2008年1月11日金曜日

1月11日(金)留め書き

静かな一日である。午後から雨になり、徐々に冷えてくるのが分かる。昨年の今頃は電気のエアコンではどうにも寒く、ガスストーブを校務員さん頼んで出して貰ったのだが、それは何時だったろうか?しかしガスストーブのせい(?)で理事長就任お祝いに戴いた大きなシクラメンの鉢をすぐ枯らしてしまったので、今年はガスストーブを敬遠している。私の執務室は日当たりのない部屋でこれから寒さとの戦いが始まる。暖房をつければ暑く、消せばすぐ寒くなる。加齢とともに温度変化には鈍感になるというが私の場合は逆だ。暑いのは苦痛だし、寒いのは苦難だ。段々と人間が贅沢になってきているのかな。省みなければならない。
1.来客多し
 ・今日も年始のお客様が多く、見えられる。ゼネコン、書籍会社、旅行会社、建築設計会社、スポーツ用品会社のトップの方々だ。
 ・特に某旅行会社の幹部の方々とのお話は大変面白いというか興味がある。それは彼らは年始挨拶周りですべての学校を廻っており、多くの情報が得られるからだ。彼らは私立学校情報に極めて敏感で「各校の志願者数」をどうも知っているみたいだ。勿論情報を明らかにすることはないが、言葉のふしふしから状況が良くわかる。
・一言で言えば「勝ち組」「負け組」がますますはっきりしてきているのではないか。どこがどうかは分からないが、志願者が増えているところと大きく減少しているところと格差が広がっている感じだ。
・どうも彼らが言うのは伸びている学校は「学校の意思が明確になっており、それが外部に発信されている」というような意味のことを言われていたな。とにかく浪速は「負け組み」ではないし、絶対ならない。「大阪屈指の私学」にしてみせるし、現実そのようになってきている。
2.管理職朝会
 ・大きな懸案事項もなく、最近の話題は志願者状況の分析と今後の対応方針の確認、及び授業料滞納者への対応がメインとなる。3年生はもう少しで卒業式なので未納は本当に辛い。
 ・私の考えはこうだ。「教員が一生懸命頑張ってきて、それが対価で反映されないというのは彼らのした仕事の価値が認められていないということだ。」教員に申し訳ないと私は考える。困っているが連絡が取れないのでは仕方がない。
3.入試広報室
 ・今日も忙しく電話応対やデータ整理に追われている。しかしどことなしに顔色や動きにはゆとりがある。彼らの顔色が青ざめ、焦りが出ていたら理事長の私もこのように悠長にブログなど書いてはおられなかっただろう。
 ・理事長としての私の欲は際限がないが、ぼつぼつ「これでよし」と評価しなければならないだろう。明日で大体、全体の数が判明することになる。「入試広報室はよくやった」。あとはデータの整理に間違いのないように言うつもりだ。
4.卒業式の段取り 副校長と担当教諭 入る
 ・初めてのミーティング。「大筋の進行脚本作りの方針」を確認した。盛り上げてやりたい。
 ・各保護者への案内状が今までは卒業判定会議の前に校長名で出状されていたが、副校長が「これはおかしい。」と言う。
5.雅楽部と神楽舞
 ・新春拝賀始業式で雅楽を演奏し、神楽舞を舞ってくれた生徒を校長室に呼び、ねぎらいと今後の激励を行う。文化系クラブの中で「雅楽部を本校の看板クラブの一つ」にすることを表明した。そのための支援は惜しまない。ブラバンと雅楽、これで二つになった。