2009年3月5日木曜日

3月5日(木)金剛山登山生徒アンケート

・ 「学年末考査中」である。生徒は頑張って向かってくれている。「試験準備でしっかりと学力が付く」。これは間違いない。「真剣さ」が違うからだ。だから「高校における定期的な考査は極めて重要」である。40点以下は「赤点」となり、これも生徒には学習への大きなエネルギーと成る。生徒は「落第(原級留置)」を極端に恐れているからだ。
・ 試験が終わったら昔は「試験休み」と言うものがあったが、もうそのような学校は公立でもなかろう。特に私学では有り得ないと考えた方が良い。勿論生徒は休みたいだろうがそうだからと言って教員がその気になってはならない。
・ 自宅で学習時間をしっかりと確保している生徒はごく一部と考えた方が良い。やはり学校が「強制力を持って追い込む」ことが重要だ。「力を付ける」ということはそういうことでなされる。「ゆっくりとした本人のペースで」というのは「」か、ごくごく少ない「元々基礎学力の出来て居る生徒」での話だ。
・ 教務部が試験後の「特別授業」について「新しい試み」を実験的にやってくれることになっている。これは素晴らしい。英国数で選択性にして50分授業、50分の解説と「100分授業の一回完結タイプの特別授業」だ。これには期待しているところが多い。そして終了式前には外部模擬試験のスタディレポートと模擬本番が待っている。
・ 中学生には「全国学力調査に向けての特別授業」とした。「同様な問題を解かせそれの解説」をじっくりとすることが大切である。色々と考えはあろうが「実践」が重要だ。とにかく中学の教員は「底力」を示さなければならない。「授業の嫌いな教員が中学に多い」などと言われてはならない。「授業、授業、授業だ」。
・ 大体「子どもに負担だとか」「子どもが疲れている」とか色々言うが疲れているのは教員で負担を感じているのは教員の方ではないか。子どもは元気だし強い。生徒のせいにして教員が「楽をしよう」としているとは言わないが、「教職員が協議」をして物事を決めようとすると、ついついそのように後退する結論になるのは何ゆえか。そこが分からない。

・ 中学生を対象にして行った2月19日の「金剛山登山のアンケート結果」がまとまった。報告によると中々良い反応であったことが分かる。「嬉しい」限りだ。
・ 質問は大きく三つに分けQ1は耐寒金剛山登山で印象に残ったことを三つ以上書いてください、Q2は炊き出しについて感想と要望を書いてください、Q3は改良点があればそれはどのような点ですかとしている。
・ 膨大な結果なので全てはかけないが多かったものが、景色が良かった、皆と協力して登ることが出来た、豚汁がおいしかった、達成感が何とも言えず良かった、雪が降っていてきれいだった、足が痛かった、帰りが辛かった、である。
・ その他校長先生からストラップを貰って嬉しかった、バスが面白かった、多聞尚学館が魅力、知らない先生が沢山いた、頂上のお弁当が何時もより美味しかったなどがある。知らない先生が多いと言うのは高校3年生の先生をガードとして参加したからである。
・ 炊き出しについてはとても美味しかった、野菜が美味しかった、身体が温まって良かったなどが代表的である。中にはごぼうが大きかった、ジュースもつけて欲しい、うどんもつけて欲しいPTAの人たちが優しかった、白いご飯も欲しい、などがあった。
・ 改良点では、このままで結構です、逆ルートにした方が良い、昼食の外で食べるにはしんどかった、班に分けて上った方が良い、カレーが食べたい、ストラップの紐を長くして欲しい、などもあった。
・ とにかく第一回目の「耐寒行事金剛山登山」は教職員の知恵と工夫で「見事に成功」したと言える。中でも「PTA奉仕の豚汁のサービス」が大きな効果を上げているのが分かる。準備段階で色々と意見の相違もあったに聞いているが「終わり良ければ全て良し」だ。PTA参加者に感謝申し上げたい。
・ 明日は中学生全員が「社会見学会」で北の「天満天神繁昌亭」での落語だ。早い時間での「貸切」で昼食は「名誉理事長の大阪天満宮」の会館を借用と言う。このようにして中学生には外部との触れ合いが重要であると考えているから積極的に中学生を応援してやりたい。

・ ベースキャンプ地として生徒も「多聞が良かった、体育館が良かった」等の感想を寄せている。あれくらいの大きさだと暖房装置を入れれば十分暖かくなるのも分かった。「真冬でも十分使える。」当たり前だ。ついこの前までは小学生が使っていたのだからね。
・ 「多聞尚学館の改装」が山場を迎えている。生徒が「学習合宿」した時の風呂掃除とご飯を炊いてくれる人の募集をかけた。「おかず」は仕出し屋から取るが主食のご飯は温かい方が良いと思うのでその面倒をみていただけるお方だ。
・ 便利なもので「千早赤阪村シルバー人材センター」は仕事によって1時間800円から1000円まで単価が決まっており、後は一日単位で単価も定められている。面白いのはみかんの産地だからみかん取り1時間1000円と言うのもあった。用紙には「高校生用のご飯炊き」と言うのはなかった。交渉しなければならない。
・ 茶碗は落としても割れない、見た目もきれいなものを「道具屋筋」で汁椀セットで150人分発注した。箸は安い使い捨てだ。とにかく衛生面を考え、又人手が要らないように考えて手配している。
・ 「 炊飯器が5升炊き2個、3升炊き3個、湯沸しポット5リッター入り5個」あればお米とお湯は可能だ。元PTA会長の計算では高校生一人一食1合として4日分を格納する「おひつ」を今手配してくれているらしい。
・ 3段ベッドのマットは購入するが「敷き布団、掛け布団はセットでレンタル」だ。このほうが清潔である。初日と二日目以降で一日単価が違うがそんなに高いものではない。4泊5日で650円くらいである。一旦布団やさんが持ち帰り「殺菌などして整備」されるから気持ちが良い。便利な世の中になったもので、すべて布団屋さんがやってくれる。
・ 栄えある第一回目の進路指導部主催の「春季セミナー」の生徒説明に入ったみたいだ。ある生徒は「最終日はバーベキューパーティを」と言ったらしいが困ったものだ。「地獄の勉強特訓だと言っておけ」と私はその先生に言った。
・ 進路の部長と副部長が「お試し宿泊」をしてくれるといっていた。「心意気が立派」である。出張扱いとしなければならない。今この2人が「突進力」を持って頑張ってくれている。「高く評価」致したい。