2007年11月6日火曜日

11月6日(火)業務留め書き

1.今朝の大阪日日新聞に小さな記事が出ています。恐らく興味ない人にはまったく目にもつかない記事であろうが、「私学経営者にはとても重要な内容」です。大手5紙は全く記事にしていないので、恐らく大阪府民でこのニュース内容を知る人は極めて少ないと想像されます。この校長日記を読まれているお人で、もしお時間があれば11月7日アップ予定の「理事長校長公式メッセージ:私学経営の辛さ」を是非読んで頂ければありがたいと存じます。恐縮でございます。
2.本日は昨日に比べて比較的余裕のある日であった。でもこういう時は得てして「ややこしい話」に時間が取られる。即断即決の頻度多い面談か「うーん」とうなる複雑な課題か二つのタイプがある。今日は間違いなく後者だ。詳細は別途、記録に留める。
3.さて今日は「招待や接待を受けた後のマナー」について
・朝一番、三々五々に昨日ご招待した先生方が部屋に来られ「昨日は・・・」とお礼を言われる。男性教員はお一人で女性教員は複数でというのが決まりパターンである。どうして女性は何時も複数なんだろうか。勿論来られない人もいる。それはそれで良い。
・ ただこちらが望んでいることではないが「このように翌日、お礼に伺う」のがマナーである。遠い場合は電話で、遠くて急がなければ葉書かお手紙でというのが社会人のマナーである。住金時代の若い頃は上司や先輩に連れられて、よくご馳走になったが、徹底的に「マナーは教えられた。」厳しかったなー。特に厳しい上司との会食は大変だった。「料理を残したら叱られる」のだ。又客先、商社などから接待を受けたときは気を使った。住金が接待されているので僕個人ではないのだ。分かっておかねばならないのは「接待する側より接待される側の方が難しい」ということだ。茶道の世界に「亭主7分に客3分」というのがあるが茶席でも「もてなす側の喜びの方が大きい」ということだ。
・ 「日が改まって酔いが覚めた状態」で「昨日は云々」と礼を述べた方が「美しい。」ただこれだけだ。来ないからといって不利益になるわけはない。する方はそういう気持ちで接待しているのではない。慰労であり、激励であり、会話であり、議論であるだけだ。給料の高い上司が部下を連れて行くのは社会では当たり前のことだ。
・ 先週見た映画「象の背中」で役所広司扮するサラリーマンが社長に連れられて「蕎麦や」で食するシーンは上司と部下の食事中の雰囲気を上手く表現していた。
・ 着任して間もない頃、「来たくて来た訳ではない。声がかかったから断るのも角が立つ。理事長・校長の話だからお付き合いで来た。」と言う教員も居たな。「学校の教員とはこういうものか」と腹が立つより驚いた。公立高校時代には今でも忘れられないのだがこういうケースもあった。組合の教員であったが「2千円、3千円で買収などされない。」と。これにも驚いたなー。2千円クラスで飲食できるところとは一体どういう所だろう。またこのように言われたこともある。「千円は出させてください。」と。論外だ。
・僕の接待は絶対に相手に1円も出させない。そして高級なところには行けないが「恥ずかしくない所」を選んでいる。同じ人は2回目の場所は変える努力をする。もう天王寺は荒らしまわった。そしてお腹一杯に料理を出す。家に帰って「追加の食事をする」などは絶対にして欲しくない。だから「食べろ、食べろ、飲め、飲め」と脅迫する。亡くなった母親の接待を見ていたからだと思う。何時も母から人を招待したら「料理は残るくらい一杯出しなさい」と教えられたのだ。
・2千円や3千円のところには絶対お連れしない。「立ち飲み」や「居酒屋」などには招待はしない。最低でもお一人5千円から8千円はかかる。「大の大人をこの程度のカネで買収などしません」するなら何百万円は出しますよ。5千のうち千円出した人は「今日は割り勘」とでも思っているのでしょうか。恥ずかしいね。
・でも昨日は途中で「タバコは良いよ。吸いなさい。吸って良いよ」と言ったのだが、結局喫煙家は吸わなかったな。これは10月2日のブログ「教師百態:教師と喫煙」の影響だな。そうとすれば申し訳なかった。「ホストが良いと言えば吸っても良いんだよ。」このブログで言っておきます。