2007年9月14日金曜日

9月14日(金)留め書き

1.中学校農園
・本校には農園がある。場所は鳳の大鳥神社の近くで農地は借地である。住宅街にあるため、それほど大きくはないが、「生徒の農園体験」には丁度よい。長い伝統がある教育的行事で中学2年生を対象にしている。1年生にはまだ体力的に難しいということだ。
・ 植え付け作物は「さつまいも」一本。5月頃植え込みをして、秋本番、10月に収穫、この間「草取り」とかで生徒は現地で農園体験と「植物の成長」を肌で感じるのだ。今日は「試し堀り」ということで3限終了後出かけて行った。
・ 思いついて、「一度この目で確認」と思い午後視察に出かける。生徒は汗まみれ、泥まみれで、多くは手で掘っていた。歓声が上がる。見ていて「良いな」と感じた。草取りの鎌は6個のみ、扱える生徒は限定してやるのだが、鎌もスコップもどうも上手く使えていない。大体芋を掘るのに中心部のみ掘るから周囲のものが傷ついたり折れたりして出てくる。でも「楽しそうだ。」体操服に着替えてやっているのだが、泥だらけ、これは間違いなくお母さんに叱られるだろう。
・ 「中学校教育内容」と高校教育は完全に峻別して考えている。当然である。どこがどのように違うか、また別途整理して留めておきたい。
2.指定校推薦会議
 ・今日は重要な会議がある。「指定校推薦会議」である。進路指導部が所管して関係の教員が集まり、個別の大学からの推薦条件と生徒の希望状況を鑑み、「校内内定」をする会議である。この後「校長最終認定」、そして「保護者同伴での内定通知」という運びになる。これは副校長が会議に出席し、しっかりと見届けている。
・ 初めての経験ゆえ、興味もあり、様子を伺いに会議室を覗いてみたが、教員きわめて真剣に進めていた。校長が入らないのはこの席で校長の意見が出るとその場で決まり」となることを避けるためであるとのこと。後刻、教員の最終意見を校長に別途進路指導部長が具申をする手筈ということであるが、「それで良い。」
・ 一つの枠しかないところに多くの生徒が希望したときに「公明正大、適正な判断」が求められる。担任、クラブ顧問、それぞれ思いはあろうが、まさに本校の校訓「淨く、正しく」だ。出席する教員が多く、「密室ではない」。ここが良い。しかし本校の教員のかかる取り組み態度は「真面目」で「毅然」としている。これは校長として「誇れる」。立派だと思う。
3.AO入試事前面接訓練   理数科生徒一人 実施、
すべての生徒に共通することだが面接に生徒は常日頃使う「口語」を面接官(これは校長)の問いに対して使う。今日も「部活で脚をいわして・・・」と言うからやり直させた。しばらく考え「部活で脚を痛めて・・・」と言い直した。考えたら分かるのだが・・・。それと語尾がはっきりしないのも特徴だ。今まで話は友達か親との会話でこのような公式会話は初めてだから、やはり「教えない」といけない。だから私は教えている。個性とか自主性を待つ話ではない。「教えないといけない。」
4.今日から7限目の授業はカット、「浪速祭」の準備。生徒は今日以降徐々に「お祭り気分」に。「仕方がないか!?」