1.管理職年俸通知
・ 新たに管理職に昇進した新事務長、新担当管理職の2名を加えた5名の管理職に本年度の年俸をお一人づつ、部屋に入って貰って「通知」した。本校は昨年度から管理職は「年俸制」に移行している。
・ 管理職が「組合交渉の結果の反映」を受けるのはおかしいと言う論理であるのと、「管理職は学校全体の業績について責任」がある。それをシャープに反映するには「年俸制」が良い。最もプロ野球選手の年俸制とは大違いで、それほど厳しくすると「管理職のなり手」がいなくなる。
・ 業績部分の反映を考慮したものであるが、今年は一般教諭に「我慢」して頂いており、管理職も昨年度よりは「年俸は減少」しているが「辛抱」して貰うしかない。先生の中には「副校長は年俸だから良いよね」などと、嘯く向きもあるらしいが、「トンでもない話で理事長から追いたくたれ、割りに合わない仕事」だと思うよ。
2. 専任教諭採用辞令交付
・ 4月1日付け専任教諭の採用辞令を副校長立会いで交付した。試用期間は1年、この間の「指導教諭」名も告げ、「祝意」と「激励」の言葉を述べた。
3. 新任常勤講師「着任式」
・ 午前9時30分、着任式で理事長・校長の「訓示」(事務局の言葉)というか「ご挨拶」を申し述べた。その数34名に上る。皆さん、緊張されていたが「お顔つき」は大変良く「立派な本校の先生」になっていただけそうで嬉しかった。
・ 本校の沿革からはじめ、ブログを使った「メッセージ」を使い「浪速が望む教師像」について話をした。
・ その後はみっちりスケジュールが入っている。専用パソコンを貸与し、情報委員会の先生がみっちり「イントラネットなどの説明」だ。その後教務、事務、生指などの部長が概要説明に入る。「至れり尽くせり」ではないか。
・ 特に「イントラネット」についてはここまでやっている学校はないとのことだ。恐らく本校は「校内IT」分野では最先端を走っているのではないか。少し覗いてみたが、講師の先生方パソコンについては「使いなれている感じ」で一安心だ。「まだパソコン、触ったことありませーん!」などの先生がいたらどうしようと心配していたが、これで一安心だ。
4.新校歌「我ら浪速」完成
・ 遅れていたが新校歌「我ら浪速」が完成した。「素晴らしい」。曲になるとますます良くなった。藤本義一先生作詞、大塚善章先生作曲のものだ。タイトルは私が命名し「我ら浪速」とした。しかし「請求書」が恐ろしい。
・ これで「新校歌は二つ」になった。OBの音楽家西浦達雄氏作詞作曲の「我ら浪速」と今回の「我ら浪速」の2部作が完成した。私が意識して「我ら浪速」としたものだ。例祭、浪速祭、始終業式などで披露しながら「生徒のもの」にするよう配慮していきたい。
5.新年度外国人英語講師2名
・ 派遣先のOOOから責任者が2名の外国人講師の先生を連れて校長室に。今回は「本ちゃん」の先生で、男女各1名。当初は女性ばかり2名であったが今回のようになった。
・ お1人はオーストラリアのシドニー、お1人はアメリカのボストンのご出身で、今日面接した限りではお二人とも大いに期待が持てる。英語科のT教諭を呼び、今後一切の外国人講師の「窓口」として紹介した。昨年度懲りているから今回は英語科にも喜んで貰えるだろう。契約期間は1年間。
6.私学助成削減の動き
・ 昨日から今朝にかけてテレビでは何回も報道していたが今朝の新聞には大阪日日を除いて大手5紙いずれも記事にしていない。「どうしてだろう」。恐らくまだ公式なものではないという認識なのだと思うが不可思議だ。
・ 記事によれば橋下知事が設置した改革プロジェクトチームが2008年度における財政再建案をまとめ、その金額は1100億円規模の概要について触れている。それによれば、遂に私立学校の助成に手をつけるという。テレビでも「私学助成削減」と繰り返していた。
・ 1100億円の内訳は人件費で380億円、各事業費で440億円、施設売却で280億円というもので、事業費の中にある私学助成削減は30億円から50億円と記事にはある。大変なことになった。
・ この発表に対して「知事はコメントしない」と言っているそうだが、「反発」を怖れてのことだろうが、「情けない」。まず先頭を切って説明しなければならない。私ならそうする。4月15日に改革チームとしての最終案を提示する予定と聞くが先行き「市町村、私学関係者、売却される青少年会館、移設案のワッハ上方などの反撃は覚悟しておいた方が良い。
・ 問題は人件費で府警の警察官や教員もいれた人件費削減が380億円としているが、本当にそれをやられたら私学助成の削減に大きな勢いを与えるのではないか。「私学教員の給与の削減か授業料の値上げに踏み切らざるを得ないところも出てきて」、私学経営に混迷の度を深めることが予想される。いずれにしても大阪府の動きから目が離せない。
7.入学式役務分担
・ 4月8日の入学式の段取りが固まった。新1年生の学年主任が役務分担表を持参。新人が多いため経験あるベテラン総出の体制だ。「了」とした。
・ まだ修学旅行先に困っているらしい。生徒数が多いと、こういうことにまで影響を及ぼすが「嬉しい悲鳴」ととらねばならない。少なかったら、どうするのか。修学旅行などの話しではない。継続審議だ。でも時間が潤沢にある訳ではない。
8.硬式野球部練習試合
・本校のグラウンドで行われている練習試合の様子を伺う。相手は山形城北高校。1昨日夕刻6時に山形を出発して夜行で大阪到着。昨日が金光大阪、今日が浪速、明日は桜塚高校と対戦して引き上げるらしい。「強行軍」ですね。
・本校の生徒も声を出して一生懸命、相手も一生懸命、「野球少年」は日本全国何処にもいるのだなと思う。「好きなのだなー」とも思う。こういう光景は悪くない。