2009年3月10日火曜日

3月10日(火)教職員への指導事例

・ 昨日のブログに続いて、直近数ヶ月で私が「切れた、怒った、きつく指導した事例」を掲げてみよう。どのような現象に私が指導エンジンのスイッチを入れたのかを良く見ることでこの「私が何を問題とし、教職員に何を求めているか分かる」と思うのだ。
・ 内容は既に昔のこと、私にとって昨日のことも時に昔になるのであるが、既に過ぎ去ったことだ。何のわだかまりもない。又指導したことについて反省することも無い。「信念に基づいて、組織管理者として指導」したことである。
・ 切れ度数  3段階 A:まあ厳しい、B:まあまあ、C:柔らかい
・ 基本的ミヘイビアの部分で
* 今年採用した、ある常勤講師の先生が駅のプラットホームで偶然後から来た私を見つけて、椅子に据わったまま,首をちょこんと下げて挨拶らしきものをした時だ。(それは雇用者に「失礼」だろう、社会人が外で社長に会ってちょこんと挨拶するか!一応椅子から立ったら。それが常識だよと指導した。)切れ度数C
* 私は極めて「タイミングを重要視」する。ある教諭に至急やるように指示した仕事があったにも関わらず、帰宅してしまい結果の報告もない。(自宅に電話して事情を確かめると、他に仕事があったので出来なかったというから指導した。組織人として失格である。出来なかったと「報告」すれば済む話である。切れ度数B
* あるベテラン教諭が秋になってもネクタイをせず工事現場の職人さんみたいな服装なので学校ルールにのっとってちゃんとするように指導した。
(これは簡単な話で“ハイ”で済んだ。)切れ度数C以下
* ある教諭が特別の分掌テーマで特命事項の業務を与えても、あれこれ言って「仕事から逃げよう逃げよう」とするので指導した。(結果的には3ヶ月遅れた。しかし基本的に能力や経験の問題もあり、厳しい指導とはせずにガイダンスに力を入れた。結果的には良い仕事をしてくれた)切れ度数C
* ある重要な式典で司会の常勤講師が無茶苦茶のしくじりをしてもその科の主任教諭は「他人事」みたいに発言し全く「責任を感じていない」ように見えたから指導した。やる前からこうなることを私は想定して警鐘を発していたにも関わらずだ。(完全に私のいうことを理解した。)切れ度数B
* ある教諭が腰が痛いので整骨院に行くからと言って、長い間、朝の時間休を取って10時頃の出勤をするから、これも非常勤講師になって時間的ゆとりを持ってまず体を直すように「アドバイス」した。(病院に行くのを午後か夕方に変更しますと言ってきた。)切れ度数C
* 二人の担当教諭が卒業アルバムに載せる写真のチェックを怠り、二人の先生の写真がないなど本校では前代未聞の大きなミスを起こし、生徒への配布遅れと新たなコスト負担を発生させたことで指導(仕事のチェックの厳しさを指導した。)切れ度数C
* ある若い教諭がメールをコピーとして私に送信してきた。よく頑張っていたので言葉を尽くして「評価し激励」したのだが、何も返信などない。廊下で会っても何も言わない。(上司から何らかの言葉があれば返信して完結するのが常識だろうと指導した。最初キョトンとしていた。その後分かったみたいだった。)切れ度数C
* あるベテランの教諭が理事長・校長を一般教員と同列にしてメールを送ってきて私が企画し主催し実行した行事にも関わらず私はその先生から「慰労され感謝された。」(それはおかしんじゃないのと言った。貴方から慰労され評価されるいわれはないと言った。今までこのことは何回も言って来たことだった。すぐ判ったみたいだった。)切れ度数B
*  ある教諭が異常と思えるくらい、放課後の時間休を取るので理由を尋ねると奥さんが運転できないのでスーパーへの買い物に付き合わないといけないからと言った。(私は家庭は大事だから、専任教諭を辞めて非常勤講師になれば授業が終わればすぐ帰れるので、そうすればスーパーの買い物の付き合いも出来るからそうしたらどうかとアドバイスした。)切れ度数B
・ 「逆鱗に触れる」というか「地雷を踏む」というか
* 「保護者からのお中元、お歳暮の類は絶対に受け取ってはならない」と2年間言い続けて来たにも関わらず、偶然ある出来事で6名の教諭が昨年末のお歳暮を保護者から受け取っていたことが判明した。一人が高校教諭で他はすべて中学校の教諭であった。「私は愕然」とし「本校教員の意識の古色蒼然さと民度の低さ」に驚いたのである。切れ度数A
* これはつい最近のことであるがあるグループ19名を慰労目的で会食を設定した時の事である。教員の生態の根本的な部分が含まれており、私の忌み嫌う現象が入っているので少し詳しく書いておこう。
“年度末になり、大きな実績を残してくれた二つのグループの責任者とそれらを統括する管理職を含め19名の教員を「難波に招待」した。ところが私の席などは空いた席でその隣は若い常勤講師であった。このグループの責任者二人と管理職の3人は固まって集まり、隅の方に据わっている。私が到着したにもかかわらず据わったままで立って迎えようともしない。60才前のもう分別のあるだろう「いい加減ええおっさん教諭」にも関わらずだ。又顧問で来て頂いている元公立中学校の2名の元校長先生などは入口近くの女性常勤講師や嘱託教諭の側に据わっておられる。大変失礼な席の配置である。そのうちの一人は今年来て頂いた新しい校長先生だ。1年経ってこの先生への遇する形もあろうものを責任者はこのような考えはないらしい。二人の校長経験者は少なくとも教職一筋38年、最後は公立中学の校長先生までやられた先生方だ。ご定年に成られて本校に来て頂いているがそれは私がお願いして来て頂いている先生方である。君らとはキャリアが違うと私は言いたいのだ。別格なのだと言うことが分かっていない。仕方なく私が席を渡り歩いてそれらの先生のお側に行ってご挨拶した。そしたらそのことさえも冷やかされたのである。又本年度でこのグループから去る先生も一人居られるにも関わらず席の配慮などもない。至ってこの3人は平気なのだ。又私が到着しても司会というか幹事は何も言わないので仕方なく一人で立って今年の総括と来年度の方針をした。そして懇談の座を盛り上げようとする私の気持ちも分からず、「今日は盛り上がっていますね」とかとにかく責任者の一人は無礼千万な事を私に連発し、終いには明日の朝はお礼に伺わなければいけませんかと発言した。大体この会はこの人間のために実施した会だ。昇進させ、部下を多くつけ、そのキックオフと思って設定した会食だ。何を考えているのかさっぱりであった。狎れているのか、なめているか、そういう感覚がないのだ。翌朝この二人を部屋に呼んで厳しく指導した。同席していた管理職にはもう何も言わなかった。この人には言っても無駄だからである。切れ度数A
(この二人は指導を受けて初めて気付いたみたいであった。意識がまったくなかったということであった。)
* 朝読書持ち時間減要求事件については「切れるを通り越したレベル」にある。郵政民営化見直し問題で変な発言をした麻生総理に対して小泉元総理が「怒るというより笑っちゃう」と言った感じに近い。従ってあえてもう書かない。切れ度数判定不能