2007年12月18日火曜日

12月18日(火)受験シーズン到来

 本格的入試及び受験シーズンが到来しつつある。学校では2学期の期末考査が終了し、成績会議などが行われる。成績不振者は保護者も呼び出しだ。3年生は年が明ければ本格的受験ムードになる。今はその前哨戦、相撲で言えば仕切りの時間である。受験生にとっては大変だが「みんなこの道を通ってきた。頑張るしかないよ。可哀想だが仕方がない。
1.受験シーズン到来
・ 期末試験が終わった。でも3年生にはさほど嬉しくはなさそうだ。遂に本校でも3年生の臨戦態勢がしかれる。25日からはセンター対応の徹底した最後の講習がベテラン教諭の手でなされる。あと1ヶ月でセンター、一般入試となる。ようやく3年生の顔つきが変わってきた。「遅いッちゅうねん。」
・ 私が住んでいる場所は天王寺駅近くで予備校も多く、時に生徒に出くわす。ほとんどの生徒が校長に気づいて「びっくりした顔」をする。この前などは後を付いて来てパンを買っているところを見られたりした。「先生、何してんね?」「見て分からんか?パン買ってるやん!」「フーン、校長先生もパン買うんや」「当たり前やろ。」
・ この前は前に勤務した学校の生徒二人に出くわす。通り過ぎた後、わざわざ戻ってきて「校長先生やないですか」「おー、こないなところで何してんのや」「1浪でECC予備校に通ってます。」「どこ狙ってんねん?」「関学です」「頑張れや!」「はい、今先生、浪速高校ですよね」よく知ってるなー。どこで知るんだろう。
・進路指導部長と3年生のO担任 入る。進路指導について報告・相談を受ける。特文も理数科に負けるな、と激を飛ばす。
2.12月15日の中学校最後の入試説明会の保護者アンケート結果 報告を受ける。
 ①「浪速中学校をどこで知りましたか」の問いに対して 40%が学校ホームページから、次に塾からが32%、知人からが14%、後は小さいのが並んで驚くことに新聞折込チラシからは何と“0%”である。全く前回の高校入試説明会の分析結果と同じ傾向。
 ② 「特記事項」を書いて貰ったうちで、主だった「感想」は以下のようなもの:(入試広報室まとめをそのまま記載)
・  子どもたちが楽しそうでした。
・ 最終の説明会でしたが、親子共々浪速中学校に共感しました。ぜひ、この学校で我が子を預かって頂けたらと思います。
・ 文武両道を大切になさる校風に憧れ貴校に入学させたいと思いお話を聞かせていただいております。校長先生の教育への熱意、生徒たちへの思いやりに感動しました。学校に入学できれば、素晴らしい6年間の学生生活を送れると大きな期待のできるお話でした。
・ 木村校長先生の挨拶の中での全国テストに関するお話。屋久島への体験学習旅行。食前食後の全員でのお言葉。
・ 木村校長の学校改革のお話が印象に残りました。本日はありがとうございました。
・ よろしくお願いします。受験を決めたのは今年の3月のことでした。怠けや学力の伸び悩み等ございましたが、何とか今日まで頑張って参りました。入試では本領発揮できますよう家族で協力しながら頑張りたいと思っています。合格いたしました暁にはそれまでの努力を忘れず感謝をもって学校生活を送れるよう、そして1年後には弟も実力をつけられるよう最善を尽くしたいです。
・ 学校の雰囲気がスライドでよくわかった。
・ 校長先生の講話に感銘を受け立派な教育に魅せられ、長男をこのような学校に通わせたいと思います。
・ スライドや校長先生の説明を聞き、ぜひ入学させたいと思いました。
・ 駸々堂テストもプレテストも一度も受けずに入試を迎えます。本人は浪速中学校の生徒になることをとっても望んでいますが、本当に心配でなりません。御校の行事に参加できることと、御校で勉強できることを祈るばかりです。
・ 受験者本人の父親の弟が浪速高校の出身者であるが、通学上の理由で2回のプレテストを受けていないのが心配。
・ 本年度の入試もかなり厳しいとは思いますが、体調を整え頑張りたいと思います。ありがとうございました。いろいろな行事があって楽しそうな学校だと思いました。
・ 貴校の教育方針には大きく感銘を受けました。娘をお任せするのが楽しみです。
・ ご丁寧な説明をありがとうございました。生徒さんの楽しげな学校生活がわかりました。
・ 7:50には生徒が登校しているということに驚きました。
・ 浪速中学のことが分かりました。浪速中学校に行ってみたくなりました。
・ 校長先生のお話で「基礎学力をつけて生きる力のベースにする」というところが印象に残りました。
・ 木村校長の改革の意思の強さが、話を拝聴して感じました。
3.公立校1万棟耐震化へと
 ・遂に政府が本腰を入れ始めてきた。「生活安心プロジェクト」の関係閣僚会議を開き、緊急対策を決め、今騒がれている食品の不正表示を監視する「Gメン」の新設や、公立小中学校約1万棟を5年間で改修することなどが08年の予算に盛り込まれる予定と17日の朝日が報じている。
・ 耐震化は「震度6強で倒壊・崩壊の危険性が高い」と診断されたすべての校舎・施設を対象としている。南海沖地震の可能性がある大阪南部に位置する本校も耐震強度の問題は経営として十分に頭の中にあり、そのうちこの問題への対応を明確にしなければなるまい。「私立学校だから誰も助けてはくれない。自らの力でやるしかないのだ。」