新校舎建設検討チーム初会合
1.メンバー
・ 本当は「パンパカパーン、パパパ、パンパカパーン」と派手に行きたいところだが、「先行き何があるかも分からない」のでアナウンスはしていなかったが、もうボツボツ内外に明らかにしても良かろう。「遂に浪速高校は新校舎建設の具体的な検討に着手」する。
・ 本日がその「初会合」だった。「チーム長」は老練Y教諭、体育の先生だ。今度の検討は武道場、プール、部活動部屋などが一つのポイントになる。それを考え、ベテランの先生にチーム長をお願いした。彼の有する建築のセンスは分からない。若い方が良いのだが許せる範囲と考えた。調整の力量があるから皆をまとめてくれるだろう。
・ 副チーム長は二人、1人は事務のM主査だ。この人は学校の事務処理に精通しており「対業者との窓口と金庫番」だ。もう1人は若い美術のY教諭、パソコンは尋常ではない使い手、「美的センスを期待」しての抜擢だ。
・ チーム員に中堅のY教諭、国語科であり、類長だ。もう少し大きく見られる人物として当て嵌めた。大体この先生、この種のことが「お好き」だ。「好きこそものの上手なれ」という。良い仕事をしてくれるだろう。
・ それに女性教諭代表でK教諭、英語科だ。「女性の視点」でアイデアを盛り込んでくれるだろうし、教室設計などにも意見があるかもしれない。生指の部屋にこだわりがあるかも知れない。最後の1人は「最年少20台」、今年専任教諭に採用した先生だ。「フットワークの良さ」を買った。走り回ってくれるだろう。
・ 以上で6名、私を入れて「7人の侍」だ。何ッ?女性が1人いるって!そんなことは分かっている。彼女は武士道精神を有した「女サムライ」だから問題ない。新校舎検討チームは理事長直轄のチームとした。
2.建設のスケジュール
・ 平成25年創立90周年に「新校舎を仰ぎ見る」。着工ではない。要は「完成」させておかねばならない。まず今年は「発注者としての基本スペック」をまとめなければならない。20年度の仕事は「概念」と「基本仕様」の作成だ。
・ それに新築なった「他校の状況を目で確かめる」ことが必要だ。他の良いところを盗む必要がある。
・ 来年、21年度は我々の検討をベースにして、どこかの「設計事務所」に発注して「基本設計」と「発注仕様書の作成」だ。ここで「概略予算」を立てることが出来る。
・ 22年度は「ワールドテンダー」にかけて「ゼネコンを決定」しなければならない。ここが重要で「実力のある、しっかりした建設メーカー数社」に見積もり照会して「見積もり金額」を出して貰う。
・ その結果を理事会に図り最終的な「ゼネコンの決定」の運びとなる。すでに「新校舎建設は理事会の決定事項」であり、最終的に「Go !」をかけるかどうか、23年度の夏場となろう。
・ メーカーが決まれば工事着工は23年度秋口になえる公算が大だ。所管の官庁の承認手続きや近隣説明などの時間を入れても十分時間は取れる。23年の冬場から25年の春まで18ヶ月くらいあれば今日の建設技術からすると建物は立つだろう。
・ 平成25年秋、創立90周年この年の秋季例祭、浪速祭の頃に「竣工披露」だ。お祝いのパーティは難波の「スイスホテル」くらいで関係者をお招きし盛大に行いたい。夢は膨らむばかりだ。
3.新校舎建設のポイント
・今日の初会合でも強調したが「21世紀に燦然と輝くIT武装化されたシティ・スクール」でなければならない。「ダサい建物は作らない」「日本全国から見学者が殺到するような校舎」にしなければならない。
・ 重要なパラメーター
*一足制か二足制か?メンテナンス費用と美麗さ維持には二足制か?否か?
*中学校と高等学校のクラス数をどのように見るのか?将来構想との兼ね合い
*武道場の集合化 剣道場、柔道場、ボクシング、弓道場、それにプール
空手道場はどうするのか(今は体育館)
そして“武道場の外部開放” 年に2回くらい、各武道場を「外部に開放」し地域に貢献(小、中学生の囲い込み?)
*記念講堂を新設 600人規模が入る講堂の保有
*特別教室 視聴覚教室、LL教室、生物実験室、化学実験室、物理実験室
家庭科調理実習室、家庭科一般実習室等々、
*図書室と保健室 特に保健室の場所が重要 救急車が横に着けれるレイアウト
*最新鋭の職員室と各分掌の部屋、並びに各教科準備室
*地下駐車場のスペースと地下倉庫、校務員室 他
・建設にあたっては「仮校舎」を作るのか、作らない方法で行くのか?グラウンドは極力狭めないようにレイアウトを考える。工事の順序をどうすれば良いのか?授業をしながらの工事となる。
4.心構え
・本校創立以来の「一大プロジェクト」になる。検討チーム員は窓口であり、「教職員、皆で良いものを作るという意識と姿勢が重要」だ。
・予算は理事長が何とかする。既に私学財団などにも手を打っている。計画実現のためには「まず生徒募集」だ。生徒が来てくれる学校でなければならない。次に「我慢するところは我慢」だ。今日も出入りに教科書扱いの書店の女性社長が「先生、すごい人気ですね。こちらも助かっています」と喜んでおられた。このような学校であり続けなければならない。
・着任して1年、新校舎の建設を口にすることが出来るところまで来た。「感無量」だ。絶対に実現する。不退転の決意である。