2007年10月9日火曜日

10月9日(火)校長は歩く広告塔

浪速中学校入試・体験学習会の分析
1.9月29日(土)に行われた「中学校の入試説明会と体験学習会の生徒・保護者アンケートの分析結果」が出てきた。少子化と近隣の高校で来春新たに中学を併設することに伴い、生徒募集には状況として厳しいものがあることは、何回も日記に書き留めているが、その状況に変わりはない。要は蓋をあけるまで結果は分からないが、あたふたしても仕方なく、「誠意を持ってやることをやるだけ」しか方法はない。ただ「本校が企画し、実行した内容がどのように受け止められているかを分析し今後に活かす」ことは重要である。
2.まず「校長の冒頭挨拶」に対する反応についてであるが、正直何時も不安になる。「私の思いは正しく伝わっているのであろうか」「正しく校長を観察して頂いているのであろうか」等々である。今日、企業でも行政組織でも「組織のリーダーの有様」は極めて重要であり、その重要性の比重は昔に比べれば格段に高まっている。
3.特に日本の風土は「組織の長は表に出ず、陰に隠れて、問題があれば最後に出てくるのが相応しい」とか、何とか言って「形も声も表に出ず、問題があれば最後にテレビの前に顔を出して謝罪する」というのが学校の校長の一般的スタイルであった。しかし最早この手は今日通用しない。
4.「その学校は誰が校長で、その校長は学校をどのようにしようとしているのか」が問われる時代になってきている。要は「校長は歩く広告塔」であり、「学校の顔は校長」なのである。校長による「トップセールスも重要な仕事」なのである。大きく言えば「校長の説明責任」であると言える。
5.今回の校長の冒頭説明の保護者評価  「そのまま保護者のアンケート結果を引用
・今までの浪速中学校の印象が変わりました。木村校長のお話された様に浪速が変わるのを感じました。自分の子供を入学させたいと思いました。
・ 校長のお話、聞かせていただいて良い学校だと思いました。
・ 校長の話を聞いて、安心して子供を学校に行かせると思いました。
・ 校長の熱意ある「生徒のために」の言葉に力をいただき元気を得ました。
・ 公立中学との違いを実感し、子供を安心して通わすことのできる中学・高校だと確信しました。     
・  子供が安心して行ける学校だと思いました。    
・ 浪速で変わり成長して欲しいという気持ちが更に強くなりました。     
・ 校長のお話を聞いて、是非浪速中学へ通わせたいと思いました。    
・ 校長のお話で、浪速中学での学力、スポーツと子供の力をはっきさせると言うことに関心を持ちました。
・  校長のお話は非常に分かり易く、聞きやすい説明会でした。  
・ とてもわかりやすいでした。ありがとうございました。     
・  校長の力説された浪速流中高一貫教育に興味を持ちました。
・  学校長の生徒に対する気持ちと教頭のユーモアと本音。 
・ 分かり易く、説明を聞いていると是非入学させたいと思いました。後1年ありますが是非頑張ります。
・ 先生方が熱心に指導していただける学校だと感じました。
6.今後とも「教職員の先頭にたって」頑張らねばならない。