような学校を目指すのか」が先の話だ。
・ 新武道館に入る空手道、弓道、剣道、雅楽部に対する特別支援金額は「びっくり」するように大きいものがある。従来の部活動分配費とは別個に支出しているからである。好成績が続くので「うなぎのぼり」であるが今までの財源である「部活動後援費」も財布の底が見えてきた。
・ 最大の使用クラブはまず空手道部、弓道部、ボーイスカウト部、ボクシング部、剣道部の順番で殆ど使っている。まだ支払っていないが雅楽部もすごい金額である。ブラスバンド部は別格であるからとにかく「大判振る舞い」で来た事は間違いない。「一度は通る道」と考えておりこの点では後悔・反省はまったくない。
・ 「出せるときには出す」というのが私の方針である。それに「インターハイや国体に出場して大いに活躍」してくれている。すごい活躍ではないか。誇れる話である。このようにしないと部活動の活性化もないのも事実だろう。
・ 「 空手道、弓道、剣道と雅楽部が新武道館」に入る。だからこれらのクラブが活躍してくれているのは意を強くしている。ところで新武道館については現在「外堀」を埋める作業をしている。
・ 大阪市の建築指導課や霊園担当部門には過日ご挨拶に行き、市議会関係の先生方にも「事態の説明」を済ませた。近々地元連合会の会長さんにもお話を通す段取を進めている。一言で言えば「順調」であるがあれやこれや先行きを考えれば気の休まる暇はない。