2009年8月2日日曜日

8月2日(日)女性専任教諭




・ 7月最終日の31日に「女性の専任教諭」を全員夕食に招待して慰労会を実施した。全員と言ってもたったの5人だ。場所は色々と考えたのだが結局「「法善寺横町」の西野屋「是々(ぜぜ)」と言うところにした。和風料理で女性には低カロリー面から良いと思ったのである。
・ 現在女性の専任教諭は6名おられるがお一人は出産間じかでもう「お産休暇」に入られている。したがって5名なのだが、そのうち4名は私が「採用の辞令」をお渡しした先生方である。6時に始まって9時前までだから大変に「盛り上がった」のである。確かに料理も旨かったと思う。
・ こういう会は私にとって大変「勉強」になる。現場の教員が学校をどのように観察しているか、感じているかが手に取るように分かるからである。特に女性はこの面での「観察眼が鋭く」、口には出さず、顔は能面だからかえって「恐ろしい」のである。
・ アホな男性は「くちに出し直ぐ顔に出てしまう」が女性はまったく違う。従ってこういう場では「さりげなく話題を振って」その少ない言葉から「本音」をつかみだすのが面白いのだ。私は特にこういうのが好きである。人間が悪いのである。
・ 私は「浴衣」に着替えて行ったのだが先生方は素敵なお洋服姿であった。待ち合わせは高島屋の前でまず「法善寺の水掛不動」さんに全員が揃ってお参りだ。私はこれらの5人の女性教諭に「良いご縁」をとお願いしたのだが果たして彼女たちは何をお参りしたのであろうか。そうです!彼女たちはすべて「独身」なのである。
・ 大体常勤講師から専任教諭に採用されると多くの女性教諭は「住む場所を学校近く」に変えてくる。これを私は大変歓迎しているのだ。「やる気が伺える」ではないか。遠く親の家から通うのは確かに心地よかろうが何か浪速高校が仮初の勤務場所と見えてさびしいのである。
・ 本校では常勤講師の採用権限は副校長に移譲しているが専任に採用されるかどうかは「理事会決定事項」である。勿論副校長の「意見具申」は尊重されるが「浪速丸」に乗ってくれる乗組員の採用にはそれなりの「覚悟」がいるのである。
・ 私は理事長として責任を持って「同志」を選択して理事会に諮る責任があるのである。すべてが「人材採用で成功」したかどうかは言わない。ただ一旦採用したら「65歳まで面倒をみる義務」があるのである。大体30年から40年間雇用し続けることは我々のような小さな私学では大変なことなのである。
・ 話題は当然「男性教員の論評」に及ぶ。彼女たちが知らないことも有れば私が知らないことも有るのである。例えば同僚の男性教師は付き合っていた「女性と別れた」と思っているが、実は新しい彼女が出来たことを知らないなどである。
・ そしてやはり根本には「結婚願望」が大きいと私は感じた。肩に力を入れて「私頑張るッ」と言い「ビールをグイッと飲み干す」のである。それでよい。早く結婚して欲しい。ただ私は話の中で冗談交じりに「職場結婚はまずいよなー」と言ったのである。
・ 同じ学校の同じ職員室で席を並べ、同じ手作りお弁当を開くのは「どうも」と感じる人はいるだろうし、夫である教師が副校長から厳しく目の前で叱責されていたら「辛い」だろうと思うのである。
・ こういうのもあった。他校の話だが「先生、結婚せずに子どもを作ったら駄目でしょうか」とか「結婚して子どもを作ったらもう何時でも別れてよいですよね」などと校長にのたまわった「つわものの女性先生」もいたそうである。
・ 正直言えば学校の教師はいまやダントツの「高給取り」である。「女性も男性も給与に1円の違いも無い完全な男女同権社会」である。はっきり言って「結婚などせずとも楽々生きていける職業」なのである。
・ 私は5人の独身女性に言ったのだ。「教師と言う職業以上に結婚は素晴らしい」ものだ。「結婚相手を探す努力をしなさい」と明確に述べたのである。お相手は出来れば教師ではなくて「企業に勤めるサラリーマン」が良いと思う。そのほうが「社会は広がる」からと。
・ サラリーマンも奥さんが「学校の教師」となれば周辺から「一目置かれる存在」となることは間違いない。日本は「教師と言う職業への尊敬のまなざし」は依然として大きいからである。
・ もし本校の男性と結婚するようになったとしたら、どちらかが他校に転職できるお手伝いをしようとまで述べたのである。ただ皆に「祝福される結婚」をするようにとも言った。生徒や保護者がじっと見ているからである。
・ 私は思ったのである。何時になったらこの先生方の「結婚式に招待される」のでろうかと。しかしどなたもそのようなお人はいないらしい。「困ったことだ」。しかし教員というのは学校と自宅の往復で巡り合う機会も少ないのは分かる。
・ そして私の話のクライマックスは「育児」については新しい校舎の保健室に隣接したところに「育児室」を設ける考えもあると言ったのである。本校は現在130名近い教員の中で専任で女性はたった5人である。今後とも優秀な女性の先生を作っていかねばならない。
・ 従ってこういった若い女性の先生が安心して「子育て」しながら勤務できるとなれば「素晴らしい」ことではないか。勿論「ベビーシッター」のコストはその該当教員が負担するのは当たり前である。このようにしなければ「日本の少子化問題」は解決に結びつかないだろう。
・ 教師は優秀である。優秀な教師が働きながら、安心して子どもを生み育てることはわが国にとって「力強い、希望あること」でもある。企業社会でも同じことだ。学校も企業もこのような「職場での配慮が必要な時代」だと私は思っている。