2007年9月29日土曜日

9月29日(土)中学校入試説明会

1. 本日は浪速中学校入試説明会・体験入学
・ 予想を超える多くの保護者と小学生が来校してくれた。14時10分から「校長挨拶」、与えられた時間は10分であるが大体これで済む筈がない。あれもこれも保護者にお伝えしたいことは山ほどある。自己満足かもしれないが、今日も自分としては「スピーチに満足している。」
・ 「高校に比べて中学は難しい」。それは恐らく自分に経験がないからだと思うが、学校長としての思いは高校も中学も同じだ。我々の思いをお伝えし「浪速中学校を選択して頂く」ことを祈るばかりだ。
・ 来週から近隣のM学院が中学校を開校する。噂では3クラス規模と言われており、影響を心配している入試広報室であるが、「心配しても仕方のないこと」とメンバーには言っている。ただし後で後悔しないよう「やることはしっかりやれ」と檄を飛ばしている。
・ それにしても何時も感じることであるが室のメンバーはチームワーク良く、かっちりと、こういう「催しの日」には当たってくれている。これは誉めなければならない。しかし「結果がどのような数値で出るか」、ここが「プロの仕事の辛い」ところであろう。
2.広報費
 ・「入試広報費」に関することは企業秘密に属し、他校の実態もよく分からないところがある。したがって本校もこのブログでいくら使っているかは明らかには出来ない。しかし私の時代になって「予算は大幅に増やした。」逆にもっと遣え、もっと遣えと言っているくらいだ。人員も増強した。経費など大したことはない。最大のコストは人件費である。
・ 来春は市立中学校のご定年になられる校長先生にどなたか来て頂くよう今、動き回っているが、果たして本校みたいなところにお越し頂ける先生はいるのであろうか。遇していきたいと教頭には発破をかけている。
・ 入試広報室にはPTAから寄贈された新車のホンダオデッセイもある。専任管理職位も作り、最適任者を当てはめている。カネも遣えと言っている。後は「知恵」である。
・ 毎日,新聞各紙をなめるように目を通す。テレビ欄ではない。まず教育関係、そして各府内私立学校の学校新聞広告である。この点に関し現在室のメンバーと若干意見が異なる部分がある。私は「他の私立との共同広告・・・連合広告という」の方が良いのでないかというが彼らは単独広告の方が良いというのだ。私の考えは「比較状態にすることのほうが宣伝には良いという考え」からである。
・ 新聞1面に「有名私立高校入試説明会」などと10校くらいが大きく広告している中に本校の名前がないのは辛い。本校だけのあんな小さな囲み記事がポツンと出たって誰も気付かないよというのだが・・・。もっとも10校すべてが有名私立とは限らないが。まあコンビネーションかな。
・ 来週から主だった駅のコンコースにポスターが貼られる。しかし私は「電車内のつりポスターにせよ」と言うのだが本年は間に合わない。来年は思い切って予算の使い方を見直す必要があるようだ。私立学校は民間企業である。「広報・IRは社運を左右する。」
・ 今のところ、「校長はまだ歩く広告塔としての価値」はあろう。遠慮なく私を使えと言っている。「ホームページ、校長メッセージ、校長ブログすべてIR戦略の一つ」である。浪速の広報も今年から大きく変わってきているのは間違いない。今後とも力を入れる。