2009年4月19日日曜日

4月19日(日)財団法人大阪国学院

・ 暑い日だった。完全に「夏の日差し」であった。まだ湿度が幾分でも低いのだろうから、まだ持ったがこれから先が大変だ。特に私みたいな体型には「暑さが応える」。冬の厳しい寒さのほうを私は好む。
・ 結局今年は「コートを一回も着なかった」。真冬でもスーツだけでしのいだ。理由は必要なかったこととコートがもう古く着るのがはばかられたからである。事務室の女性が「先生、コートは?」と聞かれたが「買いに行く暇がない」と答えたことを思い出す。
・ 3月の終わりには「掛け布団」を薄いものに取り替えたのであるがこの2,3日は寝ている間に「毛布」を跳ね飛ばしていたから今朝洗濯機にかけて洗濯した。外出先から帰宅した3時半に取り込んだのであるが「パンパン」に乾いていた。
・ 押入れに納めたのである。冬物の整理であるが、大変気持ちが良かった。「洗濯物の乾き具合」は心に影響を与えると感じた。洗濯をする女性陣の気持ちが良く理解できた。太陽で乾かすことが最も良い。「まことに有難いお天道様」である。
・ 今日は大阪府神社庁で財団法人大阪国学院が主体の「神職養成通信教育部の卒業式」と「入学式」が取り行われたのである。本校は学校法人大阪国学院、今日は財団法人大阪国学院であり、分かりやすく言えば「血を分けた親子の関係か兄弟の関係」だと思う。一度詳細に研究する積りである。
・ 明治43年に財団法人大阪国学院は文部大臣から設立を許可され、「本校は大正12年に財団法人が浪速中学校を設置出願し神道科を併設したことから歴史が始まる」。戦後学制改革で浪速高等学校と改称され今日に至る。
・ 従って本校は文科省認可の学校法人であるが財団の方は公益法人として「神職養成の通信制教育機関」であり、昭和51年に着手し昭和52年から開講したものであるから長い歴史を刻んでいる。東京の「神社本庁」の認可を受けている正規の組織である。
・ 神職になるには「皇學館大學か國學院大學」で学ぶか通信制の教育機関であるこのようなところで資格をとるかしか方法は無いのであるが、通信制と言っても2年間の学びはスクーリングはあるし神社奉仕実習とかとにかく「大変」なことで有名である。
・ 相当厳しいカリキュラムらしい。「レポート、レポート」「筆記試験」など生易しいものではないことは受講生全てが言われる。特に2年次は本当に大変らしい。即ちそう簡単に神職の資格は得られるものではないということである。
・ ここに学びにきている人は様々であるが他に仕事を持ちながらであるから大変だ。全国から来られている。1学年50名前後で神社の縁者がやはり多い。今日もあの有名な産経新聞論説委員の「石川水穂」氏と名詞を交換したが、このようなお方も来られている。
・ ここで「階位」を得れば神社をお守りしながら「祭式を斎行できる資格」を有することになる。私などは「ご奉仕」は出来るが「お祭り」を斎行することは許されていない。要は神社の宮司になることは出来ないがここの卒業生は宮司になれる資格を有したことになるのだ。
・ 今日本には「神職の資格を有しているのは約20000人おられるそうであるが神社は約80000社」あるそうで、従って全国には神職の居ないお社が如何に多いかということである。こういう人々が一つの「鎮守の森に囲まれた神社を拠点」として地域の活性化や町おこしなどに寄与できれば大きな力になるだろう。
・ 私は唯一一人の「来賓」で玉ぐし奉てん、「祝辞」が卒業式と入学式双方であり「学校法人理事長賞」も授与する役目も仰せつかっている。従ってこの日は午前9時から、午後3時まで神社庁庁長で財団法人大阪国学院理事長兼務の大阪天満宮の寺井宮司とずっと一緒だ。
・ これだけは「外せない重要な行事」で、これが済めばようやく1月以来の「私の仕事」と「学校行事が一段落」する。今年は「多聞尚学館」の用事があったから余計に忙しかったが今日で一段落である。
・ 今回で3回目の出席であるが「素晴らしい式」で私は何時も「感動」する。今日の式も大変良かった。それは「中身」が良いからで「大人の卒業式であり、入学式」である。「敬神生活の綱領」を吟じ全受講生に「受講生手帳」が授与される。
・ その1ページには「生日の足日」という言葉があり「いくひのたるひ」と読む。意味は生日とはあらゆる物事がいきいきと栄える日のことで、吉日を意味し、足日とは物事の満ち足る佳き日という意味である。
・ 毎日がそのように「生日の足日」となるように自分自身がただ念願するばかりではなくて、世のため人のために奉仕し明き清きまことを持って努力することで招来しうると教え、「自身を観照する心の鏡」として授与される大切な手帳である。「いくひのたるひ」とは何と響きの良い言葉であろうか。