2007年9月22日土曜日

9月22日(土)「秋季例祭での熱中症事故」

1.「秋季例祭
・ とんだ「秋季例祭」になってしまった。「まさか本校で」と思っていたが、遂にやってしまった。ご迷惑をかけてご近隣の皆様にまずお詫び申し上げたい。「理事長・校長公式メッセージの欄に速報」しているので、そちらを御覧頂きたい。
・ しかしそれにしても何であんなに多くの救急車が来るのか。一時期は5ないし6台も一度に来て大変であった。おまけに消防自動車まで来たのには驚いた。火事ではない。どうも「学校の熱中症」となると数十人規模らしく、用意周到に多くの車が手配されたらしい。納得した。
・ 結果的に9名が病院に運ばれた。一時は新築なった正門付近が騒然とした。楽々救急車2台が横に並んで門の途中に駐車できるくらい大きな門だ。何が幸いするか分からない。
・ 結果は9名のうち1名が様子観察でまだ病院にいるが残り8名は大丈夫だ。大きな声では言えないが、ある病院では「なんでこのような症状の軽い者を連れてきたのだ!」と付き添いの教員がお叱りを受けたという。そのような事を言われてもなー。
・式は一応終わり生徒自治会が「浪速祭の開会を宣言」した。今、生徒は張り切って明日の準備に入っている。PTA役員もバザー会場など準備に怠りない。明日は中庭には模擬店が出るという。気をつけなければならない。
・60年続いている行事であるが、初めての経験だ。「反省すべき点」はある。まず「中学生に多く発生」したが、中学生の整列する位置や、会場の設えは「配慮が足りなかった。またあらかじめ体調や弱さを把握して椅子なども配慮すべきであったかも知れない。動かずにただ立っているだけの姿勢は動くよりもハードかも知れない。今後留意していく。生徒に申し訳ないことをした。
・ しかし「本校の教員は良く対応してくれた。立派である。」こういう時に手馴れた人と若干のうろたえが顔に出る人がいる。あまり手馴れるのもなんだが、マスコミ対応の上手さはY教諭とK教諭である。だれかれできるものではない。どんどんかかってくる電話やテレビの取材に見事に対応してくれていた。広報情報委員兼務を発令しようと思う。
・ 校長は新聞取材やテレビ出演は超ベテランで経験も多く、嫌いな方ではないから、「共同記者会見」をすべくプレス向けの記事を10分で作り、「俺がやる、俺がやる。」というも事務長やこれらの教諭が「押しとどめる」のだ。
臨時職員会議での教職員体制、PTA会長以下役人への説明、明日の浪速祭出席の保護者への説明文の作成、ご近所へのご挨拶、すべて済ませたのが午後15時40分。「保護者の皆様には保護者通信で詳細速報」している。学校ホームページから御覧ください。本当にご心配をおかけしました。
・結果的に「大事無くて」良かった。今「ホッと」している。学院神社のご加護であると思っている。