2009年6月10日水曜日

6月10日(水)塾長様対象来年度学校入試説明会


・ 昨日の「関西大学との連携調印式」は元々「堺のロイヤルホテル」で実施する予定で予約もしていたのである。しかし河田学長先生にご挨拶に伺ったところ、「学校を見たいし・・・」と言われ、変更したものであった。ご遠慮していたのだが「断然こちらのの方が良い、ラッキー!」と、嬉々として関大キャンパスから学校にいる入試広報室長に電話し計画の修正をした。
・ それで昨日は「時間差攻撃」として、「調印式を学校」で、「リアルタイム」でこのことを伝える「塾長様への学校説明会はホテル」でと決めたのである。河田学長のご講演が11時に終了と踏み、11時30分から説明会開始と計算した。学校からホテルまでは車で15分もあれば十分行ける距離にある。
・ 従って昨日の私以下入試広報室の面々は「舞台の掛け持ち役者」みたいで「一部隊の戦線移動」を見事にやってのけたのである。当日の調印式の模様を最初は「テレビの同時中継」で映像を堺ロイヤルに居られる塾長に見て頂こうと計画したが、さすがにこれは「予算」があわなかった。
・ 代替として「プロの映像制作会社に頼んでビデオ」を撮ってもらい、それをホテルに急いで運んで会食会場の大型スクリーンに「編集前の生映像」を映して貰ったのだが、正直言えば塾の先生方はご覧になっている方はほとんど居なくて、お食事と懇談に夢中のご様子であった。
・ 「塾長様対象の学校説明会」は私立学校にとって極めて重要である。浪速クラスの学校になるとほとんどの生徒が塾の先生の指導を受けており、塾長様に学校を正確に理解して頂かないと「死活問題」にもなりかねないのである。
・ 従って私はこの「説明会を大変に重要視」しており、着任後入試広報室には予算をほぼ倍増して「人も金も注ぎ込んで」きている。しかし幾らそのようにしても「センス」が無ければ終わりだが、本校のメンバーの良さはセンスもあり、なにより「誠意」が評価されており、そこが最大の売りポイントだと私も評価している。
・ 本日は過去最高の415名近い先生方がお忙しい中、来て頂いており、会場もホテルで最も大きな部屋に急遽替えたそうだ。これだけ多くの先生に来て頂いたことだけで「目的」は達したのである。「浪速と関大の連携の事実」が一度の機会で府内の塾の関係者にお伝えすることが出来た。
・ 嬉しかったのは例年なら来ていただけそうもない超有名進学塾であるH学園の塾頭先生など初めて参加して頂いた塾もあり、これも「関大効果」であることは間違いない。とにかく私はこの説明会には何時も多くの名刺を持って行くのだが今日も「名刺交換」が頻繁で直ぐ無くなってしまった。
・ 私からは「関大連携の内容とその意義」「多聞尚学館の活用」「来年度からの土曜日の使い方」の三つをからめてお話させて頂いた。橋下改革による私学助成の削減と、公私比率の見直し問題等の話題を盛り込みながらのお話は何時も歓迎されているみたいである。
・ 1時間で全ての予定は終わり、皆さんは別の会場に移っていただき、「ビュッフェスタイルの昼食懇談会」である。このホテルは中々味が良いので有名であるが、昨日驚いたのは先生方は何方もお帰りにならず最後まで会場に居てくださったことだ。これも嬉しいことであった。
・ だから何時もは料理が沢山残って、それを教職員がお客様をお見送りした後にご相伴に与るのだが昨日はほとんど残っておらず、私は全員にホテルのレストランから「カレーライス」でも取って教職員に食べて貰うように事務長に言って学校に戻った。
・ 自分たちは食べずにお客様の接待で一生懸命働いた教職員に「残り物」と言うわけには行かない。今度から教職員には別に作って貰い、別室に取っておくようにしなさいと今朝室長にも言ったのである。
・ お客様も3年目となると顔なじみなども出来て「アー、先生久しぶりー」などと叫んだりして「同窓会みたいな雰囲気」にもなる。中には思い出せない人もいたりして、その時は「知ったようなふり」をしながらお話を合わせねばならない。
・ ある若い塾の先生とお話したら夕方には以下のようなメールが入っていた。このような人間関係もあるのである。
“浪速中学校・高等学校理事長 木村 智彦先生
お世話になっております、八尾の○○○○ゼミナールXXです。先ほどの懇親会ではお話をさせていただきありがとうございました。一昨年に私が以前勤務していた塾で社員を相手に先生がお話をしてくださったのをきっかけに「行動力の大切さ」を改めて実感し、独立に向けての後押しをしていただけたように思います。いろいろな職場で働いた中で、「ここを変えればもっといい塾になる」という考えがあちこちにあり、それを形にするために○○○○ゼミナールという塾を立ち上げ、お蔭さまで順調に生徒数を増やすことが出来ました。今日の貴校の説明会をお聞きして、「新生浪速の第二章」という言葉に非常に楽しみを覚えつつ、○○○○ゼミナールにとっても「第二章」と言える時期であり、親近感がわきました。今日せっかく木村先生とお会い出来たので、お忙しいと思いますが御礼をと思い、メールをさせていただきました。是非、一度実際に新しい浪速中学校・高等学校を体験できるようお伺いできればと思います。では、今後とも宜しくお願いします。
追記:先生と握手していただいてパワーをもらった気がします。ありがとうございました。また、貴校の紹介を当塾のホームページで掲載しようと思います。ささやかですが、ご協力できればと思いますので、原稿が出来た際はご報告させていただきます。”
・ 塾長様説明会における私のあいさつ文は「ホームページの理事長校長公式メッセージ」に広報情報委員会からアップされている。今年から勤務してくれている常勤講師のM先生が中々上手くまとめてアップしてくれている。「何しろ仕事が速い」。学校にも来るのが早い。どうも私と競争になっているみたいだ。6時45分には私は席に居るのだが彼も7時前には来ている。
・ 「関西大学広報部」はさすがだ。もう公式サイトに昨日の調印式がアップされている。時間を見ると昨日の14時18分だ。大学に戻ってすぐされたのだ。「お主、出来るな」という感じだ。しかし本校もトップページにアップしてくれていた。これも素晴らしい快挙である。
・ 入試広報室も多聞開館式から昨日まで本当に大変だったと思うが「立派にやり遂げてくれた。」合わせて広報情報委員会も「よくやってくれた」。学年主任も「良い仕事」をしている。「学校が上手く回り始めた」。「嬉しい。」こうなると体の調子も何故か良いのだ。