2009年1月20日火曜日

1月20日(火)その1:1月朝礼の日

・ 本年最初の1月「朝礼の日」。3年生がいない分「寂しく」感じる。私からは週末に実施された「大学入試センター試験」と昨日のブログの「安・近・少」について触れた。国公立,難関私立の「目指す大学」に進学するため「センター試験を標準」にするよう「」をとばしたのである。センター試験受験者を増やしていかねばならない。しかし「肝心の2年生は分かっているのかなー?」
・ 次は他県で起きた中学女子生徒の携帯電話書き込みによる「いじめによる自殺事件」について話し「いじめは絶対にあってはならない」ときつく話したのである。今浪速中学高校の入試が始まっているが「人気沸騰の学校」であり、このことに「誇りを持ち」そのような学校で学ぶ生徒として「恥ずかしくない行動」を取るよう訴えた。
・ 講話の最後には2月の中学生の「金剛山登山」計画を喋り高校生には「耐寒マラソンは中止」と伝えた。初めての中学の金剛山登山に「安全を期するため」教員を多く配置し、高校側に手が廻らないからである。とにかく冬山登山だから「用心には用心」で総力を挙げて耐寒訓練金剛山登山の成功に向けることにしたのである。
・ 高校生は「えーッ」とため息か歓声か知らないが「どよめき、ざわめき」が上がってきたので「授業のほうが良いでしょッ!」というと又「ざわめき。」だ。高校生は寒い中を5キロも10キロも「走るのは嫌」だし、そうかと言って「授業も嫌」なのである。気持ちは分かるが「ほったらかして」遊ばせるわけにはいかない。「高校生は7コマの授業」だ。
・ 朝礼の最後は「空手道と弓道が近畿大会で優勝するなど良い成績」をあげたので表彰したのである。「全国大会」に出場だ。部活動については「奨励し激励する」ことを私は念入りにしている。「スポーツ後援会」がありそこから支援金が出される。有難いことである。
・ 昨夜、「年末年始に特別講習」をしてくれた教員を道頓堀で慰労したのだが2名を除いて全員が常勤講師の先生ですべて「独身」だ。若い。朝、全員揃ってお礼を言いに来てくれたが「ニコニコしながらサッパリした良いお顔」をしていた。滅多に直接話する機会のない理事長と学校以外で初めての夕食招待の席が「まあ嬉しかった」というところだろう。
・ 全員私のブログのファンで中には「日に3回読む先生」がいた。驚いたが携帯電話で読むそうだ。まず9時過ぎ、そして寝る前の11時過ぎ、そして学校に来て朝パソコンで読むらしい。この先生は私の文章が時々刻々変わっていくのに気付いていた。
・ もう一人の先生は「私学の教員は自分で自分の給料は稼ぐのだよ」というと「大きくうなずいていた」。考えはどうも順調に出来てきているみたいだ。「変な癖が付いていない」。皆さん、仲が良くて、とにかく「本校で働くことが楽しい、嬉しい」と強調していたな。この辺のニュアンスを今朝副校長に伝えたところだ。
・ 管理職朝会、中学一次A、一次B試験の合格者の納金状況の確認。「読み通り」である。二次試験は予定通り1月23日に実施し最終決定となるがさすがだ。入試広報と中学サイドの読みがぴったり当たっている。「効率の良いクラス編成」が出来そうである。とにかく「中身が良い」。
・ クラス数は3クラスである。卒業する中学3年生が1クラスであったから2クラス増だ。これで浪速中学校は中3生から2.3.3のクラス数編成で「総計8クラスで総勢300名弱の大部隊」となった。「一人前になった」と言えるのではないか。
・ これらの生徒を「大切に、大切に」育てていかねばならない。ある保護者からお電話があった。「先生、中学一次Aで合格させて頂きました。有り難うございました」と言うものだが、このご家庭からは高校2年生、中学3年生、今度新中学1年生と「3人の子どもさん全てが本校在籍」となる。極めて珍しいケースである。
・ 4月以降中学校の「教員配置を全面的に見直す」ように副校長に指示した。「浪速中学校は戦略的学校」と位置づける。「関西大学との特別連携」の話もある。関西大学から「さすが」と言われるような「レベルの高い教員」を揃えなければならない。
・ 「中学をやりたい」と「FA宣言」してもらったらどうだろう。自ら「手を挙げてもらう」のだ。極めて重要な「新生浪速中学」が昨年からスタートしている「発展途上」だ。すべて「教師の腕」にかかっている。
・ そして「見事な腕」を見せてくれたら「優先的に専任教諭として採用」だ。中学生には若い先生が多いほうが良いかも知れない。特別手当を十分に考える必要があるかも知れない。高校と違って「中学は手がかかる」だけに考えても良いかもしれない。
・ 「担任手当」という概念もある。「時間外残業予算を増やす」か担任手当で賄うか思案のしどころである。「生徒の為」に「我が時間を犠牲」にして頑張ってくれる教員でなければならない。「持ち時間を減らせ」とかノタマウ連中などに任してはおけない。
・ 中学新一年生団の「学年主任(主任)」は副校長はもう「腹案」を有しているみたいだ。彼なら「身を粉にして」頑張ってくれるだろう。とにかく古い体質の人は寅さんの口上ではないがもう「結構、毛だらけ、猫灰だらけ」だ。
・ 教室改造に「素晴らしいアイデア」が出てきた。数学科のY教諭の提案だというが、この教員は「柔軟」だから私も及ばない「発想」をする。私も昔からアイデアの固まりと言われて来たがこれには「参った。」新校舎検討チームに人は多く居ても「結局は一人の優れた人間でアイデアは出される」と言うことだ。
・ 要は現在の「図書室を改造すれば4教室確保」できるというのである。新しい図書室は現在の新館2階の和室の「修養室に移動」するというものだ。この考えは素晴らしい。元々は修養室を教室に改造する案でいたが、これでは教室数は2クラスまでで大壁を壊したり工事が大変になりそうになったのであるが新しいアイデアでは全てが上手く行きそうである。その方向で変えることにした。新校舎建設までのしばらくの間だ。
・ 本校の「スクールバード(校鳥)のお守り木彫りの“ふくろう”が300個到着。それを入れる「紙袋」のデザインも固まった。これは良い。貰った方はお喜びになるのではないか。金剛山登山記念だ。
・ 「学校PR用のDVDビデオ原版」が出来上がった。「パソコンの達人」3名に依頼していたのが完成したのだ。実態は英語科のT教諭がやってくれたものらしい。早速試写してみた。「良く出来ている」。
・ 今までの「得スマ」テレビ、「学ナビ」テレビ、「新校歌と学校行事の紹介」「多聞尚学館」の4つのチャプターに別れて、それぞれに関係する音楽が入っている。次はこれを少し短くする必要がある。しかしこれでお客さんなどにお見せすることが出来る。映像での紹介が分かり易い。一発で分かる。言葉は不要だ。